2016年7月13日水曜日

8月20日&21日喜多直毅クアルテット2days『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~/ヴァイオリン独奏ライヴの演奏後記

2016年8月20日&21日 喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ vln:喜多直毅、bandoneon:北村聡、pf:三枝伸太郎、cb:田辺和弘
2016年8月20日&21日
喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
vln:喜多直毅、bandoneon:北村聡、pf:三枝伸太郎、cb:田辺和弘
フライヤーデザイン:山田真介

3/31に行ったリサイタルから約5ヶ月ぶりの喜多直毅クアルテット。
前回の公演では多くの方にお越し頂いて本当に嬉しかったです!
有難うございました!

僕は他にも色々な演奏に参加させて頂いていますが、このグループでは自分が作曲した音楽のみを演奏しています。
毎回、必ず一曲は書き下ろし。
二日間公演の場合はそれぞれ一曲ずつ、計2曲。
これは怠惰な自分に課している事でもあるのですが、でもピアノに向かってしこしこ音符を五線紙に書き込んでいく…と言う作業は実は好きです。
インドア派。

ウチは普通のマンションで防音もありません。
なので音量調節が出来てヘッドフォンも使えるエレピで作曲をします。
でもやっぱりグランドピアノが欲しいなぁ(そもそもスペースがなくて置けないけど)。
グランドピアノがあったらもっと創造的になれるのではないかと思うんだけど。
だってエレピとは音が全く違う。
一音鍵盤を叩いただけで豊かに鳴りますよ。
想像力が翼を得て飛び立つが如く…。

という事で、いつかグランドピアノを買って、宮殿に住むのが夢です。
そう!願っていればいつか必ず夢は叶うのです!
そのうち皆さんには重厚なベーゼンドルファーで作った作品をお聴かせ出来る事でしょう!

で、済みませんが今回もエレピで作った曲です。
でも頑張って書きますので皆さんどうぞお越し下さい!

喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~

◉出演:喜多直毅クアルテット
   喜多直毅(音楽とヴァイオリン)
   北村聡(バンドネオン)
   三枝伸太郎(ピアノ)
   田辺和弘(コントラバス)

◉日時:2016年8月20日(土)/8月21日(日)
   14時30分開場 15時00分開演(両日とも)
   ※20日、21日ではそれぞれ異なる曲目を演奏いたします。

◉会場:公園通りクラシックス(渋谷)
   〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5
   東京山手教会B1F
   ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷駅下車徒歩8分
   地図

◉料金
・どちらか一日分のご予約 ¥4,000
・二日連続予約 ¥7,000(8月20日のご来場時に¥4,000、翌8月21日に¥3,000を申し受けます。)
・当日(両日とも)¥4,500

◉お申し込み
メール:violin@nkita.net
メールタイトルは「喜多クアルテット8月予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》《予約日》を 必ずご記入の上、お申し込み下さい。
電話:042-575-0569(公園通りクラシックス・横田)

◉ ご予約に際しての注意事項
・二日連続予約は8月19日までにお願い致します。
・8月20日に翌日8月21日のご予約を頂いた場合は¥4,000を申し受けます。
・メールでのご予約(violin@nkita.net)をオススメいたします。

暑いさなかのコンサートです。
熱中症・熱射病には十分ご注意の上お出かけ下さい。


演奏後記。
先日、代々木の松本弦楽器でヴァイオリンソロのライヴを行いました。

喜多直毅, Naoki Kita, 松本弦楽器
撮影:藤巻賢さん

お越し下さった皆さん、本当に有難うございました!
そして当日まで余り間が無かったのにブッキングを引き受けて下さった松本弦楽器の親方にも大感謝です!

