2020年9月24日木曜日

10/18(日)午後 HERITAGE ~playing 齋藤徹~

playing 齋藤徹:vln喜多直毅 / vc翠川敬基 / pf黒田京子 / vo松本泰子
playing 齋藤徹:vln喜多直毅 / vc翠川敬基 / pf黒田京子 / vo松本泰子

昨年5月、惜しまれて世を去ったコントラバス奏者・齋藤徹氏。

即興演奏家としての活動の他、作曲家としても多くの名曲を遺しました。
また器楽曲ばかりではなく、現代詩人達の作品に旋律をつけた歌曲も豊富に遺しています。

今回は生前の齋藤徹氏とゆかりの深い演奏家4人が集い、氏の作品を演奏します。
オリジナルの音符ひとつひとつから感じられる作曲者の存在と共に、出演者の今を存分に反映した演奏を行いたいと思います。
この演奏会は『齋藤氏を偲ぶ』『面影を探す』というより、エバーグリーンミュージックとして齋藤徹作品を演奏するのが目的です。
そこから豊かに音楽が溢れ、自由に羽ばたく時、一方で齋藤徹作品の永遠性が確認されるに違いありません。
作品は演奏されてこそ。

出演:喜多直毅(ヴァイオリン )
   翠川敬基(チェロ)
   黒田京子(ピアノ)
   松本泰子(うた)
内容:齋藤徹オリジナル作品
   第一部:器楽作品に即興演奏を交えて
   第二部:歌曲

日時:2020年10月18日(日) 13:30開場/14:00開演
会場:公園通りクラシックス(渋谷)
   〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5
   東京山手教会B1F
   03-6310-8871
   ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷駅下車徒歩8分

料金:30名限定・予約¥3,500
   
【ご予約について】
・メールでのお申し込み:violin@nkita.net(喜多)、会場での予約受付はございません。
 メールタイトルは「10/18予約」、メール本文に「代表者氏名、人数、連絡先電話番号」を必ずご記入の上、お申し込みください。
・小学生以下のお子様はご入場頂けない場合がございます。
   
【コロナウイルス感染拡大防止への取り組み】
・コロナウイルス感染拡大防止のため、30名まで客席数を限定して開催致します。
・マスク着用のご協力をお願いいたします。
・会場入り口に消毒液を設置いたします。
・ご入場の際は非接触型体温計による体温測定にご協力下さい。
・第一部と第二部の間に換気を行います。

2020年9月8日火曜日

9/15(火)は喜多直毅シンガーソングライターライヴ@音や金時です。

この記事はヴァイオリニスト・喜多直毅としてではなく、シンガーソングライター・喜多直毅として書いています。


歌詞覚えなきゃ、覚えなきゃ、覚えなきゃ。
この前は歌詞の中の“ひつぎ”というワードを“ひつじ”と言い間違えてしまいました。
“ぎ”が“じ”になっただけで、ずいぶん可愛くなってしまう。
それと“明日誰かを刺しに行く”を“明日自分を刺しに行く”と歌ってしまった。
これではかなり意味が違います。
自分を刺したくなんかありません。

一年ちょっと続けてきたシンガーソングライターライヴですが、新しい歌の歌詞の間違いは多いけれど、古い歌は間違えなくなってきました。
歌詞が身体に入っていると気持ちが言葉に乗る。
そうすると客席にも届く。
そんなことを実感しています。

この年になってなぜ歌なんか歌い始めたのか?
ヴァイオリンだけ弾いていればよいものを。
確かにそうかも知れません。
しかし短い人生、やりたいことはやった方が得だと思っています。

人からの評価はすぐに変わる。
人から褒められた喜びはすぐに終わる。
しかし自己満足は簡単に消えず、積み重ねていくことが出来る。
それが自分の宝として残る。
だからあれこれ理由をつけずやってしまった方が良いと考えます。

それに僕は自分の作る歌に大いに自信を持っており、「これは絶対に良い」と思っています。
『不幸は嫌だ、もう沢山だ』、『あいつが悪い、世間が悪い』。
こんなことを歌っています。
自信を持って、正しいと思って、です。

総じて実像を歌にしています。
誰に伝えるでもない、癒すでも励ますでもない。
ただありのままの出来事を描写しています。
ぬくもりとか微笑みとか優しさとか、そんな言葉は使いません(逆説的には使うかも)。
そんな言葉は僕にとって余り現実的ではないからです。
そういうものは天国にはあるけれど、この世には望むべくもありません。


今度のライヴではギターの加藤崇之さんに加え、コントラバスの西嶋徹さんが参加してくれます。
前回8月に横濱エアジンで行われたライヴに西嶋さんが初参加してくれ、より濃密な音楽になりました。
濃密なものが大好きなのです。
今回もまた良い演奏になりそうです。
是非お越し下さい!

