2020年1月2日木曜日

新年あけましておめでとうございます。

岩手のお雑煮

皆様、新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり有難うございました。
今年一年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて年末に突然高熱が出て、アラブ古典音楽のライヴを急遽欠席せざるを得なくなってしまいました。
身体が痛くて怠くて、欠席する旨をSNSに書くだけで必死でした。

熱で身体が余りにもキツいので夜中に近所の総合病院へ行きました。

この病院の救急スタッフは若い人ばかりなのです。
ベテランみたいな人がいない。
何だか全員大学生みたいなの。
で、ほぼ全員、患者に対する態度が横柄で雑なのですよ。
受付スタッフも皆んな若い。
窓口は空いているんだけどいつも人がいなくて、奥の方でバタバタしていたり談笑しているのです。
『会計まで三時間待たされてるけどどうなってるんだ!』と怒鳴っている患者さんもいました。

前に来た時にも同じ印象を持ちました。
整形外科の先生が触診もしなくて、『レントゲン撮りたきゃ撮りますけど』みたいな感じなのです。
話す時、患者の顔も見ない。

今回が一番不愉快でした。
車輪の付いた小机を滑らして僕の検査に来た若いスタッフ(看護師?)は、その小机にもたれかかるようにして進んで来たのです。
子供がスーパーのカートを押して遊んでるみたいに。

診察してくれた医師はやっぱり若い人でした。
多分20代そこそこなんだけど、本当に投げやりな感じなのです。
出来ることなら診察したくない、でも仕方がなくやっている、そんな態度。
よくコンビニの店員でめちゃめちゃやる気なくて不貞腐れた態度の人いるでしょ?
やりたくないならやめろよ、誰も止めないから、と思ってしまうような人。
その医者もそんな感じだったのです。

病院が常時人手不足だから皆んな疲弊してこんな風になっちゃってるのかな。
ベテランのスタッフが指導したり注意したりしないのかな。
自分が病気したことないから患者の気持ちなんて分からないのだろうか。

とにかく酷い目に遭いました。
今年も色々な計画を立てていますが、体力づくりを真剣に考えないとヤバそうです。
去年喜多カルのツアーが終わった後、めっきり老け込んでしまいました。
年金をもらえるまでは頑張りたいです。

おっちょこちょいヴァイオリニスト

喜多直毅 Naoki Kita
おっちょこちょいヴァイオリニスト。

ミス、物忘れ、遅刻、朝寝坊。
昨年はこんなことばかりでした。
その度に人に迷惑をかけたり怒られたりしていました。
この歳になって情けない…。

実は子供の頃から忘れ物が多かったのです。
教科書やノート、提出物、靴とか体操着。
その代わり余計なものをランドセルに入れて学校に持って行きました。
おもちゃとか。

音楽が好きな子供だったので、楽譜は特別なバインダーに挟んで持ち歩いていました。
そのバインダーの端に穴を開けて、パンダのマスコットをぶら下げたり、表紙に変なイラストを描いていました。
それを見て皆んな笑っていました。
僕には何がおかしいのかさっぱり分からず、しかし笑われた事でそれなりに落ち込みました。

アマチュアオケに参加した時(小学生の頃)、セカンドヴァイオリンでベルリオーズの幻想交響曲を弾きました。
その楽譜にベルリオーズの言葉をびっしり書いて練習に持って行きました。
オーケストラの弦セクションは二人で一つの楽譜を見るのですが、隣の人(大人)が笑っていました。
ちなみに隣の人は練習の日によって変わります。

高校生の頃は卒業試験をすっかり忘れて家で寝ていました。
忘れて…と言うのは、卒業試験の存在すら思い出さなかったのです。
卒業試験の事はホームルームで何度も言われていたに違いないのに。

親の職場に担任が電話をかけて、やっとその日が試験の日だったと知りました。
起きたらもう夕方で、とっくに試験は終わっていました。
結局、先生が追試の許可をくれて無事卒業出来ました。

片付けは割と出来る方なのです。
散らかった部屋が嫌だし、全てが整然と並んでいないと気持ち悪いのです。
でも仕事部屋はメチャメチャだし、まず引き出しの整理が出来ません。
それは頭の中の引き出しも同様で、特に複数の物事を同時進行させるのが本当に苦手です。
たまにこの仕事(フリーランスの演奏家)が向いていないのではないかと真剣に悩みます。

大事なことを忘れないようにGTDのソフト(Todoリストとかリマインダーの高機能なやつ)を買ったりしましたが、GTDの概念そのものが理解出来ませんでした。
どうやら理解出来ないことがあると頭がフリーズするのです。
完全に戸を閉ざす。

備忘録とかリマインダーに何でそんな高いソフトを買うんだ!メモ帳に手書きで良いだろ!と言われますよね、きっと。
でも自分が一度『パソコンでやる!』と決めたら、そう簡単に変えられないのです。
自分のルールを変えようとするととても気持ち悪くなる。