このライヴのレポートをライターの斎藤聡さんが書いて下さいました。
皆さん、是非お読み下さい!
喜多直毅 Violin Monologue @代々木・松本弦楽器

実はこのライヴの前日は制作で携わっていた齋藤徹さん(cb)のリサイタルでした。
それまでもずっと事務の仕事を続けていて、自分がヴァイオリニストだという事をウッカリ忘れそうな状態…。
実に久しぶりの人前での演奏という事もあり、とても緊張しました。

一音鳴らす度に『おおお!音が出た!』とか『すげーーー、俺ヴァイオリン弾いてる!』とか心の中で叫ぶ始末。
事務員からヴァイオリニストへの切り替えが実に難しかったのですが、それをもエンジョイしている自分。

でも久しぶりの演奏、しかも独奏、とてもとても楽しかった〜。
シャコンヌも弾かせて頂きました(まだ諦めていない)
アマリア・ロドリゲスの『失った心 Tive um coração, perdi-o』ではクリップ奏法をしつつ、歌詞を朗読。
クリップ奏法はヨーロッパのヴァイオリン即興演奏家が良く行いますが、僕ももっと上達したいです。
ホント、水琴窟みたいな良い音がします。

で、即興演奏。
途中で駒が割れた…。
パシッ!とラップ現象のような音がして、駒が弾け飛びました。

割れた駒

これで四回目です!
一回目:パリ日本文化会館
二回目:渋谷・公園通りクラシックス
三回目:雑司ヶ谷エル・チョクロ
四回目←これ

僕はG線だけ緩めて弾く『G線ボヨボヨ奏法』が大好きで頻繁に行うのですが、どうやらこれが原因のようです。
一本だけ緩めると駒にかかるテンションのバランスが崩れ、駒が倒れる。
そしてボディに激しく打ち付けられ、割れて弾けとぶ…、という事らしいです。

前回の雑司ヶ谷エル・チョクロでのアクシデントでは、松本弦楽器の井田君がタクシーで新しいヴァイオリンを届けてくれて何とか演奏を続けられました。
今回は会場が弦楽器店。
スペアのヴァイオリンは何本でもあるぞ!ってことで、口笛で間を繋ぎ一本新しいのを手に取って何とか完奏。
でもこのアクシデントのせいで脳波に乱れが生じ、その後の即興演奏には少なからぬ影響がありました。
焦った…。

でも親方にはまたしても修理の仕事を増やしてしまいました。
本当にごめんなさい。

7月末から黒田京子さん(pf)との九州山陽ツアーが始まります。
こんなアクシデントが旅先で起きたらと思うとゾッとします。
さすがに代々木からスペアを持って来てもらうわけには行きませんよね。
ってなわけでツアー中はこのボヨボヨ奏法は封印か…。


全然関係ないけど、先日国立音大時代の同級生でヴァイオリニストのはなしまなおみさんに再会!
自撮り棒で一緒に記念撮影をしてもらいました!

はなしまなおみさん(vln)と記念撮影!

彼女はなんと『ヴァイオリニスト 224人【クラシック系美人音楽家】』というまとめサイトにも載っているのでした!
こちらがなおみさんのページです。
はなしまなおみさん【美しい演奏家】ヴァイオリニスト

2016年7月11日月曜日

齋藤徹(cb)還暦リサイタル無事終了致しました!次はライヴCDだぞ!

還暦リサイタル実行委員会
左から:かみむら泰一、齋藤真妃、宇野敦子、田辺和弘、喜多直毅、田嶋真佐雄
市村隼人(録音)、前澤秀人(撮影)※写真には写っていません。

齋藤徹さんのリサイタル、無事終了しました!
お陰様で満員御礼。
イェイ!
お越し下さった皆様、本当に有難うございました!
客席はとても温かい雰囲気。
終演後、お帰りになる皆さんの満足そうな笑顔が忘れられません!
ホント、企画して良かったなぁ、このリサイタル。
皆さんが楽しんで下さったのが何にもまさる我々へのご褒美。

僕にとって、そして恐らく実行委員会のメンバー全員にとっても、初めてのコンサート制作体験でした。
でもお互いに助け合うことによって何とか公演当日に漕ぎつけました。

実は僕は実行委員長だったのですが、何とも頼りない存在でした…。
ミーティングで話し合ったことを書いたメモを失くしてしまったり、ホールに支払う金額を間違えたり。
それとホールへの提出物を忘れていた事もありました(こともあろうに徹さんに指摘されました)。
実は他にもまだまだ重い罪があるのですが揉み消しました、秘密裏に。

しかし他の実行委員の皆さんの力に助けられ、何とか役目を果たすことが出来ました(というか何もしてない?)。
メンバーの皆さんにはホント感謝です!
有難うございました!