喜多直毅シンガーソングライターライヴ
喜多直毅シンガーソングライターライヴ
with 加藤崇之(gt.)and 西嶋徹(cb.)
2020年8月7日@横濱エアジン

出演:喜多直毅(歌&ヴァイオリン)
   加藤崇之(ギター)
   西嶋徹(コントラバス)
内容:喜多直毅オリジナルソング

日時:2020年9月15日(火)19:30開場/20:00開演
(開場・開演時間がいつもより30分遅くなりました。)
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020

料金:¥2,700+オーダー(飲み物)※フードの提供はございません。
予約:violin@nkita.net
※15名様限定です。お申し込みの際は《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずお書き下さい。

2020年9月7日月曜日

8/21喜多直毅クアルテットライヴのレビューがJazzTokyoに掲載されました。

皆さん、こんにちは。

8月21日に公園通りクラシックスで行われた喜多直毅クアルテットのライヴのレビューがJazzTokyoに掲載されました。
書いて下さったのはライターの伏谷佳代さんです。
お越しになれなかった方も、読んで頂ければ当日の音楽の雰囲気をご想像頂けるのではないか?と思っています。
是非お読み下さい。

この日は録音も行いましたが、聴いてみますとなかなか良い感じ。
まだミックスも行っていませんが、何らかの形で皆さんにお届けしたいと思っております。
どうぞお楽しみに!

さてクアルテットの次回のライヴは11/15(日)、成城のアトリエ第Q藝術にて行われる予定です。
ゲストとして即興ダンスの矢萩竜太郎さんをお迎えします。

◉矢萩竜太郎(ダンス)
1976年生まれ。1990年、ヴォルフガング・シュタンゲ(ロンドン在住,舞踊教育家)との出会いをきっかけにダンスを始める。2014年夏、「竜太郎10番勝負」(東京 「いずるば」にて6公演、ドイツ各地で4公演)を齋藤徹、ジャン・サスポータスと共に成功させる。この東京公演とドイツツアーの詳細を、ドキュメンター作品「ダンスとであって」(近藤真左典監督)として発表。
ライブハウス「エアジン」での定期公演、北海道、岩見沢でのアール・ブリュットフォーラムでのオープニングアクト(齋藤徹、ジャン・サスポータスと共に)2019年4月喜多カルテットライブにゲスト出演し、圧倒的なダンスで好評を博す。
2018年、2019年 それぞれ1年間の「いずるばオープンリハーサル」を経て、「いずるばフェスティバル」に出演。
2019年 DVD第2作「ぼくのからだはこういうこと」(近藤真左典監督)を発表する。
ダンスのスタイルは常に “即興”。かたちに捉われない自分自身の表現を目指し、彼の存在がその場に与えるポジティブな影響は多方面で注目されている。

竜太郎さんとは昨年4月に、初めての喜多直毅クアルテットとのコラボレーションを行いました。

喜多直毅クアルテット+矢萩竜太郎(即興ダンス)
喜多直毅クアルテット+矢萩竜太郎(即興ダンス)
Vln:喜多直毅 / B.N.:北村聡 / Pf: 三枝伸太郎 / Cb:田辺和弘
2019年4月27日@いずるば(東京都大田区)




この公演では、彼は喜多クアルテットの音楽に全く想像もしない角度から光を当ててくれました。
彼の身体に漲るエネルギーが音楽と拮抗し混じり合う。
そこに誕生した輝くような世界に僕自身とても驚き、そして感動しました。

前回ご覧になった方にも、初めての方にも是非足を運んで頂きたい公演です。
詳細は決まり次第お知らせしますが、11/15(日)をどうぞご予定下さい!

2020年9月2日水曜日

9/5(土)白鳥古丹 - カムイコタン - ー未知から白鳥は来るー 朗読とヴァイオリンで描く、極北の詩人:吉田一穂の世界。 @市立小樽文学館

明日から長浜奈津子さん(女優・朗読家)と共に“おとがたり”というユニットで北海道にまいります。
昨日はそのリハーサル。
いい感じに仕上がっています!

