投稿

5月, 2017の投稿を表示しています

喜多直毅クアルテット2ndAlbum『Winter in a Vision 2』リリース!先行発売は5/27奈良公演!(5/28尾道・5/29広島・6/10東京)

イメージ
皆さん、こんにちわ。 今まだドイツのデュッセルドルフにおります。 毎日朝から晩までみっちり皆藤千香子さんのダンス作品のリハーサル。 いよいよ明日から三日間連続で本番です。 内容も充実し、出演者全員の気分も高まって来ています。 僕は即興演奏あり、バッハのシャコンヌあり、そして身体も使います。 とにかく頑張りたいと思います! 皆藤千香子さんのダンス作品、リハーサル中です! 2017年5月16日@WELTKUNSTZIMMER, Düsseldorf, Deutschland (こちらでの生活が思いの外忙しく、ちょっと滞在中の活動記録が疎かになっていますが、ドイツでの日々は後ほど記事にまとめたいと思います!) さて今日の記事は間近となった喜多直毅クアルテットの2ndAlbumリリースと西日本ツアー(5/27奈良・5/28尾道・5/29広島)、そして6/10の完成記念コンサート(東京)について。 今回のアルバムは昨年3月にティアラこうとうで行われたコンサートのライヴ録音です。 タイトルは『Winter in a Vision 2』。 アートワークには前回のアルバム同様、津軽を撮り続けた写真家・小島一郎さんの作品を使わせて頂きました。 (快く使用許可を下さった小島弘子様を始め、権利関係の皆様には心より感謝を申し上げます。) 発売は5/27の奈良公演から開始致します。 もちろん翌日の尾道、翌々日の広島でも販売いたしますので、地元の皆さんには楽しみにお待ち頂ければ幸いです。 このグループの東京以外での公演は本当に珍しく、初めて聴いて下さる方が大半ではないかと思います。 メンバーはそれぞれ何らかの形で関西や中国地方へお邪魔して演奏を聴いて頂いてはいますが、今回の演奏では各自の違う側面を聴いて頂けるのではないでしょうか。 僕個人としましては、自分の作曲作品にどのような反応があるのか、楽しみでもあり怖くもあり…、かなりドキドキしています。 ただ演奏ではハジけたい! せっかく聴いてもらえるのだから、最高のパフォーマンスを貪欲に求めたいと思っています。 そもそもこのグループを結成したきっかけは、タンゴの既存曲にヴァイオリンが中心となる編曲を施して演奏したかったから。 で、北村聡(バンドネオン)、三枝伸太郎(ピアノ)、田辺和

ダンス公演『MeinSchloss~私の城~』第二日目終了、Ottoさんの個展でミニライヴ

イメージ
深堀絵梨(女優・ダンサー)喜多直毅(ヴァイオリン奏者) 『Mein Schloss ~私の城~』の一場面。 前回の更新からすっかり時間が経ってしまいました、済みません。 実は既にドイツ在住の振付家・皆藤千香子さんの作品のリハーサルに入っており、僕も毎日飛んだり跳ねたりしています。 ああ、筋肉痛が…。 以下、前回の記事の続きです。 『MeinSchloss~私の城~』、二日目も無事終了致しました。 僕は前日の演奏をちょっと反省し、“今”と“ここ”にもっと反応して行く様にしました。 こうなると断然楽しい! 時間の最前線にいる気がしました。 やっぱりこうじゃなきゃね! 二日目終演後、ロビーで語り合う人々。 振り付け&演出のJean Sasportesさん、音楽監督の齋藤徹さんも総合的に二日目の方を気に入っていたようです。 作品全体が昨日よりも生きて動いている気がしました。 昨年の公演の写真を元にフォトブックが出来ました! 終演後、見に来ていた人達(一般の方々、ダンス関係者)と色々と話しました。 やはり一番話題になったのが、作品に自閉症特有の動作や話し方を取り入れた事。 自閉症の人々の模倣をどの程度行うか(全く取り入れないのか)。 実はこれ、去年の初演のリハーサル時から出演者同士で話し合っていたことなのです。 (当然のことながら、自閉症の方々の動作や話し方を真似ることに、“揶揄”や“からかい”の気持ちは一切ありません。) もしかしたら特徴的な動きや話し方は一切取り入れず、もっと別の表現で作品を作ることも出来たかも知れません。 表れとしての身振りや話し方をダンスの参考にすることは“有り”だと思います。 音楽もそこから着想を得られると思う。 しかしそれを通してもっと深い所に達することが出来なければ…。 恐らく出演者の誰もが皆、こうしたことを考えながら作品作りに取り組んでいたと思います。 リハーサル期間中『ちょっと直截的過ぎるのではないか?』『もっと他の表現があるのではないか?』『自閉症の方の家族が不愉快に思うのでは?』という声が出演者から出たこともありました。 しかし自閉症と普段から向き合っている方々(家族、医療関係者、施設スタッフ)から好評を得た事は、この作品の方向性に対する一つの評