と言っても、仕事がこれで終わったわけではありません。
今回の演奏会はバッチリ録音してあります(リハーサルも録音しました)。
勿論CD化目的。
我々実行委員会はCD化に向けて更に頑張りたいと思います!
皆さん、完成をお楽しみに!
(特に今回演奏会にお越しになれなかった方には是非聴いて頂きたい!)

さて僕自身演奏家なわけですが、制作をしてみて色々と考えるところがありました。
それは今まで僕自身のコンサートのためにどれだけ多くの方々が力を注いで下さったかという事です。
これまでスタッフの方々に対して、余り感謝の気持ちが無かったかもと自分を恥ずかしく思ったりもしました。
ある方は宣伝のために知り合い(メディアとか)に連絡を取ってくれたり、ある方は動員のために奔走してくれたり。
一つのコンサートを行うってとても大変な事なんですよね。

しかし僕はその労力に対して、ちゃんと感謝の気持ちを持っていたかと言うと疑わしい。
『やってもらって当たり前』だったのではないか…。
実にお恥ずかしい限りです。
こんなふうに書くと真面目ぶっている様に捉えられるかも知れませんが、しかしやっぱりこれからはもっと様々な形で応えていきたいなと思いました。

でね、今黒田京子さん(pf)との九州山陽ツアーを計画しているのです。
それぞれ町の主催者の方々が一生懸命準備をして下さっていますが、本当に有難い事です。
皆さん儲け目当てではないのです。
ほぼ手弁当だと思います。
それにお仕事もしていらっしゃるので普段は忙しいはずです。
それなのに、ただ音楽に対する愛情ゆえに我々のコンサートを主催して下さいます。
ホント、感謝の一言!
それに応えるべく一生懸命演奏させて頂きます!

実は九州にも山陽地方にも僕は友人知人がほとんどいないのです。
この二つの地域には余りお邪魔していないので、恐らく僕を知る人もそんなにいらっしゃらないのでは…。
なのでこれをお読みになった地元の方々、是非お誘い合わせの上お越し下さい!
へへへ、喜多&黒田デュオの記事ではありませんが、ここでちゃっかり宣伝をしてしまいます。
喜多直毅&黒田京子デュオ/九州・山陽ツアー詳細

話はリサイタルに戻ります。
今回のプログラムは徹さんの今までの歩みを振り返りつつ、これからにますます期待をしてしまう様な選曲と演奏。
僕も客席で聴かせて頂きました。
演奏されたのはオリジナル作品、ジャズ、バッハ、ブラジルのショーロ音楽、ピアソラ、韓国シャーマン音楽、そしてフリーインプロヴィゼイション。
実に充実の内容。
聴いていてどの曲も耳を離せない、そんな演奏でした。

実は僕は徹さんのジャズは余り聴いた事が無かったのです。
しかし何とも濃厚な世界でハマってしまいました。
おおお、かっけ〜〜〜!

ホント、多くの方に徹さんの演奏を聴いて欲しいと常日頃思っているのですが、特に若い世代に聴いて欲しいっすね〜。
20代から30代。
人生の一時期、齋藤徹に“ハマる”。
そんな時があって良いと思うのです(勿論一過性では困るのですが)。

みんな多分マトモな大人として日々を営んで行くのだと思うのですが、でもそのマトモさってたまに疑ったり検証したりする必要があると思うのです。
それは例えば人生の袋小路に入った時や周囲と自分の間に違和感を抱いた時。
徹さんの音楽にはスコーンと突き抜ける様な何か、はたまた臓腑をえぐる様な何かがある。
そしてユーモア。

行き詰った時や自分をつまらない人間と感じる時、『そこまでやるか!?』って事を汗をかきかき真剣にやっている大人がいたら…、何だか楽しくなりませんか?
(あなたが汗をかきながら生きているその時間も実はつまらなくないのかもよ!?)

