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演奏後記:2015年9月5日『ねじ10』森田志保(dance)齋藤徹(contrabass)喜多直毅(violin)Diego Gomez(cant)@京都芸術センター

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すみだ水族館ではアシカのプールを下から見上げることが出来ます。 ※写真上部に写っている子供さんは偶然写り込んだ人です。 ここのアシカは大きな声で吠えるのですが、それがまるで酔っぱらいが吐いているような声! しかも何頭もいる! ということで、水族館中にこの吐き声が響き渡っていました。 2015年9月5日 ねじ10 京都芸術センター 森田志保(フラメンコ舞踏) 齋藤徹(コントラバス) 喜多直毅(ヴァイオリン) Diego Gomez(カンテ) 演奏後記と言っても主に写真のアップです。 特にこの公演では雰囲気のある写真を撮ってもらえたので、是非皆さんにもご覧頂きたいと思いました。 会場は古い学校を改造した建物。 今ではコンサートや展示など、様々な目的に使われています。 主にアート系イベント。 京都芸術センター 中にはレトロな雰囲気の喫茶店もある! パフォーマンスが行われたのは元・体育館です。 見て下さい、椅子を照らすこの美しいスポット! こんな照明でヴァイオリン・ソロをしてみたい! 以下はパフォーマンスの様子です。 齋藤徹(コントラバス)Diego Gomez(カンテ)森田志保(ダンス)喜多直毅(ヴァイオリン) Diegoさんの声、美しい! この様なカンテは聴いたことがありません! 僕を除く三人の姿勢が面白い! 三人のシーンもありました。 こんなシーンも…。 フィナーレ! 床に落ちているのはパフォーマンスの最後にばら撒かれたビー玉。まるで星屑のように見えました…。 これがそのビー玉です。 とにかく素晴らしいパフォーマンス! 是非東京でも行いたいパフォーマンスですが現在予定はありません…。 残念! 森田志保さんは伝統的なスタイルにのっとったフラメンコ舞踏も行ってらっしゃいますが、こうしたユニークでオリジナリティ溢れるパフォーマンスにも力を注いでいらっしゃいます。 皆さんにも是非ご注目頂きたいと思います! ※1枚目、2枚目、8枚目の写真以外はAntonio Pérezさんによって撮影されました。

2015年10月4日(日)喜多直毅無伴奏ヴァイオリン演奏会 14:30開場 15:00開演 @木内ギャラリー(市川)

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フライヤーデザイン:山田真介 10月4日は市川の木内ギャラリーにてヴァイオリン独奏のコンサートを行います。 休憩を挟み、20~30分程度の演奏を二回予定しています。 前半は完全即興演奏。 現在、自分がヴァイオリンという楽器に感じるものをダイレクトにお伝えしたいと思います。 様々な音色、質感、時間軸で、空間に放つ様に演奏が出来たらと思っています。 それは風景のようなものだったり、手で触れるようなものだったり、或いは膨張と収縮を繰り返す時間だったり…。 または音の舞踏かも知れません。 僕は様々な音楽を演奏していますが、今回のような独奏による即興演奏は音楽の元素の様なものです。 音楽の誕生のずっとずっと前まで遡って行き、そこで出会う原始的なものと言って良いかもしれません。 僕にとって即興演奏をする時のヴァイオリンは楽器でありながら、祭祀の道具、子供の玩具、身体性を感じる為の物体、時計だったりする。 別に奇妙奇天烈な特殊奏法を行うのではなく(少しはしますが)、それよりも色々な音楽の有り方を様々な角度から見つめてみたいという演奏です。 お客さまにも僕にも、色々な発見の機会になれば嬉しく思います。 ここに今年5月に行った即興演奏の動画を載せます。 この動画では実は上に書いた事と少し異なる気持ちで演奏していますが、何処かでこんなシーンが現れるかも知れません…。 そして休憩を挟んで、第二部は楽曲を演奏します。 まずピアソラのタンゴエチュードから一曲。 そして古典タンゴの曲をモチーフに即興演奏を行います。 まだどの曲をモチーフにするか選んでいないのですが、何か楽しい曲を探したいと思います。 最後はバッハのシャコンヌです。 参考として色々なヴァイオリニストのシャコンヌを聴いていますが、巨匠クラスの演奏はどれも素晴らしい。 基本的に単旋律楽器であるヴァイオリン一本でポリフォニー音楽を奏でるのがこの曲の面白いところです。 ※残響の長い演奏会場ほど、このポリフォニー効果を出しやすい。 曲の箇所によりますが、見事な演奏では本当にソプラノ・アルト・テノール・バスの四声部がハッキリと分かれて聴こえます。 しかし色々聴いた中でやはり心に大きく位置を占めるのがジョルジュ・エネスコの演奏です。 ※シャコンヌは13:4

