2017年12月17日日曜日

長浜奈津子さん(朗読・歌・ギター)との共演が決まりました/12月25日(月)月夜の仔猫(新橋)18:45/19:30

長浜奈津子(朗読・歌・ギター)、喜多直毅(ヴァイオリン) 2017年12月16日@松本弦楽器(代々木)
長浜奈津子(朗読・歌・ギター)、喜多直毅(ヴァイオリン)
2017年12月16日@松本弦楽器(代々木)

昨日は代々木の松本弦楽器にて女優の長浜奈津子さんと朗読会でした。
リハーサルの時点から、二人で言葉の持つ力を感じ、意味を探り、そして作者と作品の魂に接近して行く。
そんなプロセスを踏んで本番を迎えましたが、とてもとても楽しい日々でした。
会場には某文学ミュージアムの方もお越し下さり、我々の朗読会をとても楽しんで下さいました。
本当に企画して良かったなぁと思える公演でした。
寒い中お越しになった皆さん、会場として場を提供して下さった松本弦楽器の皆さん、そして長浜奈津子さん、心からお礼を申し上げたいと思います!

お越しになれなかった方のために今日のプログラムをご紹介します。

第一部:濹東綺譚(永井荷風)

第二部:
ヴェルレーヌ/永井荷風(翻訳)『珊瑚集』より
・ぴあの
・ましろの月
・道行
・夜の小鳥
・暖かき火のほとり
・返らぬむかし
・偶成

ヴェルレーヌ『秋の歌』を五人の翻訳で
・堀口大学
・金子光晴
・窪田般彌
・橋本一明
・上田敏
音楽:シャコンヌ(J.S.Bach)

オシップ・マンデリシュターム
詩集『石』より一編

ブロニスワバ・バイス
『私は貧しいジプシー女』

『アルフォンシーナと海』
作詞:フェリックス・ルナ/作曲:アリエル・ラミレス
歌詞の朗読とギター弾き語り&ヴァイオリン


どうです!?
なかなか充実のプログラムでしょ!?

濹東綺譚はもう何度か上演しておりますが、第二部は初めての作品ばかり。

ヴェルレーヌ/永井荷風の詩の数々は、荷風の色合いがとても濃くてビックリしました!
濹東をやった後だったからかも知れませんが、原作に描かれているのはフランスの風景なはずなのに、何だか昭和初期の情緒のようなものを感じるのです。
登場する人物もフランス人ではなく、着物姿の男女をイメージしてしまう。
荷風って知れば知るほど凄い人ですね…。

続いてヴァルレーヌの『秋の歌』を五人の日本人による翻訳で聴いていただきました。
『秋の日のヰ゛オロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し。』の出だしで有名な詩です。
これは上田敏訳。
僕は堀口大学のが最も好きなのですが、他に三つも翻訳があったんですね。
知りませんでした。

で、この五つのヴァージョンをシャコンヌに載せて、奈津子さんに読んで頂きました。
もちろん訳者ごとに趣きが全く違うのですが、奈津子さんの読み方も訳の言葉遣いによって変化して大変面白かったです。

シャコンヌは大きな音量で弾かないと厳しい部分もあるので、朗読の背景としては実は不向きだったかも知れません。
今日は朗読会を通して弱音器をつけっぱなしだったのですが、それでもシャコンヌはたまに音がでかいな〜と感じました。
もしかしたら無伴奏ソナタ第1番の第一楽章が向いているかも知れません。
その方が詩の朗読を邪魔しないかも。

ヴェルレーヌの後はお気に入りのマンデリシュターム。
そしてジプシーの詩人、ブロニスワバ・バイス。
そして最後はフォルクローレの名曲『アルフォンシーナと海』の歌詞の朗読と歌。

奈津子さんは実は歌手としても活躍しておられ、このアルフォンシーナの演奏は歌もギターも見事でした!
まずリズム感が素晴らしい!
緩急も自由自在。
リハーサルではヴァイオリンの一本で歌って下さったのですが、僕の演奏を本当に良く聴きながら歌って下さるのです。

実は先日、奈津子さんが出演する芝居を観に、六本木の俳優座に行ってきました。
作品中、何曲か歌っていらっしゃったのですが、豊かな声が会場を包みました。

ここでお知らせ!!!
奈津子さんが出演するライヴに僕も急遽出演させて頂くことになりました!
12月25日のクリスマスです!

