2019年12月18日水曜日

北海道の思い出

北海道へは何回も行っています。
小学生の頃、夏休みの家族旅行で連れて行ってもらいました。
台風と共に本土から渡り、行く先々で大雨だの洪水だので散々でした。
苫小牧の親戚の家に泊めてもらったのですが、そこのお姉さんから色んな漫画を借りて読みました。
一番衝撃的だったのは楳図かずお先生の『まことちゃん』です。
こんなに面白い漫画があったのかと思いました。

登別のクマ牧場にも連れて行ってもらいました。
堀を隔てた飼育場にクマが所狭しと立ち並び、観光客に向かって餌をねだっているのです。
人間の入った着ぐるみのように見えて、ちょっと悪夢のような光景でした。

クマ牧場と同じく登別の温泉ホテルにも泊まりました。
今でこそ違いますが、当時はまだ男湯の方が大きかったのです。
何種類ものお風呂があって、僕はそこに二時間くらいいました。
親が心配して様子を見にきたくらいです。

さて男湯と女湯は普通は壁で仕切られているものですが、そこは高さ2メートルくらいの生垣があるだけでした。
その生垣の前に男性がズラリと並んで、葉っぱや枝の間から女湯をのぞいていました。
これには子供ながら驚きました。
こんなインモラルな行為が公然と行われていて、しかも誰も注意しない。
きっと温泉側も黙認しているのでしょう。
あぁ、あんな大人にはなりたくない…と思いました(なっていません)。

ここまでは子供の頃の思い出。

大人になってからは観光で北海道に行くということは全く無くなり、仕事で行くだけになりました。
僕はツアー先で観光することは滅多にありません(演奏以外のことにエネルギーを使わないようにしたいから)。
しかし一日オフの日があれば話は別です。

何年前だったか、ピアノの黒田京子さんと二人で北海道に行きました。
その時、ちょうど1日だけ休みが取れたのです。
それならば、ということで、僕の希望で富良野へ行くことにしました。
ラベンダーも何もない冬の季節です。

富良野では有名なカレー屋さんにも行きました。
そこはカレーのルーをお代わり出来るのですが、その時厨房に向かって『ルールルルー』とキタキツネを呼ぶ時みたいに声をかけなければならない。
そういうルールがあって、ある雑誌にも載りました。
何だろう、この罰ゲームは、と思いながら小さい声で「ル、ル…、ルー、ル…」とまるでモールス信号のように言いました。
すると相席の夫婦の旦那さんの方が「そんな声じゃ聞こえないよ!もっと大きい声で言わなきゃ!」と言ってきたのです。

カレーを食べ終わってからレンタカーを借りてドラマ“北の国から”のロケ地に行きました。
運転は黒田さんです(僕は免許を持っていない)。
ロケ地についてスマホからさだまさしさんのテーマソングをかけて歩きました。
気分は完全に黒板純君です。
僕は彼と同学年で、勝手にファンになっています。
帰りにグッズ売り場で五郎さんの帽子を買いました。

五郎さんの家です。風力発電のプロペラが取り付けてある。

実は黒田さんはこの“北の国から”にちっとも興味はないし、何の思い入れもないのです。
それなのに富良野にまで一緒に来て、運転もさせられ…、何とも申し訳ないです。
しかも他のツアーではまた僕の希望で浜中町というモンキー・パンチさんの生まれ故郷に行き、ルパン三世のバスの前で僕の写真を撮ってくれたりしたのです。
もちろん黒田さんはルパン三世にも興味はありません。

浜中町のルパン三世バス。

また二人で北海道に行きたいねと話し合っています。
今度こそ黒田さんの希望する場所でオフの日を過ごしたいと思っています。

北海道は何度行っても食べ物が美味しく、人もカラッとしていて、しかも優しい。
夏は爽やかだし、それに田舎の景色は広々として落ち着いた気分になります。
しかしヒグマは怖い。
札幌はともかく、ちょっと町外れに行くとすぐ「ここはヒグマは出ますか?」とか聞いてしまいます。
熊は人間が生きたまま内臓から食べると言います。

2019年12月1日日曜日

楽しいシンガーソングライターライブ!!!(動画あり)

色んな音楽活動をしていますが、その時楽しいと思うことに力を注ぐようにしています。
力を自動的に注ぐようになっているのです。
寝食を忘れて、ピアノやパソコンの前に座ってあーでもないこーでもないと歌を作っています。

