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8/25今週金曜日は雑司ヶ谷でレオナルド・ブラーボさんとタンゴライヴ。

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これまでこのデュオでは、ピアソラがフルートとギターのために作曲した『タンゴの歴史』や比較的ストレートな編曲を施した古典タンゴの名曲を演奏してきました。 タンゴは演奏自体はもちろんのこと、編曲を楽しむ音楽でもあります。 ということで、僕もこのデュオのために少しずつ新しい編曲をしています。 しかしギターアレンジはそう簡単ではない! まず僕はギターが弾けません。 弾けるコードはC、F、G、Am、Dm、Em…くらい。 フォークソングならなんとかなるかも。 タンゴは無理です、もっと難しいコードが出てくるから。 まず頭の中に鳴っている音(コード)を実際に自分のギターで弾いてみるわけですが、まず指をどのフレットに置いたら良いか確認しながら弾いています。 押さえる場所を確認して一音鳴らして書き、また押さえる場所を確認して一音鳴らして書き…、ということを何度も繰り返していて物凄い時間がかかる! しかしギターの音って本当に素晴らしい。 鳴らした音がギターのボディに共鳴して、それが身体にまで響いてくる。 編曲していて実に気持ちが良い。 これを味わうためにわざわざ慣れないギターを弾いて楽譜を作っているのかも知れません。 でももう少し早く書けるようにもなりたいもんだ。 今週金曜日のライヴでは新しい編曲も披露できると思います。 ブラーボさんが素晴らしい音色で弾いてくれるはず 皆さん、ぜひお越しください。 出演:喜多直毅(ヴァイオリン)    レオナルド・ブラーボ(ギター) 内容:アストル・ピアソラ作品、古典タンゴ、etc. 日時:2023年8月25日(金)19:00開場/19:30開演 会場: 雑司が谷TANGO BAR エル・チョクロ    〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-2-8    090-7739-0777 料金:¥4,000 学生(29歳まで):¥3,000 小中学生:¥2,000 予約・問合せ:エル・チョクロ    090-7739-0777/ info@el-choclo.com

明日8/6(日)はおとがたり朗読公演『雪解』永井荷風

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2023年8月5日 おとがたり公演『雪解』永井荷風リハーサル @六本木ストライプスペース 女優・長浜奈津子さんとの朗読ユニット“おとがたり”ではこれまでいろいろな作品を取り上げてきました。 僕の役割は各作品に現れる情景や登場人物の気持ちなどをヴァイオリンによって表現すること。 これまでの作品では坂口安吾の『桜の森の満開の下』と『夜長姫と耳男』が一番自分の音楽とマッチすると感じました。 二作品とも、美しさと妖しさを併せ持つ魔性の女が中心人物として登場します。 女の透き通る笑顔の中に秘められた残酷さや狂気は、ヴァイオリンという楽器の持つ魔力にも繋がるような気がして、大いにインスピレーションを掻き立てられました。 そしてオリジナル台本による『啄木といふやつ ~A Guy called Takuboku~』も、自然に音楽が聴こえてくる作品でした。 聴こえてきたものが即演奏になる。 そんな具合。 おとがたり『啄木といふやつ ~A Guy called Takuboku~』 2019年4月14日@四谷三丁目・茶会記 さて今回お届けする『雪解』。 この作品にも聴こえてくる音楽があります。 それは淡く、儚く、微睡のようにぼんやりとしたものです。 まるで障子の向こうで揺れる気配のように、はっきりとはしない。 …とイメージを広げているのですが、本番はいかに? 奈津子さんの朗読との呼吸もありますので、いろいろな変化が起きるに違いありません。 明日8/6(日)はぜひ六本木へお越しください! おとがたり朗読ライブ「雪解」永井荷風 ー 作品紹介 ー お照はそれにしても不人情なこの親爺にどういうわけで酒を飲ませてくれたのであろう。(本文より) 目に鮮やかに浮かぶ、大正期の人々の暮らし、街々の風景。再会した初老の父と娘の物語を、情緒豊かに描いた荷風短編小説。 出演:おとがたり    長浜奈津子(朗読)    喜多直毅(ヴァイオリン) 内容:朗読とヴァイオリン演奏による『雪解』永井荷風 日時:2023年8月6日(日) 開場15:30/開演16:00 会場: 六本木ストライプスペース    〒106-0032東京都港区六本木5-10-33 ストライプハウスビル Mフロア    Tel:03-3405-8108 Fax:03-3403-6354   ※六本木駅 3番出口より徒歩4分 料金:予約¥3,50