出演:長浜奈津子(歌、ギター、朗読)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
日時:2017年12月25日(月)18:45開場/1st19:30/2nd 21:00
会場:月夜の仔猫(新橋)
   東京都中央区銀座8-3-11和恒ビルB1
   03-3573-3651
料金:¥4,500+オーダー
予約・問い合わせ:03-3573-3651

この日は朗読を行うか、或いは歌が中心になるか、これからリハーサルをして決めて参りたいと思います。
でも『アルフォンシーナと海』以外にも、例えばタンゴとか一緒に出来たらと思っています。
年末の忙しい時期かと思いますが、皆さんどうぞお越し下さい!


【グルメ情報】
前にも一度紹介したかも?
でも素晴らしいのでもう一度。

池袋北口と言えばもう既にチャイナタウンと化して何年も経ちます。
そんな中、名店として評判なのがここ”知音食堂”!

東京都豊島区西池袋1-24-1 宮川ビルB1
03-5951-8288
営業時間:11時30分~0時00分


基本的に四川料理ですが、辛くない料理もあります。
でもせっかくだから唐辛子・山椒の痺れる辛さを味わいたいもの。
辛くても痺れても、どれもどんどん箸が進む旨さです!

ここは本当にメニューが豊富でどれを頼むか迷ってしまいますが、やっぱり麻婆豆腐は頼まなくては!
上の写真をご覧いただいてもお分かりと思いますが、食欲をそそる赤!
確かに痺れる辛さ。
必ずライスが欲しくなる。
普通盛りでは足りなくなります。
絶対に大盛りです!
で、汗をかきながら麻婆丼みたいな感じで食べます。
本当に幸せを感じる…。

ということで池袋に行ったら皆さんも是非行ってみて下さいね。
雑司が谷エルチョクロでライヴを観た後とか。
(僕もたまに行きます。)

さがゆき、喜多直毅
もともと知音食堂を教えてくれたのはさがゆきさん(vo)。
それ以来はまっています…。

2017年12月15日金曜日

喜多直毅&黒田京子デュオ・年末年始の演奏スケジュール(12/23:新三郷・永井マザーズホスピタル、1/6:代官山・晴れたら空に豆まいて)

喜多直毅&黒田京子デュオ 2017年12月14日@神保町・試聴室
喜多直毅&黒田京子デュオ
2017年12月14日@神保町・試聴室

このデュオではアルバム『愛の讃歌』をリリースした後、映画音楽やヨーロッパのポピュラー音楽、昭和歌謡などを中心に演奏して来ました。
しかし昨日の神保町・試聴室でのライヴでは久々の全曲オリジナル!
いや〜〜〜、我ながら濃厚でハードな世界でした!
(お客さん、疲れちゃったかな!?)

しかし暫くこうしたライヴを行っていなかったので、僕としてはとても新鮮な気持ちで演奏することが出来ました。
寒い中をお越し下さった皆さん、本当に有難うございました!

さて直近の黒田さんとの演奏のお知らせです。

まずは12/23(土)。
新三郷の永井マザーズホスピタルにて子供向けの朗読会(午後)、そして夕刻からは大人向けのコンサートを行います。
朗読会はスクリーンを使った紙芝居風。
前回は宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』の朗読で、大変好評を頂きました。
今回はその第二弾。
子猫のお話です!

何の取り柄もない子猫が、たった一人の友達との交流を通して成長していくお話。
きっと大人の方にもお楽しみいただける内容です。
勇気って何だろう?
愛って何だろう?
友情って何だろう?
(こう並べて書くと少年ジャンプみたいですが、そういうお話ではありません。)
きっと色々な問いが心に浮かぶに違いありません。

そして夜は大人向けのコンサートです。
こちらは映画音楽や昭和歌謡など、比較的耳馴染みのある曲をお送りします。
ちなみに前回は『忘れな草をあなたに』『リリー・マルレーン』『映画”ひまわり”のテーマ』『My Favorite Things』『アメイジング・グレイス』等を演奏いたしました。

皆さん、年末の締めくくりに朗読会とコンサートにいらっしゃいませんか?
お待ちしています!!!