そして殆ど聞こえない様なピアニシモをやられると、“耳を開く事”や“耳を澄ます事”を長い間忘れていた自分に気付く。
人は案外うわの空で生きているのではないかと思います。
色んな事を見逃して聞き逃して生きている(勿論この僕も)。
でもそれじゃ人生楽しめないと思うのですよ。
ひょっとしたら我々は人生の豊かさの1%も味わっていないのかも知れません。
もったいない!

そういう意味で徹さんの演奏は色んな気付きを与えてくれる。
本当に類い稀な音楽家だと思います。

という事で、これから実行委員会はCD制作に入りますが、皆さんには絶対に聴いて頂きたい!
まだリリース日程は決まっておりませんが、出来るだけお待たせしない様に頑張りたいと思います。
どうぞ楽しみにお待ち下さい!

そして!
関西でも徹さんのソロリサイタルが企画されています!
お近くの皆さん、是非お運び下さい!
2016年8月29日(月)齋藤徹コントラバス独奏会@吹田市文化会館メイシアター小ホール

今回はリサイタルの宣伝も兼ねて、TOKYO FM“トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズで長年パーソナリティを務めておられる田中美登里さんにわざわざ出演の機会を作って頂きました。
本当に有難うございました。

そして名古屋のピアノ調律師・三ヶ田美智子さんが頼んで下さり、クラシック専門インターネットラジオ“Ottava”の斎藤茂さんに番組中に徹さんの演奏を流して頂きました。
心からお礼を申し上げます。

※田中美登里さんと斎藤茂さんは会場までお越し下さり演奏を聴いて下さいました。

そして会場となったsonoriumのオーナー・楠しずよさんには色々とお世話になりました。
響きが良いだけではなく内装も美しいホールです。
録音に関してもアドバイスを下さいました。
本当に感謝致します。

また今回の公演は多くの方々に協賛を頂いて実現致しました。
お陰様でご来場の方々に十分ご満足頂けたと思います。
お力添え、心より感謝申し上げます。

皆さん、本当にどうも有難うございました!

追記:
打ち上げは終演後会場近くのイタリアンレストランで。
後で皆んなで温泉にも行く予定です。

2016年7月2日土曜日

喜多直毅&黒田京子デュオは7月下旬から九州&山陽ツアーだぞ!

喜多直毅, 黒田京子, 長崎, 福岡, 久留米, 熊本, 門司, 尾道, 福山, 岡山

喜多直毅&黒田京子デュオは7月下旬からツアーに出かけます!

7/26長崎:旧香港上海銀行長崎支店
7/27福岡:九州キリスト教会館・礼拝堂
7/28久留米:石橋文化センター・石橋文化会館小ホール
7/30熊本:熊本市男女共同参画センターはあもにい・多目的ホール
7/31門司:旧門司三井倶楽部
8/2尾道:妙宣寺
8/3福山:とおり町交流館
8/4岡山:蔭凉寺

※各公演の詳細はコチラ

首都圏以外では、これまで北海道、東北、甲信越、東海、関西、山陽、山陰でツアーを行って来ました。

喜多直毅, 黒田京子
2014年11月29日島根県/石見銀山

中でも北海道と東北には大体一年おきにお邪魔しており、地元の皆さんに聴いて頂いて参りました。
それぞれの街で毎回いらして下さるお客様も!
本当に嬉しい限りです!

2015年9月12日北海道旭川市モケラモケラにて。ツアーと言えば地元の方々との打ち上げ!

やっぱり我々の音楽は“北国”の“寒冷地仕様”なのかなぁと思っていたのですが、でも今回は真夏の南国。
初めての土地での演奏、楽しみで仕方がありません!