忘れないようにアプリとかにメモしておいたりカレンダーに入力する。
それは出来ているつもり。
しかし出来ていないことがあって、あとで大騒ぎになってしまいます。

翌日は早く起きなきゃならないからちゃんと目覚ましをかけておこうと思って床に入るのですが、何と!目覚ましをかけずに寝ていたりする。
朝遅刻に気付いて飛び起き、目覚ましが鳴っていなかったことに気づくのです。

それとお金の管理も難しく、これは〇〇に払うお金、これは〇〇からもらったお金…と分けておくことが出来ません。
金に汚いと思われたくないし守銭奴と思われるのも心外ですが、お金の出入を考えるということが出来ない。
なのであればあるほど使ってしまう。

自分の考えも行動も変えたくないので、人にあれこれ言われると不機嫌になり最悪ブチ切れます。
音楽家だからポリシーみたいなものも確かにあるにはある。
しかしそれ以上に何か一つの考えに固執していることが多いかも知れません。
良い意味での頑固とかこだわりともちょっと違い、血流が滞っているようなものかも知れません。

こんな感じで今まで生きて来ました。
昨年はこの症状がとても酷かったのです。
でももっと酷い人を沢山知っています。
前はその人たちのことをちょっと馬鹿にしていたのですが、今は馬鹿に出来なくなりました。
自分はその人たちと“変”の方向が違うだけかも知れません。

とにかくもっと気を付けていかないと、本当に身の破滅を呼ぶ。

今日ネットで大人の発達障害について調べたら、結構当てはまる項目があって驚きました。
今度診てもらおうと思います。
それで何でもなかったら僕は単なるおっちょこちょいだ。

2019年12月18日水曜日

北海道の思い出

北海道へは何回も行っています。
小学生の頃、夏休みの家族旅行で連れて行ってもらいました。
台風と共に本土から渡り、行く先々で大雨だの洪水だので散々でした。
苫小牧の親戚の家に泊めてもらったのですが、そこのお姉さんから色んな漫画を借りて読みました。
一番衝撃的だったのは楳図かずお先生の『まことちゃん』です。
こんなに面白い漫画があったのかと思いました。

登別のクマ牧場にも連れて行ってもらいました。
堀を隔てた飼育場にクマが所狭しと立ち並び、観光客に向かって餌をねだっているのです。
人間の入った着ぐるみのように見えて、ちょっと悪夢のような光景でした。

クマ牧場と同じく登別の温泉ホテルにも泊まりました。
今でこそ違いますが、当時はまだ男湯の方が大きかったのです。
何種類ものお風呂があって、僕はそこに二時間くらいいました。
親が心配して様子を見にきたくらいです。

さて男湯と女湯は普通は壁で仕切られているものですが、そこは高さ2メートルくらいの生垣があるだけでした。
その生垣の前に男性がズラリと並んで、葉っぱや枝の間から女湯をのぞいていました。
これには子供ながら驚きました。
こんなインモラルな行為が公然と行われていて、しかも誰も注意しない。
きっと温泉側も黙認しているのでしょう。
あぁ、あんな大人にはなりたくない…と思いました(なっていません)。

ここまでは子供の頃の思い出。

大人になってからは観光で北海道に行くということは全く無くなり、仕事で行くだけになりました。
僕はツアー先で観光することは滅多にありません(演奏以外のことにエネルギーを使わないようにしたいから)。
しかし一日オフの日があれば話は別です。

何年前だったか、ピアノの黒田京子さんと二人で北海道に行きました。
その時、ちょうど1日だけ休みが取れたのです。
それならば、ということで、僕の希望で富良野へ行くことにしました。
ラベンダーも何もない冬の季節です。

富良野では有名なカレー屋さんにも行きました。
そこはカレーのルーをお代わり出来るのですが、その時厨房に向かって『ルールルルー』とキタキツネを呼ぶ時みたいに声をかけなければならない。
そういうルールがあって、ある雑誌にも載りました。
何だろう、この罰ゲームは、と思いながら小さい声で「ル、ル…、ルー、ル…」とまるでモールス信号のように言いました。
すると相席の夫婦の旦那さんの方が「そんな声じゃ聞こえないよ!もっと大きい声で言わなきゃ!」と言ってきたのです。

カレーを食べ終わってからレンタカーを借りてドラマ“北の国から”のロケ地に行きました。
運転は黒田さんです(僕は免許を持っていない)。
ロケ地についてスマホからさだまさしさんのテーマソングをかけて歩きました。
気分は完全に黒板純君です。
僕は彼と同学年で、勝手にファンになっています。
帰りにグッズ売り場で五郎さんの帽子を買いました。

五郎さんの家です。風力発電のプロペラが取り付けてある。

実は黒田さんはこの“北の国から”にちっとも興味はないし、何の思い入れもないのです。
それなのに富良野にまで一緒に来て、運転もさせられ…、何とも申し訳ないです。
しかも他のツアーではまた僕の希望で浜中町というモンキー・パンチさんの生まれ故郷に行き、ルパン三世のバスの前で僕の写真を撮ってくれたりしたのです。
もちろん黒田さんはルパン三世にも興味はありません。