2017年12月23日(土)新三郷・永井マザーズホスピタル・クリスマススペシャル朗読会&コンサート



 
◉子供の為の朗読会
出演:森都のり(女優)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
   黒田京子(ピアノ)
内容:朗読(スクリーン上映あり)と音楽による子猫の物語
日時:2017年12月23日(土)13:30開場/14:00開演/14:45頃終演
会場:永井マザーズホスピタル・待合室(新三郷)
   埼玉県三郷市上彦名607−1
   048-959-1311(代表)
料金:子供 予約¥500 当日¥800
   大人 予約¥1,500 当日¥1,800
御予約・お問い合わせ:
nagai@nagai-cl.com、048-950-1103(永井クリニック・小沢、又は新井
violin@nkita.net(喜多直毅)

◉大人のコンサート
出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
   黒田京子(ピアノ)
内容:映画音楽、ポピュラー音楽、昭和歌謡等の演奏
日時:2017年12月23日(土)15:30開場/16:00開演/18:00頃終演
会場:永井マザーズホスピタル・待合室(新三郷)
   埼玉県三郷市上彦名607−1
   048-959-1311←要確認
料金:予約¥2,000/当日¥2,500(ワンドリンク付き)
御予約・お問い合わせ:
nagai@nagai-cl.com、048-950-1103(永井クリニック・小沢、又は新井)←要確認
violin@nkita.net(喜多直毅)


そして年明け1月6日(土)には代官山・“晴れたら空に豆まいて”にて映画音楽特集です!
このライヴのプロデュースは『裸のラリーズ』や『夕焼け楽団』などでお馴染みの久保田麻琴さんです!
久保田さんは演奏活動の他、CDやアーティストのプロデュースも精力的に行ってらっしゃいます。

そして今回は素晴らしいギター奏者・笹久保伸さんとご一緒させて頂きます!
先日、彼のライヴを聴きに行って来たのですが、本場南米仕込みの凄いギターでした。
フォルクローレのリズムや奏法を活かしつつ、それだけに留まらないオリジナリティ溢れる世界を創り上げていました。
そのサウンドには、彼が暮らす秩父の自然やこれまで様々な土地で出会って来た人々の事が織り込まれているのだと思います。
他に、南米の歌の歌詞には良く登場する“精霊”が何か音楽作りに影響を与えているのかも…。
そんな思いを抱きながら、彼のギターを聴かせて頂きました。

笹久保さんは実に多才で、写真集を出したり映像製作もしていらっしゃいます。
今回のライヴはテーマが“映画”ということで、彼の作った映像作品もご覧いただけます。

そしてライヴ後半には彼との演奏も予定されていますよ!(三曲くらい?)
これは絶対に見逃せないライヴです。
是非お誘い合わせの上お越し下さい!

Makoto Kubota presents Life is a Movie feat. Naoki Kita, Kyoko Kuroda and Shin Sasakubo

2018年1月6日(土) 久保田麻琴 presents "Life is a Movie" 笹久保伸(gt)/喜多直毅&黒田京子デュオ @晴れたら空に豆まいて(代官山)
2018年1月6日(土)
久保田麻琴 presents "Life is a Movie"
笹久保伸(gt)/喜多直毅&黒田京子デュオ
@晴れたら空に豆まいて(代官山)

お気付きのように、人生は映画です。
幕間に流れる最高の音楽で、新玉の年を迎えましょう。
天才奏者たちがそれぞれの思いを演奏してくれます。
大好きなスクリーンテーマかな?それとも今宵だけのサントラ?
さて、何が飛び出すでしょう。 お楽しみに。
(文章:久保田麻琴さん)
------------------------------------------------
出演:
喜多直毅(Violin) &黒田京子(Piano) 
笹久保伸 (Guitar)
久保田麻琴Live Mix)
時間:
OPEN19:00 START20:00
料金:
前売り3500円 当日4000円 (共に1ドリンク代別)
場所:
代官山 晴れたら空に豆まいて
チケット予約
イープラス
晴れたら空に豆まいて
電話03-5456-8880 / メール http://mameromantic.com/?p=85


【グルメ情報】
僕の愛する板橋区は東京23区の中でも存在感がなく、今でも田畑や雑木林・竹林が残るいわゆる田舎。
徳丸の辺りには伝承芸能が今でも残っていたりします。
本当にのんびりしているんだなぁ…。

でも旨い店はある!
その中の一軒がこちら!

