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喜多直毅&黒田京子デュオ・2015年1月と2月のライヴ情報

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喜多直毅&黒田京子デュオ・『愛の讃歌』完成記念ツアーは、12/27の雑司が谷エル・チョクロでの演奏をもって終了いたしました。 ご来場下さった皆様、本当に有難うございました! 発表直後に行った10/24のコンサートから約二ヶ月。 それから西日本ツアーを経て、二人の演奏の仕方も大分変わったのではないかと思います。 特に『遠くへ行きたい』『愛の讃歌』の二曲。 大曲ですがそれぞれの会場で微妙にアレンジを変えて、雑司が谷での演奏へ辿り着いたと言う感じがしています。 けれど今度演奏する時はまた一味違ったものになっているんだろうなぁ。 弾けば弾くほどに深みを増す曲。 新しいCDも沢山の方にお買い求め頂きました。 本当に有難うございました。 皆さんがどんな時に、どんな風に聴いて下さっているのか、興味津々…。 僕はCDのメイキング動画の中で『ドライビングミュージックとして聴く!』と言っていますが、実は車はおろか免許さえ持っていません! お酒も飲めないのでグラス片手に…って感じでもない。 そうだなぁ…、映画を観る感じです。 なので◯◯しながら聴くってのは難しいかも知れません。 目を閉じて深く腰掛ける。 すると心にスクリーンが浮かぶ。 そこに映し出される様々な風景、登場人物、そしてストーリー。 自分だけの映画を見ている様な気がして来ます。 このアルバム、是非多くの方に聴いて頂きたいと願っています。 同時に長く愛されるアルバムであって欲しいです。 そして深く深く聴いて頂けたらと思っています。 そう、量より深さ! 欲張り過ぎでしょうか??? さて黒田京子さんもお書きになっていらっしゃいますが、来年もツアーをしたいと思っています。 北海道と東北。 まだ時期は決まっておりませんが是非地元の方々に我々の演奏をお届けしたいです。 ※7/18(土)は僕の故郷である岩手県盛岡市・ もりおか啄木賢治青春館  でのコンサートが決まっております。 夕刻からのコンサートですので東京からの日帰りは難しいかも知れません。 泊りがけで観光も楽しみつつお出で下さればと思います。 そして来年初旬から既に次のライヴが決まっております。 新しいアルバムに収録されている曲の他、二人のオリジナル曲やそれ以外の曲も演奏したいと思っています。 皆さん、どうぞお出かけ下さい。 出演:黒田京子(pf)喜多直毅(vln) 日時:2

池袋のふくろうカフェに行って来たぞ!

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今年ももう何日かで終ります。 僕にとっては実りある一年でした。 アルバムを三枚も出せたのですから! これも多くの方々のサポートのおかげです。 心からお礼を申し上げます! それに沢山の音楽家と演奏をする事が出来ました。 国内の演奏家とは勿論、海外からの素晴らしいミュージシャン達とのセッションはとても刺激的でした。 そしてこれからの課題も多く与えられた様に思います。 更に精進して来年、再来年へと繋げて行きたいです。 …と以上は仕事の話。 今日は国立音大時代の友達とその家族やパートナーと共に忘年会。 実に楽しい一日でした! まずはカラオケ! 歌っているのは最近覚えたロシア民謡『カチューシャ』。 おおお、ロシア魂が燃えるぜ! 最近のカラオケボックスの料金の安さにびっくり! フリードリンクは当然。 今ではソフトクリーム食べ放題と来たもんだ! お次は池袋のふくろうカフェへ。 外見も店内も一見普通の喫茶店。 でも中には至る所にふくろう達がとまっているのです! お客さんは飲み物を頂きながら自由にふくろうを触ったり、写真を撮ったり、スタッフに頼んで腕にとまらせてもらったり出来ます。 実は僕はちょっと動物が苦手。 中でも鋭い嘴と爪を持った猛禽類は一番怖い。 ヴァイオリン奏者としては指を噛まれたりして怪我をするのを最も恐れるからです。 しかし友人に促されて恐る恐るふくろうに触ってみると大人しい! 頭を優しく撫でれば気持ち良さ気に目を瞑る…。 愛らしい鳥だなぁ…。 猫みたい。 触ったり撫でたりするだけではなく、じっと観察しているのも面白かったです。 特に毛繕いのしかたが興味深い。 羽の軸の根元を嘴で咥え、そのまま先の方へ勢いよく滑らせる…。 そうやって全ての羽を手入れしていました。 またその鉤爪は思ったよりも大きく力強そう。 これで野ネズミやウサギを捉えるのです。 あの鋭い爪が身体の肉に突き刺さるかと思うと…。 またふくろうが怖くなって来ました。 さてふくろうの後は羊です。 ここは池袋の西口にある聚福楼(じゅふくろう)と言う中華料理店。 今気が付いたのですが、“いけふくろう”でお馴染みの池袋で“ふくろう”に触れ、そして食事は“じゅふくろう”と来る! おおお! “ふくろう”が揃ってる! 狙ったわけではなく偶然ですが、それにしても何てふくろうに縁のある一日! すげえ! さてそれはさておき、この