9月25日(金)喜多直毅&黒田京子デュオ@中野SweetRain/9月29日(火)vln:喜多直毅+gt:助川太郎@大泉学園インエフ

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黒田京子(ピアノ)、喜多直毅(ヴァイオリン) 東京に戻って早々ですが、25日(金)は黒田京子さん(pf)とのデュオ。 会場はカジュアルな中野のジャズバー・SweetRainです。 今回のライヴではツアー中に演奏した新曲と最近演奏していなかったオリジナル楽曲をお届けできたらと思います。 長く活動を続けているデュオですが、昨年アルバムをリリースして以来、方向性や世界観がクリアになって来ています。 そのおかげか、ツアー先でも大変好評を頂きました。 しかし! これからもきっと変化していくに違いありません。 皆さんには末永く聴いて頂きたいデュオです! 金曜日は中野・SweetRainへ!(ここは食事も美味いぞ!) ◉2015年9月25日(金)18:00開場 20:00開演 出演:喜多直毅(violin)黒田京子(piano) 会場: Sweet Rain (中野)    東京都中野区中野5-46-5 岡田ビルB1    03-6454-0817 料金:2,500円+オーダー ご予約・お問い合わせ:    03-6454-0817     jazzsweetrain@cap.ocn.ne.jp そして! 9/29(火)はブラジルギター界の貴公子・助川太郎さんとデュオ。 初共演! ※貴公子とは僕が勝手に呼んでいるだけです。 喜多直毅(ヴァイオリン)、助川太郎(ギター) 先日リハーサルをしましたが、助川さんの用意して下さったブラジル音楽と僕が用意したラテン音楽を演奏する予定です。 助川さんは口琴も得意とのこと! おおお、すげえ! とは言えリハーサルでは登場しませんでした…。 本番では演奏して下さいますように! プロフィールを拝見したところ、助川さんは1973年生まれ。 え、こんなに歳が近かったの!?(僕は1972年生まれ) 最近、同世代のミュージシャンと共演することが無かったのでホント嬉しいっす! (歳が離れているから嫌だということではありません、念のため。) ‘72年か’73年生まれのお客さんの為に割引サービスとか作ろうかなぁ…。 演奏曲もその世代が喜ぶものを選んだりとか。 いえいえ、どんな方にも楽しんで頂けるようなライヴにしたいと思います! ということで、9/29(火)は大泉