恐らく初めてこのデュオの演奏に触れる方々が大半だと思います。
なので少し自己紹介。

我々は約10年間に亘って演奏を続けています。
最初は割とセッションに近い感じで演奏をしていました。
小さなライヴハウスでオリジナルを持ち寄ったり人様の曲を弾いたり。
この頃のレパートリーを収めたのがデュオのファーストアルバム・『空に吸はれし心』です。

喜多直毅, 黒田京子, 空に吸はれし心

この後、もう少し練ったコンサートをやってみたくなった我々。
それがコンサートシリーズ“軋む音”です。

美術作品・人物・社会的事象・人間心理等をテーマにし、その根底にある“言葉”や“思い”を発見する。
そしてそこから音楽を作っていく…、そんなコンサートです。
永山則夫の人物像と連続殺人事件、ナチスと“夜と霧”(ヴィクトール・E・フランクル)、石田徹也の絵画作品 など、テーマを毎回変えて行いました。
演奏曲は多くがオリジナル。

黒田京子
黒田京子(pf)『軋む音』のワンシーン

喜多直毅
喜多直毅(vln)『軋む音』のワンシーン

このシリーズでは楽器演奏の他に朗読や歌も取り入れました。
なかなか濃密なコンサートで多くの方に関心を持って頂きました。
※僕はパジャマを着て蚊帳に入ったり、スーツを着てサラリーマンになったりした。

喜多直毅, 黒田京子
喜多直毅&黒田京子デュオ『軋む音 ~繭蟲~』より

このシリーズは僕がちょっと体調を崩して休んだのを境に休止中。
(いつか必ず再開します!)

僕の復帰後、デュオはまた新たな方向へ踏み出しました。

映画音楽やシャンソン等のポピュラー音楽、昭和歌謡等、叙情的な音楽をオリジナルのアレンジで演奏するというもの。
(これ、敢えてこの路線に取り組んだと言うより『自然とそうなって行った』と言う感じです。)
一曲一曲の中にテーマ性やドラマがある。
今思えば実は一曲単位の『軋む音』なのではないかと思っています。
そのテーマとは楽曲にもよりますが、“戦争と別れ”(ひまわり、シェルブールの雨傘)、“不条理”(他人の顔)、“気高く純粋な愛”(愛の讃歌)などなど。

そして我々は一昨年、このレパートリーをまとめてセカンドアルバム・『愛の讃歌 ~Hymne à l’amour~』を作りました。

喜多直毅, 黒田京子, 愛の讃歌 ~Hymne à l’amour~



ここまでが大体今までのデュオのヒストリーです。

今回のツアーでは、初めて聴いて頂く方々が殆どですので、アルバム『愛の讃歌 ~Hymne à l’amour~』からの楽曲をまず演奏したいと思います。
しかしリリースから2年も経っているしレパートリーも増えている。
ですので、CDには収録されていない作品もどんどん演奏したいと思っています!!!
ライムライトのテーマ、忘れな草をあなたに、五木の子守唄…。
ヴァイオリンとピアノによる珠玉のメロディー達です。

ただし!!!
我々の演奏はかなりきわどい!

ヴァイオリンとピアノによる演奏、有名な曲…と言うとイージーリスニングかとお思いになる方もおられるでしょうか?
いえいえ、牙もあります、毒もあります、痛みも絶叫も狂気もあるのです。
そして死。
ここに我々の音楽の基があると言って過言ではありません。

この音楽を是非一度聴いて頂きたいと思っています!

Last Tango in Paris


【7/26・長崎】
日時:2016年7月26日(火)18:00開場 18:30開演
会場:旧香港上海銀行長崎支店 
   〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町4-27 
   095-827-8746 
チケット:前売¥3,000 当日¥3,500
主催・先行予約:喜多直毅&黒田京子コンサート実行委員会
   grade-up@ezweb.ne.jp
   tel. 090-6291-0610(朝長)
   fax. 092-712-7350
チケット販売:絃洋会楽器店(長崎市浜町7-13)
後援:長崎市・長崎新聞社


