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8月20日&21日喜多直毅クアルテット2days『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~/ヴァイオリン独奏ライヴの演奏後記

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2016年8月20日&21日 喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ vln:喜多直毅、bandoneon:北村聡、pf:三枝伸太郎、cb:田辺和弘 フライヤーデザイン:山田真介 3/31に行ったリサイタルから約5ヶ月ぶりの喜多直毅クアルテット。 前回の公演では多くの方にお越し頂いて本当に嬉しかったです! 有難うございました! 僕は他にも色々な演奏に参加させて頂いていますが、このグループでは自分が作曲した音楽のみを演奏しています。 毎回、必ず一曲は書き下ろし。 二日間公演の場合はそれぞれ一曲ずつ、計2曲。 これは怠惰な自分に課している事でもあるのですが、でもピアノに向かってしこしこ音符を五線紙に書き込んでいく…と言う作業は実は好きです。 インドア派。 ウチは普通のマンションで防音もありません。 なので音量調節が出来てヘッドフォンも使えるエレピで作曲をします。 でもやっぱりグランドピアノが欲しいなぁ(そもそもスペースがなくて置けないけど)。 グランドピアノがあったらもっと創造的になれるのではないかと思うんだけど。 だってエレピとは音が全く違う。 一音鍵盤を叩いただけで豊かに鳴りますよ。 想像力が翼を得て飛び立つが如く…。 という事で、いつかグランドピアノを買って、宮殿に住むのが夢です。 そう!願っていればいつか必ず夢は叶うのです! そのうち皆さんには重厚なベーゼンドルファーで作った作品をお聴かせ出来る事でしょう! で、済みませんが今回もエレピで作った曲です。 でも頑張って書きますので皆さんどうぞお越し下さい! 喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ ◉出演:喜多直毅クアルテット    喜多直毅(音楽とヴァイオリン)    北村聡(バンドネオン)    三枝伸太郎(ピアノ)    田辺和弘(コントラバス) ◉日時:2016年8月20日(土)/8月21日(日)    14時30分開場 15時00分開演(両日とも)    ※20日、21日ではそれぞれ異なる曲目を演奏いたします。 ◉会場: 公園通りクラシックス (渋谷)    〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5    東京山手教会B1F    ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷

齋藤徹(cb)還暦リサイタル無事終了致しました!次はライヴCDだぞ!

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還暦リサイタル実行委員会 左から:かみむら泰一、齋藤真妃、宇野敦子、田辺和弘、喜多直毅、田嶋真佐雄 市村隼人(録音)、前澤秀人(撮影)※写真には写っていません。 齋藤徹さんのリサイタル、無事終了しました! お陰様で満員御礼。 イェイ! お越し下さった皆様、本当に有難うございました! 客席はとても温かい雰囲気。 終演後、お帰りになる皆さんの満足そうな笑顔が忘れられません! ホント、企画して良かったなぁ、このリサイタル。 皆さんが楽しんで下さったのが何にもまさる我々へのご褒美。 僕にとって、そして恐らく実行委員会のメンバー全員にとっても、初めてのコンサート制作体験でした。 でもお互いに助け合うことによって何とか公演当日に漕ぎつけました。 実は僕は実行委員長だったのですが、何とも頼りない存在でした…。 ミーティングで話し合ったことを書いたメモを失くしてしまったり、ホールに支払う金額を間違えたり。 それとホールへの提出物を忘れていた事もありました(こともあろうに徹さんに指摘されました)。 実は他にもまだまだ重い罪があるのですが揉み消しました、秘密裏に。 しかし他の実行委員の皆さんの力に助けられ、何とか役目を果たすことが出来ました(というか何もしてない?)。 メンバーの皆さんにはホント感謝です! 有難うございました! と言っても、仕事がこれで終わったわけではありません。 今回の演奏会はバッチリ録音してあります(リハーサルも録音しました)。 勿論CD化目的。 我々実行委員会はCD化に向けて更に頑張りたいと思います! 皆さん、完成をお楽しみに! (特に今回演奏会にお越しになれなかった方には是非聴いて頂きたい!) さて僕自身演奏家なわけですが、制作をしてみて色々と考えるところがありました。 それは今まで僕自身のコンサートのためにどれだけ多くの方々が力を注いで下さったかという事です。 これまでスタッフの方々に対して、余り感謝の気持ちが無かったかもと自分を恥ずかしく思ったりもしました。 ある方は宣伝のために知り合い(メディアとか)に連絡を取ってくれたり、ある方は動員のために奔走してくれたり。 一つのコンサートを行うってとても大変な事なんですよね。 しかし僕はその労力に対して、ちゃんと感謝の気持ちを持ってい

喜多直毅&黒田京子デュオは7月下旬から九州&山陽ツアーだぞ!