今までは歌手の皆さんに歌ってもらうだけでした。
でも自分で歌うことにしてみたら、その難しさを痛感すると共に、自分の言葉(歌詞)を自分の口から発することが新鮮で楽しくてなりません。

僕は普段は寡黙か饒舌でふざけているのです。
しかし誰にも見せてこなかった部分を歌では曝け出す。
これは大変勇気がいるのですが、しかし自分にはこれが必要だったんだとも思う。

もちろん誰に請われてやっていることではない。
本来なら黙ってヴァイオリンだけ弾いていれば良い。
しかし歌を作らずにはいられないし、歌ってみたら自分の声を通して何かが人に伝わっていることがわかる。
素晴らしいことだと思います。

歌は下手なのです。
ジャイアンリサイタル。
たいていの人はこの人並み外れた歌唱力にびっくりすると思います。
気の毒に思う人もいるかも知れませんし、嘲笑も覚悟です。

でもやりたいからやる。

一番最初のデビューリサイタルでは会場が満員になりました。
それ以来二回ライヴをやりましたが、確実にお客さんは減ってしまいました。
そりゃそうです。
こんな歌唱力なんだから。

しかし今でも何人かお客さんは来てくれる。
こんな歌でも聴きたいと思って、わざわざ時間とお金を使って、寒い中来てくださるのです。
心から感謝しています。
楽しみにして下さる方がいる限り、やらねばなりません。

一緒に演奏してくれているのはギターの加藤崇之さん。
『良い曲書くね』と褒めてくれます。
僕は素直に喜んでいます。
加藤さんはその美音と芸術性の高いアレンジで歌に寄り添ってくれます。


喜多直毅シンガーソングライターライヴ with 加藤崇之(ギター) 2019年5月8日@音や金時
喜多直毅シンガーソングライターライヴ with 加藤崇之(ギター)
2019年5月8日@音や金時

先日は初めてピアノの黒田京子さんに共演をお願いしました。
黒田さんは言葉を大切にして、その言葉からピアノを弾いてくれます。
そして思いもしないアングルから光をあて、闇を作ってくれる。
歌に立体感と奥行きを与えてくれるのです。

喜多直毅氏ンガーソングライターライヴ with 黒田京子(ピアノ) 2019年11月28日@inF
喜多直毅氏ンガーソングライターライヴ with 黒田京子(ピアノ)
2019年11月28日@inF

このお二人とは別々にライヴを行なっていますが、いつか一緒に出来たら良いなぁと思っています。
そして僕はヴァイオリンも弾く。
インスト部分も充実して最高に濃厚な世界が誕生すると思います。
来年はぜひやってみたい。
夢が膨らみます。

友達がデビューリサイタルの『赤い涙』の動画をとても気に入ってくれました。
通勤の時、いつも聴いているそうです。
嬉しいやら恥ずかしいやら。

僕はとても残念でなりません。
ネットで「シンガーソングライターライヴをやります!!!」と言ったって、ライヴに来てもらえないとどんな歌を歌っているのか誰にも知られないことです。
人様にとって僕の歌が価値があるかどうか、それは分かりません。
しかし歌唱力はともかく、作品そのものには力があると思っています。
歌がもう少し上手ければもっと伝わるでしょう。
だから頑張りたいと思います。

ということで友達が気に入ってくれた『赤い涙』をネットでシェアすることにしました。
まだ他にも聴いて欲しい作品がたくさんあります。
それは追々ネットでシェアして、少しずつ聴いて頂けたらと思っています。



実は来年のシンガーソングライターライヴも決まっています。
もう少し歌も上達していることでしょう…。
ぜひ一度聴きにお越し頂ければ嬉しいです。

◉2020年1月30日(木)with 加藤崇之(ギター)
内容:喜多直毅オリジナルソング
日時:2020年1月30日(木)18:30開場/19:30開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020
料金:¥2,500+オーダー
予約:必要ありません。そのままお越し下さい。

◉2020年2月28日(金)with 黒田京子(ピアノ)
内容:喜多直毅オリジナルソング
日時:2020年2月28日(金)19:00開場/20:00開演
会場:インエフ(大泉学園)
   東京都練馬区東大泉3-4-19津田ビル3F
   03-3925-6967
料金:¥2,500+オーダー
ご予約&お問い合わせ:
   03-3925-6967
   in-f.sato@nifty.ne.jp