【7/27・福岡】
日時:2016年7月27日(水)18:00開場 18:30開演
会場:九州キリスト教会館・礼拝堂
   福岡県福岡市中央区舞鶴2-7-7
   092-712-6808
チケット:前売¥3,000 当日¥3,500
主催・先行予約:喜多直毅&黒田京子コンサート実行委員会
   grade-up@ezweb.ne.jp
   tel. 090-6291-0610(朝長)
   fax. 092-712-7350
チケット販売:リバレインセンタービル7F アートリエ(福岡アジア美術館内)
後援:福岡市・(公財)福岡市文化芸術振興財団・福岡市教育委員会・朝日新聞社


【7/28・久留米】
日時:2016年7月28日(木)18:30開場 19:00開演
会場:石橋文化センター・石橋文化会館小ホール
   〒839-0862 福岡県久留米市野中町1015
   0942-33-2271
チケット:前売¥3,000 当日¥3,500
主催・先行予約:喜多直毅&黒田京子コンサート実行委員会
   grade-up@ezweb.ne.jp
   tel. 090-6291-0610(朝長)
   fax. 092-712-7350
チケット販売:石橋文化センタープレイガイド窓口
後援:久留米市


【7/30・熊本】
※この度の熊本地震で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を捧げますとともに、. 被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。一生懸命心を込めて演奏させて頂きます。
日時:2016年7月30日(土)16:30開場 17:00開演

会場:熊本市男女共同参画センターはあもにい・多目的ホール
   〒860-0862 熊本県熊本市黒髪3-3-10
   096-345-2550
料金:前売/当日¥2,000 学生¥1,000
主催・先行予約:喜多直毅&黒田京子コンサート実行委員会
   grade-up@ezweb.ne.jp
   tel. 090-6291-0610(朝長)
   fax. 092-712-7350
チケット販売:ビプレス熊日プレイガイド(ビプレス熊日会館B1・熊本市中央区上通2-4)
後援:熊本市・熊本市教育委員会・熊本日日新聞社・FM791


【7/31・門司】
日時:2016年7月31日(日)18:00開場 18:30開演
会場:旧門司三井倶楽部
   〒801-0852 福岡県北九州市門司区港町7-1
   093-321-4151
チケット:前売¥3,000 当日¥3,500
主催・先行予約:喜多直毅&黒田京子コンサート実行委員会
   grade-up@ezweb.ne.jp
   tel. 090-6291-0610(朝長)
   fax. 092-712-7350
チケット販売:
北九州市芸術劇場5Fプレイガイド(リバーウォーク北九州)
松田楽器店プレイガイド(小倉北区魚町銀天街)
後援:北九州市・北九州市教育委員会・朝日新聞社


【8/2・尾道】
日時:2016年8月2日(火)18:00開場 19:00開演
会場:妙宣寺
   〒722-0046 広島県尾道市長江1丁目4-3
   0848-37-3376
料金:2,000円(学生1,000円)※当日のみ
お問い合わせ:
杉山(tel.090-6288-5208, sugiyamab@yahoo.co.jp)
※特に予約の必要はございません。当日直接会場へお越し下さい。


【8/3・福山】
日時:2016年8月3日(水)18:15開場 18:45開演
会場:とおり町交流館
   〒720-0044 広島県福山市笠岡町1-13
料金:前売/予約¥3,000 当日¥3,500 高校生以下¥1,000
ご予約・お問い合わせ:
ジャズ大衆舎
(tel.070-5304-6588, jazztaishusha@gmail.com


【8/4・岡山】
日時:2016年8月4日(木)18:45開場 19:30開演
会場:蔭凉寺
   〒700-0836 岡山県岡山市北区中央町10-28
   tel.086-223-5853
   tel.090−9730−8583
料金:予約¥3,000 当日¥3,500(1ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせ:
あいうえおんがく(tel.090−9730−8583, inryoji@mac.com



熊本地震で被災した障害者への支援協力を!!!
今回のツアーでは熊本を除く全会場に募金箱を設置し、熊本の震災で被害に遭われた障害者の方々への寄付を募ります。
お預かりした募金はツアーの後、デュオのウェブサイトFacebookページで会計報告をさせて頂き、責任を持って『認定NPO法人ゆめ風基金』へお送りします(リーフレットPDF)。
皆様のご協力をお願いいたします!