2015年11月1日(日)昼夜二回公演(入れ替え制):喜多直毅クアルテット『峻嶺』〜沈黙と咆哮の音楽ドラマ〜

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フライヤーデザイン:山田真介 11/1は年内最後の喜多直毅クアルテット…。 今回は昼と夜、入れ替え制の公演を行います。 曲目は完全に別のものに致します。 このグループを結成した当初は、ヴァイオリンが映える様なアルゼンチン・タンゴのスタンダードをやろうと思っていました。 でもいざ編曲に取り掛かろうと五線紙に向かっても何だか筆が進みませんでした。 “El Ultimo Cafe”、“Uno”、“El Dia Que Me Quieras”、etc、そんな曲をロマンティックに弾こうと思っていたのですが…。 直感したのは『自分が本当にやりたいのはこれじゃない!』って事。 やっぱりオリジナル曲で勝負したいと思いました。 しかも出来るだけピアソラや伝統的なタンゴに使われる常套句や型に頼らず、自分が今までの音楽経験で学んできたもの(タンゴ以外も含む)を目いっぱい活かして音楽を作ってみたいと思いました。 ※プグリエーセのジュンバのリズムだけは拝借しています、大好きだから。 けれどタンゴの持つ精神的な側面は堅持しようと思いました。 何故ならその側面にこそ共感が有り、僕はタンゴと繋がっているから。 前に月刊ラティーナでクアルテットのアルバムを記事にして頂いた時、インタビュアーの鈴木一哉さんが『狂気、葛藤、情感、美しさ』と言う言葉を使って下さいました。 そして同じ記事でバンドネオンの北村聡君が『悲しみ、憂い、暴力性、郷愁』と言う単語でこの音楽を言い表してくれました。 こうしたタンゴの持つ内面性は失いたくない、と言うか、失うはずがない。 失ってしまったら僕は僕自身でなくなる…、そうとまで思いました。 勿論、こうした内面的なものがあるからこそ、“表れ”としてタンゴに良くあるあのフレーズ、コード進行、リズムなわけです。 しかしこれら伝統的なタンゴの様式やピアソラ的なフレーズよりも、“表れ”としては僕のオリジナリティを優先的に打ち出したいと思いました。 そんな風に考えてこのグループの音楽作りを始めて今に至ります。 以前、とても嬉しいことがありました。 あるご高齢のタンゴファンの方にお会いして食事をご馳走になりました。 その方は伝統工芸の職人さんです。 頑固一徹、誇りを持って仕事をして来られた方です。 そんな自分の生き様をタン

喜多直毅&黒田京子デュオ北海道ツアー:釧路・福島医院コンサートホールUrari、そしてまとめ

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撮影:松本哲也 釧路の会場は福島医院という病院のロビー。 コンサートホールやリハーサルスタジオとして毎日のように使われています。 ちゃんとUrariと言う名前も付いている。 コンクリート打ちっ放し、高い吹き抜きの天井と来れば弦楽器にピッタリの音環境です。 長い残響が気持ち良くて『ここが自宅ならもっと練習するだろうなぁ』なんて思いました。 おおお!残響が気持ち良いぜ! 撮影:松本哲也 今回は黒田さんがずっと親しくしているピアノ調律師の渡辺聡也さんが主催して下さいました。 勿論、会場のグランドのピアノの整調もバッチリ。 ヴァイオリニストの僕だって良い音のピアノと共に演奏したいのです。 東北ツアーでお世話になった只野さんや名古屋の三ヶ田さんもそうですが、調律師が演奏会の主催をして下さるとピアノがベストコンディションに保たれます。 そうすると黒田さんも気持ちよく演奏出来る。 それが僕にも良い影響をもたらす。 この様にピアノ調律師の仕事はヴァイオリニストにも関係しているのでした。 実際、渡辺さんの真剣さは半端ない! より良いサウンドを作り、ピアニストに思う存分弾いてもらう、実力を発揮してもらう。 そこに向けて一生懸命に仕事をしているのです。 調律師に限らず僕が普段お世話になっている松本弦楽器の親方もそう。 こうした方々のおかげで我々演奏家は音楽を奏でられるのですね。 有難いことです! もうお一人、松本哲也さんにも大変お世話になりました! フライヤーデザインから宣伝、写真撮影等々。 松本さんは他のジャズミュージシャンが釧路を訪れる時、必ずと言って良いほど関わっていらっしゃいます。 勿論釧路市内で活動する音楽家達ともお知り合いで、今回の演奏会にも地元で活動しているジャズミュージシャンに声をかけてくださいました。 それと これ 、松本さんがお土産に下さいました! シャアザクのツノを押すとモノアイからビーム発射! 壁に時刻を映し出すぞ! 松本さん、あざーっす! モノアイが壁に時計を映し出します! うおおおお! 何てカッコいいんだ! 自分の部屋がシャアの私室になったみたい! 演奏は最終日と言うこともあり、かなりフリーダ