おとがたり:長浜奈津子(朗読)喜多直毅(ヴァイオリン) 2020年9月1日、リハーサルにて。
おとがたり:長浜奈津子(朗読)喜多直毅(ヴァイオリン)
2020年9月1日、リハーサルにて。

奈津子さんとは不定期で朗読の舞台を作っています。
最初は永井荷風のような日本的情緒に溢れた作品を取り上げていましたが、最近は石川啄木や太宰治などの歪みや毒や棘を持つ作品にも取り組んでいます。

今回の演目は
◉啄木といふ奴 A GUY CALLED TAKUBOKU - 9/3函館、9/6札幌
◉白鳥古丹 - カムイコタン ー未知から白鳥は来るー 朗読とヴァイオリンで描く、極北の詩人:吉田一穂の世界。- 9/5小樽
の二つ。

有難くも函館と札幌の啄木は満員となりました。
ご予約感謝致します。

小樽の吉田一穂はまだお席に余裕がございますので是非お越しください。

白鳥古丹 - カムイコタン -
ー未知から白鳥は来るー
朗読とヴァイオリンで描く、極北の詩人:吉田一穂の世界。

おとがたり:長浜奈津子(朗読)喜多直毅(ヴァイオリン) 白鳥古丹 - カムイコタン - ー未知から白鳥は来るー 朗読とヴァイオリンで描く、極北の詩人:吉田一穂の世界。 2020年9月5日@市立小樽文学館
おとがたり:長浜奈津子(朗読)喜多直毅(ヴァイオリン)
白鳥古丹 - カムイコタン -
ー未知から白鳥は来るー
朗読とヴァイオリンで描く、極北の詩人:吉田一穂の世界。
2020年9月5日@市立小樽文学館

あヽ麗はしい距離 つねに遠のいてゆく風景……
悲しみの彼方、母への、捜り打つ夜半の最弱音
吉田一穂  詩篇 I 海の聖母より『母』

<公演に寄せて>
望郷は珠の如きものだ。私にとって、それは生涯失せることのなきエメラルドである。
(古代緑地【海の思想】より)

詩人、吉田一穂(よしだ いっすい)は北海道上磯郡釜谷村 (木古内町)の網元の家に長男として生まれた。積丹半島の古平町は、荒磯が見え隠れする段丘海岸。変化の劇しい青が輝く海と空の下、一穂は少年時代を過ごす。大正九年、一穂が二十二歳の時「ようし!詩を書こう。一生一度の生だ、自己を悔いなく生き切るために」と誓言、以後その一生涯を詩人として生きた。一穂の詩の原点はこの「古平」にあると聞く。「白鳥古丹」はこの時空に現存しない私のふるさと、と一穂は語る。「海の聖母」始め、ここから生まれた水晶の如き詩篇の数々を、生き生きと描きだすことができたら!そして我々は詩に耳を澄ませ祈るのです。一穂の言葉が、声とヴァイオリンの音色と共に「白鳥」の姿となり、未知から現れることを。内部の花を、開かねばならぬと。

出演:おとがたり
   長浜奈津子(朗読)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
内容:詩集「海の聖母」「未来者」、幻想童話集「海の人形」他

日時:2020年9月5日(土) 18時30分 開場/19時 開演
会場:市立小樽文学館
所在地:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目9-5 TEL/FAX 0134-32-2388
入場料:前売り¥1,500 当日¥2,000
ご予約・お問い合わせ 090-3339-1281(長浜)
nappy_malena@yahoo.co.jp (長浜) violin@nkita.net (喜多)
*件名に「おとがたり予約」、メール本文に《9/5小樽公演》《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずご記入の上、お申し込み下さい。

前に一穂は読んだことはありましたが、今回ほどその魅力を感じたことはありません。
作品を選んだのは奈津子さんです。
そのセレクションが良かったのかも。
一般的に一穂は詩人として認知されていますが、僕は彼の短歌にも大変心惹かれます。

水底の 静かなるかも一点の ノスタルヂアは 魚のごとくも
たゞひとり 酒くむことのさびしさに 馴れて深夜の酔いきどほろし
血痰を 口にふくみて枕辺の 原稿紙などさぐる夜半かな

これらも今回の台本に散りばめてあります。

そして今回取り上げる『マクベス夫人』は退廃美に満ちて、人間の業や欲望の渦巻く饗宴に招かれたよう。
もちろんこの作品も台本に入っています。

他に、詩や童話も入れて、約一時間の朗読に仕上げてあります。

朗読とヴァイオリンという形で一穂を取り上げるのは多分史上初だと思うのですが(?)、地元小樽で一穂を研究していらっしゃる方々もお越しになるようです。
嬉しい!