どん亭 下赤塚店
03-5998-2207
東京都板橋区赤塚2-2-3
東武東上線下赤塚駅北口徒歩1分

ここの店構えは一見普通の駅前立ち食い蕎麦屋。
しかし!
この店の看板メニューは、恐らく板橋区民なら誰でも知っている『焼肉ライス』!!!


タレの甘辛味が絶妙な厚切り豚バラ肉!
そして焦げた部分がまた旨いんだ!
ご飯にもタレの味が移っていて最後までかっ込んでしまう。
絶対にガッツリ大盛りを頼んだ方が良いです。
(大盛りを勧めておきながら写真は普通盛りです…。)

ちなみにこのお店は成増駅南口のロータリーに面したところにもあります。
皆さん、板橋に来る事があったら是非行ってみて下さい!

2017年11月17日金曜日

演奏後記:2017年11月16日喜多直毅(vln)伊藤芳輝(gt)@船橋市文化創造館(きらら)

2017年11月16日喜多直毅(vln)伊藤芳輝(gt)@船橋市文化創造館(きららホール)

今日は船橋市のきららホールにて伊藤芳輝さん(ギター)とデュオでした。
実はこの会場、オープンしてまだ日の浅い頃、“喜多直毅+TANGOPHOBICS”というバンドで出演させて頂きました。
約15年前…、懐かしい!

その後、鬼怒無月さん(gt)のグループ“SalleGaveau”や常味裕司さん(oud)の“Farha”、また大倉庄之助さん(大鼓)らとの即興セッションなど、数回出演させて頂きました。
とてもとても懐かしい会場。
現在は“ちょとよりみちライブ”という無料コンサートを定期的に開催し、地元の皆さんに親しんで頂いているそうです。
今回、伊藤芳輝さんとのデュオで呼んで頂き、とてもとても感謝です!

2017年11月16日喜多直毅(vln)伊藤芳輝(gt)@船橋市文化創造館(きらら)
2017年11月16日喜多直毅(vln)伊藤芳輝(gt)@船橋市文化創造館(きらら)

演奏は約一時間。
本当は45分程度の予定でしたが、かなり伸びて一時間強の演奏になりました。
でも皆さん、最後までしっかり聴いて下さいましたよ。
どうも有難うございました〜!

リハーサル後、お茶目な伊藤芳輝さん。

内容はピアソラやボサノヴァ、フラメンコテイストのスタンダード、ビートルズ、ミシェル・ルグランの作品など。
ヴァイオリンとギターによる情熱のサウンドをお楽しみ頂けたのではないかと思います。

本日演奏したミシェル・ルグランの『What are you doing the rest of your life?』(邦題『これからの人生』)は本当に良い曲だなぁといつも思います。
部分部分に様々な抑揚を付けて弾くことが出来る。
間を開けたり、緩急を付けたり、色々な歌い回しが出来て本当に楽しい。
これも伊藤さんのギターと一緒だからこその自由かなと思います。

ピアノの黒田京子さんとのライヴでもたまに演奏していますが、こちらはどちらかというとクラシカルで素直な演奏かな(YouTube)。

 
もちろん黒田さんとのデュオでも最近は伊藤さんとのデュオ同様、自由に弾かせて頂いております。
喜多&黒田ヴァージョンも是非聴きにいらして下さいね!

さて伊藤芳輝さんとは12月3日に水戸で演奏させて頂きます!
今回は何とひっさしぶりの吉見征樹さんとのトリオです!
吉見さんといえば言わずと知れた日本のインド音楽、そしてタブラの第一人者です。
もちろんインド音楽に限らず様々な音楽ジャンルで大活躍。
(愉快な関西ノリMCにも定評あり)

伊藤さんと吉見さんと言えば、もう一人ヴァイオリンの平松加奈さんでのトリオ”スパニッシュ・コネクション”が良く知られ、人気がありますよね。
何ともう17年も続いているユニットだそうです!
今日伊藤さんに『バンドが長続きする秘訣は何ですか?』と訊いたら『普段余り干渉し合わないことかな』とおっしゃっていました。
なるほど、程良い距離感ってことですね。
参考にさせて頂きます…。

で、今回は僕がヴァイオリンで参加させて頂くわけですが、スパコネのサウンドと同じになるとは思いません…。
演奏者が違うんだから当たり前です。
でも編成だけ見ると、“男スパコネ”みたいですよね。
って言うと、ファンの方にお叱りを頂くでしょうか…。
でも何だか面白い顔ぶれですよね。
このトリオも是非聴きにいらして頂きたいと思います。

水戸はちょっと遠いなぁと仰らず、是非東京からもお出かけください!
もちろん地元の方、是非是非いらして下さいね!