喜多直毅&黒田京子デュオ北海道ツアー:演奏後記番外編・オフの日の過ごし方

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オフの日! せっかく遠く北海道まで来たんだからやっぱり観光もしたいですよね! まずはモケラモケラの板谷夫妻に有名な旭山動物園に連れて行って頂きました。 ここは北極熊やアザラシ、カバなどの展示方法が面白い。 例えばシロクマ。 ガラス一枚隔てた目の前はシロクマのプール。 そこにクマがダイブして来るのが見れらます。 目の前に迫り来るシロクマ、大迫力!!! すなわちクマは人間を餌だと思って捕まえに来るわけです。 しかし残念ながらこの日のシロクマ達は大人しく、襲われる恐怖は味わえませんでした。 うーん、人間側にアザラシとかトドみたいな人がいたらクマもやる気になってくれたかも知れません。 他にはアザラシの目線でシロクマを見ることが出来る展示も。 行列が出来るほどの大人気でした! こうして考えると、人は恐怖を味わえる展示ほど喜ぶような気がします。 ただクマが檻の中を歩き回っているだけじゃこんなに人気は出ないですよね。 他には縦に設置された筒のような水槽をアザラシが上下に泳いでいくのを見ることが出来ました。 頭上がプールになっていて泳ぐカバを下から見られるとか。 なるほどこれは面白い。 カバは尻尾をプロペラのように振り回しながら糞をして周りに飛び散らせていました。 見ている人は皆んな喜んでいました。 恐怖の他に、汚いものにも人は狂喜するのかも知れません。 ここでは普通の動物園では見られない動物の姿を間近に見ることが出来る。 旭川の旭山動物園、オススメです! 黒田さんも美しいフラミンゴを見てご機嫌! 翌日は釧路から一時間ちょっとの霧多布湿原へ。 実はこの霧多布(正確には浜名町)は、あのルパン三世を生んだモンキーパンチ先生の生まれ故郷! 街中にはルパン三世のバスが走っていたり温泉施設にはグッズを売っていたり! 楽しいーーーーー! 勿論駅にはルパンが立っていて我々を出迎えてくれます。 盛り場にはルパンに登場するキャラが営む酒場が…。 不二子ちゃんのパブ、行ってみたい! 次元のバーではハードボイルドな俺を演じるぜ。 霧多布は湿原で有名。 泊まったペンションのご主人がガイドツアーをしてくれました。 釧路湿原に比べて面積は小さいものの、まだまだ自然が残っています。 遠くに鶴が立っていたりして北海道に来たって感じ。 岬にも行ってみました。 風に乗って運ばれてくる潮の香り。 良いなぁ、海…。 写真