2014年、感謝の気持ちを込めて歌ってみた。

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友達の家に行ったらアコーディオンとマトリョーシカがありました。 これはロシア民謡を唄うしかないっす! と言う事で歌ってみました。 でもロシア語の発音、良い加減です。 露文出身の方、在日ロシア人の方、どうかお許し下さい。

シャコンヌ

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この所、凄く忙しかったです。 12/24にバッハのシャコンヌを演奏しなければならず、朝から晩までヴァイオリンを弾いたり巨匠達の録音を聴き比べたり…。 大変でしたが充実の日々でした。 12/23は京谷弘司さん(バンドネオン)の仕事で甲府へ。 久しぶりのアルゼンチンタンゴ。 会場は音大生時代に婚礼のBGMの仕事で頻繁に行ったホテルでした。 いやぁ、懐かしい。 当時、自分がプロになり同じ会場でタンゴを演奏しているとは想像だにしませんでした。 でもそうなりたいと思う気持ちはどこかにありました。 思いは叶うのかも知れません。 ちなみにこの日に使用したマイクは… DPA VO4099V コンデンサーマイク バイオリン用/DPA ¥価格不明 Amazon.co.jp 今までヴァイオリン用に買ったものの中で一番良いかも知れません(ちょっと高音多め)。 写真から分かる様にヴァイオリンのボディ側面だけをちょっと挟む感じ。 楽器の振動を妨げない様に設計されています。 さて楽屋でもステージでもシャコンヌを練習。 ちょっと弾けて来たかなと思って、最初から弾き始めると同じ箇所で躓いたり…。 夜は宿泊先のホテルで弱音器を付けて練習。 この弱音器はまさに練習の為のもので一番消音効果が高いそうなのですが、それでも隣室に音が漏れるのが気になり余り集中出来ませんでした。 こんな時の為にやはりサイレントヴァイオリンが必要かも知れません。 ちなみにこのホテルには思いがけず掛け流しの天然温泉がありました。 ビジホだけど。 温泉にゆっくり浸かったおかげで練習の疲れが大分取れました。 翌日は代々木の松本弦楽器の練習室を借りて最後の追い込み。 四時間みっちり。 今夜が本番だと言うのに、それでも弾けない箇所が幾つもある…。 手や腕の形がそもそも向いていないのでは?とさえ思ってしまいましたが、会場に向かう一時間前には何とか様になりました。 この日のコンサートはさとうじゅんこさん(うた)が主役をつとめるもの。 出演者は他に齋藤徹さん(コントラバス)、矢作竜太郎さん(ダンス)、熊坂路津子さん(通称:るっちゃん)、そして僕。 演奏曲はバロック音楽、プーランク、クルト・ワイル、ピアソラ、徹さんのオリジナル曲、詩の朗読と即興等、本当にヴァラエティに富んでいます。 シャコンヌはその中の一曲なのですが、ヴァイオ

喜多直毅クァルテット、今週もOTTAVA Saloneでご紹介頂きました!

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『久しぶりに何も考えずに音の渦の中にダイブ出来る素晴らしいアルバムだと思います』 プレゼンターの斎藤茂さんがそう紹介して下さいました。 喜多直毅クァルテット、今週もクラシック専門インターネットラジオ“ OTTAVA Salone  ”でご紹介頂きました。 僕のコメントも読んで下さっています。 こうして何週かに渡って紹介して下さるのは珍しいのだとか…。 嬉しいっす!!! こうして多くの方々に聴いて頂けたのも、斎藤茂さんを始めOTTAVAスタッフの皆さんのお陰です。 本当に有難うございました! またTwitterでもリスナーの方の感想Tweetを拝見しました。 とても嬉しいです! どうも有難うございました! ※こんなに反響があって少し驚いています。  さすがOTTAVAのリスナーの皆さん!  勝手にReTweetしましたがどうぞお許し下さい…。 さて生放送は昨日でしたが、お聴き逃しの方は是非オンデマンド放送をチェックして下さい。 聴取可能期間は12/25(木)の夕刻まで。 聴き方: OTTAVA Salone      ページ中央右側の“Thu."ボタンをクリック。    3:42:00辺りでご紹介頂いています。 勿論我々の紹介コーナーも聴いて頂きたいのですが、その前の部分も要チェック! 余り知られていない、けれど名曲!と言う作品がたっぷり聴けますよ。 DJの斎藤茂さんのトークも面白いのでオススメです! (生放送は毎週木曜日19:00~23:00) 放送の中でもご紹介頂いておりますが、1/29は喜多直毅クァルテット初のホールコンサートが予定されています。 是非お誘い合わせの上、お越し下さい! 喜多直毅クアルテット・コンサート2015 出演:喜多直毅(音楽と構成、ヴァイオリン)    北村聡(バンドネオン)    三枝伸太郎(ピアノ)    田辺和弘(コントラバス) 日時:2015年1月29日(木) 19:00開場 19:30開演 場所: 東京オペラシティ・リサイタルホール  (東京・初台)    東京都新宿区西新宿3-20-2    03-5353-0788 料金:前売り¥3,500 当日¥4,000 予約:03-5353-9999(東京オペラシティチケットセンター)     e+(イープラス)      メンバーからも入手可能。 主催・企画制作: 株式会