2017年12月3日 伊藤芳輝(gt)吉見征樹(tabla)喜多直毅(violin) @Cafe202
2017年12月3日
伊藤芳輝(gt)吉見征樹(tabla)喜多直毅(violin)
@Cafe202

出演:伊藤芳輝(フラメンコギター)
   吉見征樹(タブラ)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
内容:フラメンコテイストのジャズ・スタンダード、ラテン音楽、ポップス、オリジナル曲等

日時:2017年12月3日(日)
   14:00開場/1stSet15:00開演/2ndSet17:00
会場:Live & Library cafe 202(水戸)
   茨城県水戸市五軒町1-6-1
   029-233-5524

料金:¥4,000
予約:分かり次第お知らせします。
   1stSetのみ、2ndSetのみ、または両方とも…と言った感じのシステムの様です。

ではでは皆さん、12/3は水戸でお会いしましょう!!!

無関係な話題。
グルメ情報です。

池袋のカレーの名店・かえる食堂です!
このお店はファンが多く、まさに行列の出来るカレー屋さんです。
友人がここのカレーにドンはまり中で、半ば強制的に連れて行かれました。

僕は毎食カレーでも良いくらいの人間なのですが、どちらかと言うとインド・ネパール料理店で食べることが多い。
余りカレー専門店的なところには行かないのですよ。

でも連れて来てもらって良かった!
一口食べると、まずちゃんと辛い(これ大事)。
そして辛いだけではなく、ちゃんと“美味しさ”がある。
“美味しさ”って言うとちょっと漠然としてますかね。
旨味とか深みとか…、とにかくこれは食べてみなきゃ分からん味です。

かえる食堂の坦々カレー。山椒の香りが最高。ご飯は大盛りでも良かったかも。
 
僕が頂いたのは“坦々カレー”。
おおお、カレーの上に四川風の山椒パウダーが!
四川料理も大好きなので、これは嬉しいね!

友人は“みどりのカレー”を注文。
確かに緑色をしたカレーなのですが、う〜ん、何だろう、クレソンの様な苦味が実に絶妙。
これは旨い。
デトックスにも効果がありそうだし、二日酔いで胃がムカムカする時なんか良いのでは?

とにかく池袋に行ったらかえる食堂へ!
行列する価値ありです!

かえる食堂
東京都豊島区池袋3-6-1 第2京花荘
03-5950-6077

大満足!“俺の東京カレーミシュラン”に加わりました。

2017年11月15日水曜日

演奏後記(2017年11月14日ウタウタ@音や金時)

ウタウタ 松本泰子(歌)喜多直毅(ヴァイオリン)長谷川友二(ギター)和田啓(パーカッション) 2017年11月14日@音や金時(西荻窪)
ウタウタ
松本泰子(歌)喜多直毅(ヴァイオリン)長谷川友二(ギター)和田啓(パーカッション)
2017年11月14日@音や金時(西荻窪)
この日の『奄美の子守唄』の泰子さんの声、最高でした!

今日はウタウタのライヴでした。
メンバーは松本泰子さん(vo)、長谷川友二さん(gt)、和田啓さん(per)、喜多(vln)の四人。
それぞれのオリジナルソングを持ち寄って演奏しています。

僕の取り組んでいる音楽では恐らく最もポップなサウンド。
フォークとかニューミュージックの世界です。
なので、喜多クアルテットや即興演奏の方を聴かれてライヴにお越しになった方は『え?』って思うかも…。
でもウタウタはウタウタで楽しんで頂けたらなぁと思っています。
(実際、『影法師』とか『赤い涙』あたりは喜多クアルテットの世界と通ずるところもあると思いますがどうでしょう?)

