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帰国後のライヴ:6/3喜多直毅&黒田京子デュオ@雑司ヶ谷TangoBarエル・チョクロ、6/6齋藤徹+喜多直毅デュオ@上尾BarberFuji

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明後日、やっと帰国します! 4/1から約二ヶ月間…、本当に長い滞在でした。 その間、色々な方々と演奏&パフォーマンスをし、実に多くを学ぶことが出来ました。 今までの自分の考え方(音楽の事だけじゃなく)を反省したり、先行く演奏家から新しいヒントを得たり。 久々に欧州の風に自分を晒すことによって、見えなかったもの見え、聞こえなかったものが聞こえた様に思います。 そしていつもとは違う環境での演奏とプロジェクト参加を通し、様々な角度から自分の音楽を検証する事が出来ました。 これらを是非ともこれからの演奏活動に活かして行きたいと思います。 そして今回は本当に多くの方に支えられて旅を続けることができました。 (御世話頂いた全員のお名前を書いたら、まるで長編映画のエンディングロールの様になるでしょう!) 全ての方々に感謝したいと思います。 皆さん、有難うございました! そしてこのツアーに誘って下さった齋藤徹さん(コントラバス)にも心からお礼を申し上げます。 本当に良い経験をさせて頂きました! 有難うございます! それにしてもヴァイオリン属による即興演奏、実に奥が深い。 ヨーロッパの演奏家達によるプレイは『そこまでやるか!』と言う驚きを与えてくれました。 次から次へと繰り出される聞いたことのないサウンド。 それらは美術や身体性との深い関わりから生み出されるものだったりしました。 僕がそう言った考え方や動機をもとに演奏出来るかどうか、良〜く考えて行く必要がありそう。 ただ真似するだけではなくて、もっと深いところから溢れるものに耳を澄まさなければ単なるコピーになってしまいます。 それと、言わば即興の巨匠との演奏でかなり危うい状態に陥ったことも認めなければなりません。 身体性の満足やヴァーチュオーシティでは到達出来ない深い深い音楽の淵・クレバスを垣間見て、ゾッとした瞬間が幾度かありました。 でもこれも一つのステップ。 更に精進していきたいと思います! さて帰国後に予定されているライヴですが、実は余り宣伝が出来ていません(泣き言)。 なので、皆さんには是非お越し頂けるよう平身低頭お願い申し上げます! 特に黒田京子さん(pf)と雑司ヶ谷のエル・チョクロで行う金曜昼間のライヴ!(6/3・14:00開場15:00開演)