喜多直毅&黒田京子デュオ北海道ツアー:旭川・モケラモケラ

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札幌から旭川へ移動。 車中ではずっと事務仕事です。 本当は車窓から風景を眺め、しかもiPhoneで松山千春や『北の国から』のサントラを聴きたかった…。 北海道気分を満喫する余裕もなく、相変わらず東京を引きずっている僕でした。 今日は旭川のアートスペース・Mokera Mokeraさんで演奏。 凄くお洒落な雰囲気です。 こちらでは普段はカフェ営業の他、コンサートや美術の作品展などが行われています。 お馴染み・齋藤徹さん(コントラバス)やJean Sasportesさん(ダンス)もこちらの常連(出演者として)。 そもそもオーナーの板谷さんご一家が徹さんの大ファン。 そして演奏やパフォーマンスを行う上で“場”と言うものをとても大事にする徹さんが愛する空間。 と言うわけで、僕にとっても間違いのない演奏会場なのでした。 実は今回は一昨年に続き2度目の出演です。 黒田さんのピアノは奥様の峰子さんの大のお気に入り。 今日も黒田さんに気持ち良く演奏してもらえるよう、素晴らしい調律師さんを呼んで下さっていました。 それとこちらに集まるスタッフもお客様も素晴らしいのです! とにかく美術や音楽に触れるのが大好きな方ばかり! ほとんどが女性ですが、皆んなでモケラモケラを盛り立てている雰囲気が感じられます。 イベントの時は率先して手伝いをしてくれたり料理や果物やお菓子を持ち寄って、凄く楽しそうなのです。 良い雰囲気だなぁ。 実は一昨年にこちらで演奏した時、彫刻家の女性がいらしていて我々の演奏をとても気に入って下さいました。 これだけで十分に嬉しいのですが、なんと翌朝我々の演奏を基に思い浮かんだストーリーと絵を一枚の作品にして届けて下さったのです! 最高に嬉しかったなぁ…。 この場を借りてもう一度お礼を申し上げます! こんなふうにモケラモケラはオーナーの板谷さんご夫妻とスタッフ、お客様の三者が揃って素晴らしい空間を作り上げていると思います。 そしてこの場に魅かれて演奏家や舞踏家、美術作家が集まるのではないでしょうか。 旭川にお越しになる事があれば、是非皆さんにも訪れて欲しいと思います。 さて今日は初めて我々の演奏を聴いてくださる方の割合が高く、僕は少し緊張。 でもプログラムが進むうちにリラックスしてどんどん身体が動き、いつものパフォーマンスになりました。 今回のツアーではチリのシンガーソングラ

喜多直毅&黒田京子デュオ北海道ツアー:札幌・Coo(くう)

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昨夜は札幌のCoo(くう)にてライヴでした。 今回も地元の調律師さんであり、東京から札幌を訪れる多くのミュージシャンのライヴのオーガナイズを一手に引き受ける沼山さんのご協力を頂きました(有難うございます!)。 地元のコミュニティFMで紹介・宣伝をして下さったおかげで、今回のライヴの動員は今までで最多人数でした。 あおい千馬さん、大前光弘さん、鶴来さん、本当に本当に感謝します! そして前回(二年前)に我々の演奏を聴いて再びお越しくださった方もいらっしゃいました。 実に嬉しいです! 今度はお友達を誘って来てくださった方もいらっしゃいました。 こうして我々の音楽が多くの方に伝わり、広がって行く…。 それはひとえに皆さんのご協力のおかげです。 心よりお礼を申し上げます。 次回もどうぞまた聴きにお越し下さい!!! またTwitterやFacebookでこのブログをシェアして拡散して下さったり、感想を書いて下さった方もいらっしゃいます。 有難うございます! ちゃんと読んでますよ! さて昨夜の演奏ではまた新しい曲を演奏。 段々育ってきたぞ! このツアー中にもっと良くなるに違いありません。 ステージから、お客様の顔がほころぶのが見えて嬉しいなぁ。 僕がこちらのお店に初めて出演させて頂いたのはサルガヴォと言うプログレ・タンゴバンドでした。 昨夜も当時のライヴをご覧になったお客様がいらして下さいました。 サルガヴォは黒田さんとの音楽とは全くタイプが違うし、正直、気に入ってもらえるかなぁ…と不安だったのですが帰りにはCDも買って下さいました。 音楽活動を続けているとジャンルの問題にぶつかる事があります。 プロフィールに『ジャンルの違いを超えて活躍中』と書く事がありますが、これって実は我々演奏家側が売りにしているだけであって、『超えないで!』と思っている方が案外多い。 例えば『タンゴだけ聴きたい』とおっしゃる方も多いのです(それはそれで評価されているって事で嬉しいのですが)。 でもどんなジャンルだろうが、とにかく聴きに来てくださる方も少なからずいらっしゃる。 こういう方々の存在は大変嬉しいですね〜。 例えば僕のヴァイオリン独奏に