今日のライヴのために新しい歌を用意していました。

どんな曲かというと、”挫折”がテーマです…。
人生でつまづいたり転んだりした時、そこで感じたことや味わったこと。
そしてその経験を通して得たものを歌にしたいなと思って作りました。

この歌は一ヶ月くらい前に『頭の中で』完成していました。
だからライヴが近づいてから楽譜にすれば良いや〜と思って怠けていました。

で、先週末くらいから頭の中に存在している歌を音符にし始めました。
簡単に出来ると思ってた。
そしたら!
何だかまとまらなくなっちゃって、泰子さんに楽譜を送ったのがライヴの前々日になってしまいました。

前に作った歌も間際に渡すことになって、泰子さんには「もっと早く楽譜ちょうだーい!」って言われたのでした。
また同じ過ちを…。
泰子さん、ごめんなさい!

とは言え、本日のライヴでは新しい歌もおかげさまで完奏出来た(メンバーの力です)。
次回はもっと曲が身体に入って、さらに良い演奏になると思います。
皆さん、聴きに来てね!

さて歌作りについて、ちょっと困ったことがあるのです。
それは歌(歌詞と曲)を作り終えた時点で、自分の仕事が終わったように感じてしまうってこと。

理想的なのは
1. 歌詞と曲が同時に出来る
2. 多少、編曲にも凝る(歌の邪魔にならない程度)
3. ヴァイオリンのパートもしっかり弾く(これも歌の邪魔にならない程度)
なのですが、僕の場合、気持ちが“1.”か“2.”で終わってしまう。
“3.”がどうも足りないのです(時として“2."も足りない)。

歌詞と曲が作れた時点で自分の仕事は終わって、何だか満足しちゃうんですよ。
編曲のアイディアやヴァイオリンで弾く内容とか、全く思い浮かばなかったりする。
なので、ライヴの録音を聴くと、自分のヴァイオリンのパートがスカスカだったり、変に“お仕事”的だったりしてびっくりします。

次に作る時は“3.”まで頑張りたいな〜!

喜多直毅、作曲中
曲作り中。このように狭く暗い部屋ほど仕事が捗るのだ!
俺の創作秘密基地!イエイ!

さて次回のウタウタのライヴは来年2018年2月9日(金)です!
肉の日!
皆さん、是非お越し下さい!

出演:ウタウタ
   松本泰子(vocal)
   喜多直毅(violin)
   長谷川友二(guitar)
   和田啓(percussion)
内容:メンバーそれぞれのオリジナルソング
日時:2018年2月9日(金)18:30開場 19:30開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020
料金:2,700円+オーダー
予約:必要ありません。そのままお越し下さい。

ウタウタ 松本泰子(歌)喜多直毅(ヴァイオリン)長谷川友二(ギター)和田啓(パーカッション) 2017年11月14日@音や金時(西荻窪)
ウタウタ
松本泰子(歌)喜多直毅(ヴァイオリン)長谷川友二(ギター)和田啓(パーカッション)
2017年11月14日@音や金時(西荻窪)

さてウタウタの男メンバーはリハーサルの後、食事に行きます。
西荻窪には美味しい店が多くいつも目移りしますが、今日はコチラ。

やまぎし(定食)

味にうるさい和田啓さんオススメの定食屋さんです。

シンプルな焼魚や刺身の定食ですが、実に美味いんだなぁ。
ちょっとした小鉢料理もオプションで付けることが出来ます。

この日僕が注文したのは赤魚の粕漬け定食。
(料理の写真は撮り忘れました!)
魚の火の通り方が絶妙!
良い塩加減です。

そして何よりも嬉しいのがご飯が美味しいってこと!
これは定食屋の基本中の基本だと思います。

皆さんも西荻窪に行かれる際は、是非やまぎしへ!

定食屋さんの“やまぎし”は焼魚はもちろん、ご飯が美味い!

2017年10月31日火曜日

12月の演奏予定を更新/11月の演奏のご案内

こんにちは。
12月の演奏スケジュールをアップしましたので、どうぞご覧下さい!
喜多直毅演奏スケジュール・12月

詳細はサイトの該当ページでご覧頂くとして、ちょっと幾つかピックアップしてご案内いたします。

◉12/8・9(中野)※二日間連続公演
CHIKAKO KAIDO  "Gebrauchsanweisung zum Verschwinden" ―『「私」が消える時』@テルプシコール
今年の5月にドイツ・デュッセルドルフで行なった皆藤千香子さん振付のダンス作品。
オリジナルメンバーが来日し、東京で公演を行います。
僕はヴァイオリン独奏で参加。
どうぞお誘い合わせの上お越し下さい!