と言うことで、地元の皆さんに演奏を聴いて頂くのを本当に楽しみにしています。
もちろん他の地域にお住いの方々も旅行を兼ねて是非お越し下さい。
心よりお待ち申し上げます。

九州・山陽ツアー、気合い入れて参ります!!!

2016年7月1日金曜日

2016年7月9日(土)喜多直毅Violin Monologue/7月21日(木)ファド化計画withさがゆき(vo+gt)翠川敬基(vc)

東京は梅雨真っ盛り。
皆さん、体調はいかがですか?

僕は本当にダメです…。
多分梅雨のせいだと思うのですが、とても怠い。
そして時々耳が塞がった様になります。
気圧のせいかな。
睡眠も不規則で朝方まで起きていたりします。
で、疲れて寝ても、3時間くらいしか眠れなかったりします。

夢見も悪い。
この間は仲が良いと思っていた人に刺し殺されました。

3月末に大きなコンサートがあって、4月と5月はずっとヨーロッパ。
そんなこんなで、実は…、前もって帰国してからの6月と7月のライヴをブッキングするのを忘れていました!
そのせいで人前での演奏の機会が無い!
多分演奏しないから体調がすぐれないのだと思います。
そう、演奏家はやっぱりプレイしてなんぼ。
アウトプットしたり、音楽に繋がったりすることが必要です!

と言うことで、急遽、いつも楽器のメンテナンスでお世話になっている松本弦楽器の親方に頼んで、お店でライヴをさせて頂くことにしました!
親方、引き受けてくれて有難う!

以下詳細:

喜多直毅 Violin Monologue ~ヴァイオリン独奏による即興演奏~

◉日時:2016年7月9日(土)19:00開場 19:30開演
※会場は普通のマンションの一室です。19:30にはメインエントランスが閉まってしまいます。出来る限り時間通りにお越し下さるようお願い致します。

◉会場:松本弦楽器(代々木)
   東京都渋谷区千駄ヶ谷5-28-10
   ドルミ第二御苑804
   03-3352-9892(こちらの電話番号ではご予約は出来ません。)
   地図

◉料金:予約/当日共に¥2,500(ワンドリンク付き)
◉ご予約・お問い合わせ:violin@nkita.net
   代表者氏名、人数、ご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。
   定員12名です!ご予約はお早めに!


『暗い日曜日 ~Sombre Dimanche~』
注意!音量が大き目です!

20分から30分の即興演奏を休憩を挟んで二本行います。

Monologueと言うタイトルを付けてみたのですが、モノローグって何だか孤独にボソボソ呟くみたいですよね。
でももう少し大声で叫んだりするかと思います…。
ああ、梅雨うぜえ。



さてもう一つライヴの宣伝をさせて下さい。

こちらはさがゆきさん(vocal+guitar)、翠川敬基さん(cello)と最近始めたばかりのユニット・ファド化計画のライヴ。
7月21日(木)、雑司ヶ谷のエル・チョクロと言うお店で行います。

ファド化計画, さがゆき, 翠川敬基, 喜多直毅
2016年7月21日・ファド化計画:さがゆき(vo+gt)翠川敬基(vc)喜多直毅(vln)@雑司ヶ谷エル・チョクロ

このユニットではファドを原語(ポルトガル語)ではなく日本語で演奏しようと、目下歌詞と格闘中。
先月第1回目のライヴを行いましたが、僕は何も曲を持って行かず…。
今回は名誉挽回と言うことで、数曲必ず用意します!とさがさんや翠川さん、そしてお客さんの前で宣言してしまった。

しかしいざ歌詞の訳に取り掛かるとこれが大変だ!
まず僕はポルトガル語が分かりません!(ここで既に躓いている)
昔ちょっとかじった兄弟原語のスペイン語でアプローチしても歯が立たない。
プロの日本語の訳詞家のを参考にしたり、ネットで英訳を探してそこから又日本語にしたりしても全然ダメ。