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喜多直毅&黒田京子デュオは7月下旬からツアーに出かけます! 7/26長崎:旧香港上海銀行長崎支店 7/27福岡:九州キリスト教会館・礼拝堂 7/28久留米:石橋文化センター・石橋文化会館小ホール 7/30熊本:熊本市男女共同参画センターはあもにい・多目的ホール 7/31門司:旧門司三井倶楽部 8/2尾道:妙宣寺 8/3福山:とおり町交流館 8/4岡山:蔭凉寺 ※各公演の詳細は コチラ ! 首都圏以外では、これまで北海道、東北、甲信越、東海、関西、山陽、山陰でツアーを行って来ました。 2014年11月29日島根県/石見銀山 中でも北海道と東北には大体一年おきにお邪魔しており、地元の皆さんに聴いて頂いて参りました。 それぞれの街で毎回いらして下さるお客様も! 本当に嬉しい限りです! 2015年9月12日北海道旭川市モケラモケラにて。ツアーと言えば地元の方々との打ち上げ! やっぱり我々の音楽は“北国”の“寒冷地仕様”なのかなぁと思っていたのですが、でも今回は真夏の南国。 初めての土地での演奏、楽しみで仕方がありません! 恐らく初めてこのデュオの演奏に触れる方々が大半だと思います。 なので少し自己紹介。 我々は約10年間に亘って演奏を続けています。 最初は割とセッションに近い感じで演奏をしていました。 小さなライヴハウスでオリジナルを持ち寄ったり人様の曲を弾いたり。 この頃のレパートリーを収めたのがデュオのファーストアルバム・『空に吸はれし心』です。 空に吸われし心 この後、もう少し練ったコンサートをやってみたくなった我々。 それがコンサートシリーズ“軋む音”です。 美術作品・人物・社会的事象・人間心理等をテーマにし、その根底にある“言葉”や“思い”を発見する。 そしてそこから音楽を作っていく…、そんなコンサートです。 永山則夫の人物像と連続殺人事件、ナチスと“夜と霧”(ヴィクトール・E・フランクル)、石田徹也の絵画作品 など、テーマを毎回変えて行いました。 演奏曲は多くがオリジナル。 黒田京子(pf)『軋む音』のワンシーン 喜多直毅(vln)『軋む音』のワンシーン このシリーズでは楽器演奏の他に朗読や歌も取り入れました。 なかなか濃密な

2016年7月9日(土)喜多直毅Violin Monologue/7月21日(木)ファド化計画withさがゆき(vo+gt)翠川敬基(vc)

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東京は梅雨真っ盛り。 皆さん、体調はいかがですか? 僕は本当にダメです…。 多分梅雨のせいだと思うのですが、とても怠い。 そして時々耳が塞がった様になります。 気圧のせいかな。 睡眠も不規則で朝方まで起きていたりします。 で、疲れて寝ても、3時間くらいしか眠れなかったりします。 夢見も悪い。 この間は仲が良いと思っていた人に刺し殺されました。 3月末に大きなコンサートがあって、4月と5月はずっとヨーロッパ。 そんなこんなで、実は…、前もって帰国してからの6月と7月のライヴをブッキングするのを忘れていました! そのせいで人前での演奏の機会が無い! 多分演奏しないから体調がすぐれないのだと思います。 そう、演奏家はやっぱりプレイしてなんぼ。 アウトプットしたり、音楽に繋がったりすることが必要です! と言うことで、急遽、いつも楽器のメンテナンスでお世話になっている松本弦楽器の親方に頼んで、お店でライヴをさせて頂くことにしました! 親方、引き受けてくれて有難う! 以下詳細: 喜多直毅 Violin Monologue ~ヴァイオリン独奏による即興演奏~ ◉日時:2016年7月9日(土)19:00開場 19:30開演 ※会場は普通のマンションの一室です。19:30にはメインエントランスが閉まってしまいます。出来る限り時間通りにお越し下さるようお願い致します。 ◉会場: 松本弦楽器 (代々木)    東京都渋谷区千駄ヶ谷5-28-10    ドルミ第二御苑804    03-3352-9892(こちらの電話番号ではご予約は出来ません。)     地図 ◉料金:予約/当日共に¥2,500(ワンドリンク付き) ◉ご予約・お問い合わせ: violin@nkita.net    代表者氏名、人数、ご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。    定員12名です!ご予約はお早めに! 『暗い日曜日 ~Sombre Dimanche~』 注意!音量が大き目です! 20分から30分の即興演奏を休憩を挟んで二本行います。 Monologueと言うタイトルを付けてみたのですが、モノローグって何だか孤独にボソボソ呟くみたいですよね。 でももう少し大声で叫んだりするかと思います…。 ああ、梅雨う