CHIKAKO KAIDO  "Gebrauchsanweisung zum Verschwinden" ―『「私」が消える時』
CHIKAKO KAIDO  "Gebrauchsanweisung zum Verschwinden" ―『「私」が消える時』

◉12/14(神保町)
喜多直毅&黒田京子デュオ@視聴室
ここ数年は映画音楽や昭和歌謡を中心に演奏して来たデュオですが、オリジナル作品や即興演奏を中心としたライヴを行いたいと思います。
喜多クアルテット同様、一時間一本勝負の公演になるかも?(未定です)
どうぞ宜しくお願いします!

喜多直毅&黒田京子デュオ
喜多直毅&黒田京子デュオ
2016年7月30日@熊本市男女共同参画センターはあもにい
写真:マスデン美弥

◉12/24(雑司が谷)
喜多直毅+田中信正@雑司が谷TangoBarエル・チョクロ
今年アルバムをリリースし、東京と名古屋でコンサートをした田中さんとのデュオです。
今回はアルバム収録曲の他、クリスマスソングもプログラムに入れてお届けしたいと思います。
ロマンティックなクリスマスイヴになりそうだぞ!

喜多直毅(vln)田中信正(pf)
2017年7月14日@sonorium

他にも様々な演奏が予定されております。
暮れの忙しい時期ではありますが、大掃除、年賀状書き、お節料理作りの合間に是非お出かけ下さい!


いよいよ11月ですが、様々なライヴがあります。
喜多直毅演奏スケジュール・11月

まず直近の池田みさ子さん(ピアノ)、池田達則さん(バンドネオン)とのタンゴトリオ(11/10)。
恐らくみさ子さんにお会いするのは15年以上前のお父様・光夫さんのご葬儀以来だと思います。
現在はタンゴピアニストとしてご活躍中です。
また狛江市のご自宅をライヴハウスに改装され、タンゴのライヴハウス“オルテンシア”を始められたのだとか。
今回の演奏もそちらで行われます。

実は僕がまだ音大生だった頃、お父様でバンドネオン奏者の池田光夫さんには大変お世話になりました。
タンゴのタの字も分かっていない僕を、良く演奏に誘って下さいました。
岡本昭さん(バンドネオン)、家野洋一さん(ヴァイオリン)等、日本のタンゴ演奏家の大先輩達とお会いしたのも池田さんのお仕事を通してでした。

ところがお亡くなりになってから、不義理なことに、池田さんの御仏前にお線香を差し上げに伺うこともなく月日が流れてしまった。
今回、みさ子さんにお話を頂いて、やはりここは一度池田さんにもう一度ご挨拶せねばと思った次第です。

池田さんはホセ・コランジェロ氏(pf)と友人で、彼の作品を良く演奏していらっしゃいました。
“フォルティン・セロ”、“夢のすべて”等。
今でも当時の楽譜をみさ子さんが弾いておられると思います。
今回これらの曲がプログラムに入るか分かりませんが、僕も池田さんを偲びつつ演奏させて頂きたいと思います。

ちなみに会場のオルテンシアはかつてCDショップ・楽器店だったと思います。
どんなふうに改装されたか拝見するのも楽しみ。

天国の池田さんに届くように演奏させて頂きたいと思います!
皆さん、どうぞ宜しくお願いします!

出演:池田みさ子(ピアノ)
   池田達則(バンドネオン)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
内容:アルゼンチン・タンゴ

日時:2017年11月10日(金)17:00開場/18:00開演
会場:狛江オルテンシア(和泉多摩川)
   東京都狛江市東和泉3-7-4
   070-5553-0905
   小田急線和泉多摩川駅南口下車徒歩3分

料金:¥4,000(1drink付き)
予約:070-5553-0905


11/14は西荻窪の音や金時でウタウタのライヴ。
ウタウタではそれぞれがオリジナルソングを作って持ち寄っています。
今回は僕も新曲を作っています!
と言っても、まだヴォーカルの泰子さんには楽譜を送っていないのですが…。
いつも泰子さんにはライヴの前日とかに新曲の楽譜を送って迷惑をかけているので、今回は一週間前にはお送りしたいと思っています。
新曲のご披露だけではなく、最近演奏し始めたレパートリーも回を重ねるごとに深みが増して来ましたのでどうぞお楽しみに!