まずファドのメロディに日本語の歌詞が乗らない。

そもそもファドの歌詞って一筋縄ではないのです。
生きる悲しみや苦悩の歌が多いのですが、非常に哲学的・思索的です。
単に『悲しい』『寂しい』だけじゃない。
心の襞の奥深くにある思いを観察して掬い取っている。
感情の吐露の様な表現があったとしても、理性を感じる。
そして諦観。

言葉の選びがまず文学と言って良い。
奥深く重層的です。

ポルトガル語で歌われている事を全て日本語で言い表すと、どんどん長くなったり説明っぽくなったりします。
或いは意訳し過ぎたり。
とにかくこれではメロディとの相性が悪くなるし、音楽がギザギザになる。
やっぱり“詩”と“詞”は違うんだなぁ…。

それでもファドの歌詞、本当に素晴らしい。
参考にと思い、アマリア・ロドリゲスの自作詞集を読んでみました。
そしてポルトガルの詩人・フェルナンド・ペソアの詩集も。

この詩、どうですか?
海の詩です。

ポルトガルの海

塩からい海よ お前の塩のなんと多くが
ポルトガルの涙であることか
我らがお前を渡ったため なんと多くの母親が涙を流し
なんと多くの子が空しく祈ったことか
お前を我らのものとするために 海よ
なんと多くの許嫁がついに花嫁衣装を着られなかったことか

それは意味あることであったか なにごとであれ 意味はあるのだ
もし魂が卑小なるものでないかぎり
ボハドールの岬を越えんと欲するならば
悲痛もまたのり越えなければならぬ
神は危機と深淵をもうけた
だが神が大空を映したのもまたこの海だ

ペソアの詩の多くがメロディを付けられ、ファド歌手達によって歌われているそうです。
こんな深い詩が歌われ、そして愛されている国・ポルトガル。
文化の高さを伺い知る事が出来ます。

しかしこの様な日本語訳を(このままではないにしろ)、メロディにのせるのは至難の技。
歌詞にする場合、どうしても意訳は避けられないと思うのですが、でもその際ボキャブラリーが必要になります。
少ない言葉数で、でも的確に元の詞のイメージを伝えられたら良いのですが…。
難しい!

ってなわけで、真夏の受験生のごとく鉢巻を締めて頑張っています!
たまに水風呂に入ったり。
(冗談です。)

もちろんファド以外にもさがさんの得意とする南米の音楽、日本の昭和歌謡も演奏予定。
こちらもどうぞお楽しみに!

以下詳細:
◉出演:ファド化計画
   さがゆき(vocal and guitar)
   翠川敬基(cello)
   喜多直毅(violin)

◉日時:2016年7月21日(木)18:30開場 19:30開演

◉会場:雑司が谷TANGO BAR エル・チョクロ
   〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-2-8
   03-6912-5539
   ※地図

◉料金:ご予約¥3,500 当日¥3,800
◉予約・問合せ:エル・チョクロ
   03-6912-5539/info@el-choclo.com

このコンサートにちなんで、チェロの翠川さんがとてもとても素晴らしい文章を書いて下さいました。
引用させて頂きたいと思います。

ユーラシア大陸最西端に位置するポルトガル。港町リスボンの酒場からは、夜ごとファドの歌声が響く。

大西洋の湿気をたっぷりと吸った哀切漂うメロディは、海に囲まれた日本に住むものにも、静かに深く心に染みこんでいく。身体を巡る同じ海の血流が共振するのだ。

最西端と最東端の距離があっても、ファドはとても近しい音楽。だから私たちは今宵も歌う。

当日、我々の演奏が、歌が、会場に溢れ染み渡ります様に…。
とにかく日本語の歌詞、頑張るぜい!
(現時点で比較的シンプルなのが一曲だけ出来ています。)

ファド化計画, さがゆき, 翠川敬基, 喜多直毅