直前のご案内となりましたが、是非是非お越し頂ければ幸いです。
地元の方はもちろん、それ以外の地域にお住まいの方もお越しください!

2020年9月1日火曜日

先日8/21の喜多直毅クアルテット公演について。そして次回11/15(with矢萩竜太郎)について。

喜多直毅クアルテット: 喜多直毅(作曲とヴァイオリン)、北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)、田辺和弘(コントラバス) 2020年8月21日@渋谷・公園通りクラシックスにて
喜多直毅クアルテット:
喜多直毅(作曲とヴァイオリン)、北村聡(バンドネオン)
三枝伸太郎(ピアノ)、田辺和弘(コントラバス)
2020年8月21日@渋谷・公園通りクラシックスにて

先日8/21の喜多直毅クアルテットライヴ、お越し頂きまして誠に有難うございます!
(本番当日から間があいてごめんなさい!)

当日のセットリスト。

1. 泥の川〜熱病のテーマ
2. 焦土
3. 孤独
4. 疾走歌
5. さすらい人
6. 厳父

録音のためエアコンを切った状態での演奏だったため、会場内が大変暑くなってしまいました。
今後はリスニング環境というものにも十分気を配りつつライヴを行いたいと思います。
実はこれ、演奏する側にとっても大変厳しい環境でした。
暑さで頭がボーッとしながらの演奏。
そして結成して10年来、一時間の切れ間ない演奏によって緊迫感とドラマを作ることをモットーとして来たのが、先日のライヴは暑さで止むを得ず休憩を入れたことが悔やまれます。
そのおかげで結果的には誰も熱中症にならずに済んだのですが…。
それと頭はボーッとしていても、練習を重ねた身体は案外演奏を覚えているものだとも分かりました。

今、当日の録音を聴いているのですが、これがなかなか良い!
多少のミスはありながらも、緊張感と集中に満ち、例えば僕が音楽で描きたいもの・『死』に肉薄するトラックが幾つか生まれたのが嬉しいです。
目的を果たせた、そんなことを録音を聴いて感じています。

当日は録音の他に録画も行いました。
これは何らかの形で皆さんにお届けしたいと思っています。
先日、林正樹さんが企画した生配信ライヴ(10組の出演者で10時間!)に参加させて頂いた時、初めて喜多直毅クアルテットをご覧になった方からの反響がたくさんあったそうです。
今回もこれから制作する演奏動画をご覧頂けますと幸いです。
少々お待ちください。

さて次回の喜多クアルテットのライヴは11/15(日)、即興ダンスの矢萩竜太郎さんをゲストにおむかえしてお届けします。
会場は成城のアトリエ第Q藝術。

実は竜太郎さんとは昨年一度共演しており、その時大変素晴らしいパフォーマンスになりました。
今回は会場が異なりますので、きっと違ったダンス&演奏が生まれると思います。
前回の公演の動画をシェア致しますので是非ご覧ください。




【矢萩竜太郎さんプロフィール】
1976年生まれ。1990年、ヴォルフガング・シュタンゲ(ロンドン在住,舞踊教育家)との出会いをきっかけにダンスを始める。2014年夏、「竜太郎10番勝負」(東京 「いずるば」にて6公演、ドイツ各地で4公演)を齋藤徹、ジャン・サスポータスと共に成功させる。この東京公演とドイツツアーの詳細を、ドキュメンター作品「ダンスとであって」(近藤真左典監督)として発表。
ライブハウス「エアジン」での定期公演、北海道、岩見沢でのアール・ブリュットフォーラムでのオープニングアクト(齋藤徹、ジャン・サスポータスと共に)2019年4月喜多カルテットライブにゲスト出演し、圧倒的なダンスで好評を博す。
2018年、2019年 それぞれ1年間の「いずるばオープンリハーサル」を経て、「いずるばフェスティバル」に出演。
2019年 DVD第2作「ぼくのからだはこういうこと」(近藤真左典監督)を発表する。
ダンスのスタイルは常に “即興”。かたちに捉われない自分自身の表現を目指し、彼の存在がその場に与えるポジティブな影響は多方面で注目されている。

公演の詳細につきましてはまたのちほど。
では宜しくお願いします!