浜中町のルパン三世バス。

また二人で北海道に行きたいねと話し合っています。
今度こそ黒田さんの希望する場所でオフの日を過ごしたいと思っています。

北海道は何度行っても食べ物が美味しく、人もカラッとしていて、しかも優しい。
夏は爽やかだし、それに田舎の景色は広々として落ち着いた気分になります。
しかしヒグマは怖い。
札幌はともかく、ちょっと町外れに行くとすぐ「ここはヒグマは出ますか?」とか聞いてしまいます。
熊は人間が生きたまま内臓から食べると言います。

2019年12月1日日曜日

楽しいシンガーソングライターライブ!!!(動画あり)

色んな音楽活動をしていますが、その時楽しいと思うことに力を注ぐようにしています。
力を自動的に注ぐようになっているのです。
寝食を忘れて、ピアノやパソコンの前に座ってあーでもないこーでもないと歌を作っています。

今までは歌手の皆さんに歌ってもらうだけでした。
でも自分で歌うことにしてみたら、その難しさを痛感すると共に、自分の言葉(歌詞)を自分の口から発することが新鮮で楽しくてなりません。

僕は普段は寡黙か饒舌でふざけているのです。
しかし誰にも見せてこなかった部分を歌では曝け出す。
これは大変勇気がいるのですが、しかし自分にはこれが必要だったんだとも思う。

もちろん誰に請われてやっていることではない。
本来なら黙ってヴァイオリンだけ弾いていれば良い。
しかし歌を作らずにはいられないし、歌ってみたら自分の声を通して何かが人に伝わっていることがわかる。
素晴らしいことだと思います。

歌は下手なのです。
ジャイアンリサイタル。
たいていの人はこの人並み外れた歌唱力にびっくりすると思います。
気の毒に思う人もいるかも知れませんし、嘲笑も覚悟です。

でもやりたいからやる。

一番最初のデビューリサイタルでは会場が満員になりました。
それ以来二回ライヴをやりましたが、確実にお客さんは減ってしまいました。
そりゃそうです。
こんな歌唱力なんだから。

しかし今でも何人かお客さんは来てくれる。
こんな歌でも聴きたいと思って、わざわざ時間とお金を使って、寒い中来てくださるのです。
心から感謝しています。
楽しみにして下さる方がいる限り、やらねばなりません。

一緒に演奏してくれているのはギターの加藤崇之さん。
『良い曲書くね』と褒めてくれます。
僕は素直に喜んでいます。
加藤さんはその美音と芸術性の高いアレンジで歌に寄り添ってくれます。


喜多直毅シンガーソングライターライヴ with 加藤崇之(ギター) 2019年5月8日@音や金時
喜多直毅シンガーソングライターライヴ with 加藤崇之(ギター)
2019年5月8日@音や金時

先日は初めてピアノの黒田京子さんに共演をお願いしました。
黒田さんは言葉を大切にして、その言葉からピアノを弾いてくれます。
そして思いもしないアングルから光をあて、闇を作ってくれる。
歌に立体感と奥行きを与えてくれるのです。

喜多直毅氏ンガーソングライターライヴ with 黒田京子(ピアノ) 2019年11月28日@inF
喜多直毅氏ンガーソングライターライヴ with 黒田京子(ピアノ)
2019年11月28日@inF

このお二人とは別々にライヴを行なっていますが、いつか一緒に出来たら良いなぁと思っています。
そして僕はヴァイオリンも弾く。
インスト部分も充実して最高に濃厚な世界が誕生すると思います。
来年はぜひやってみたい。
夢が膨らみます。

友達がデビューリサイタルの『赤い涙』の動画をとても気に入ってくれました。
通勤の時、いつも聴いているそうです。
嬉しいやら恥ずかしいやら。

僕はとても残念でなりません。
ネットで「シンガーソングライターライヴをやります!!!」と言ったって、ライヴに来てもらえないとどんな歌を歌っているのか誰にも知られないことです。
人様にとって僕の歌が価値があるかどうか、それは分かりません。
しかし歌唱力はともかく、作品そのものには力があると思っています。
歌がもう少し上手ければもっと伝わるでしょう。
だから頑張りたいと思います。

ということで友達が気に入ってくれた『赤い涙』をネットでシェアすることにしました。
まだ他にも聴いて欲しい作品がたくさんあります。
それは追々ネットでシェアして、少しずつ聴いて頂けたらと思っています。



実は来年のシンガーソングライターライヴも決まっています。
もう少し歌も上達していることでしょう…。
ぜひ一度聴きにお越し頂ければ嬉しいです。

◉2020年1月30日(木)with 加藤崇之(ギター)
内容:喜多直毅オリジナルソング
日時:2020年1月30日(木)18:30開場/19:30開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020
料金:¥2,500+オーダー
予約:必要ありません。そのままお越し下さい。

◉2020年2月28日(金)with 黒田京子(ピアノ)
内容:喜多直毅オリジナルソング
日時:2020年2月28日(金)19:00開場/20:00開演
会場:インエフ(大泉学園)
   東京都練馬区東大泉3-4-19津田ビル3F
   03-3925-6967
料金:¥2,500+オーダー
ご予約&お問い合わせ:
   03-3925-6967
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