ウタウタ 左から:喜多直毅(violin)和田啓(percussion)長谷川友二(guitar)松本泰子(vocal)
ウタウタ
左から:喜多直毅(violin)和田啓(percussion)長谷川友二(guitar)松本泰子(vocal)

出演:ウタウタ
   松本泰子(vocal)
   喜多直毅(violin)
   長谷川友二(guitar)
   和田啓(percussion)
内容:メンバーそれぞれのオリジナルソング

日時:2017年11月14日(火)18:30開場 19:30開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020

料金:2,700円+オーダー
予約:必要ありません。そのままお越し下さい。


11/24はお馴染み・ピアノの黒田京子さんとデュオです。
会場は、このデュオでは数年ぶりに出演させて頂くグレコ(大塚)です!
先日伊藤芳輝さん(ギター)のグループにゲストでお呼び頂きましたが、リフォームされたグレコは僕が頻繁に演奏させて頂いていた頃とは全く違う雰囲気!
完全にライヴハウスでした!(って昔もそうだったのですが。)
音響や照明の機材が最新のものになっていて、しかもグランドピアノが二台!
これには驚きました。

しかし我々デュオが頻繁に演奏させて頂いていたのは、建物二階のバー。
個人的にはこちらのスペースの方が思い出深く、あんな事やこんな事が心に浮かんで来ます。
出来たらこのバーで演奏させて頂きたいなぁと思っているのですが、それは当日のお楽しみ…。

喜多直毅&黒田京子デュオ
喜多直毅&黒田京子デュオ
2015年7月19日@岩手県奥州市HalfNote

出演:喜多直毅(violin)
   黒田京子(piano)
内容:オリジナル、映画音楽、ヨーロッパの古いポピュラー音楽、etc.

日時:2017年11月24日(金)
   19:00開場/1st 20:00/2nd 21:20
会場:Greco(大塚)
   東京都豊島区北大塚1-34-18
   03-3916-9551

料金:3,600円(季節の一品付き)
   別途1ステージにつき1オーダーお願いいたします(2ステージ制、入れ替えなし)。
予約:こちらからお申込み下さい。
   

他にも11月は様々なライヴをお届けします。
ジャンルも色々ですが、是非是非お運び頂きたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いします!

2017年10月23日月曜日

喜多直毅クアルテット2days終了!満員大感謝!

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)
三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
2017年10月22日@公園通りクラシックス(渋谷)

昨日、喜多直毅クアルテット二日間連続公演が終了致しました。
ご来場の皆様、本当に有難うございました!
台風接近中と言うことで1日目も雨、2日目も雨(しかもかなり強い)…。
お客さん達、無事に会場に到着出来るかな、お年を召した方など滑って転んだりしないかなと心配しておりました。
でも皆さん、会場に来て下さって安心。
しかも悪天候にも関わらず2日とも満席にして頂きました。
本当に有難いことです。
心から感謝を申し上げたいと思います!

お客様の中には僕の把握している限り、愛知県や北海道からお見えの方もいらっしゃいました。
また今年5月の奈良公演を聴いてお越し下さった方にもお目にかかりました。
そして数年前にクラシック専門インターネットラジオ“Ottava”でCDをご紹介頂いた際、放送を聴いていらして、今回帰国に合わせてお越し下さったタイ在住のご家族も!
遠くからお越しの方々、実に実に感謝です!

北海道の方がわざわざ買って来て下さいました!北海道限定だそうです!
アザーーーッス!

そしてメンバー達、本当に有難う!!!
あなた達は最高です!
一緒に演奏をするのは頻繁ではありませんが、公演の度に色々な方向から曲に新たな光を当ててくれる。
いつもハッ!とさせられます。
そして僕の曲がもう自分自身だけのものではなくなり、予想もしなかったサウンドになって行く。
作曲した者にとってこの驚きが喜びです。
北村聡、三枝伸太郎、田辺和弘と言う三人の才能豊かな演奏家と共に音楽作りが出来る僕は、本当に幸せ者だと思っています。
有難う!
そしてこれからも宜しくお願いします!

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

さて今回のセットリストです。

21日(土)
1. 月と星のシンフォニー ※部分
2. 蒼穹
3. 焦土
4. 悲愴 ※タイトル“幻の冬”改め
5. 疾走歌
6. 孤独 ※新曲

21日(日)
1. 死人〜酒乱
2. 燃える村
3. 昭和 ※新曲
4. 轍
5. 峻嶺

今回も曲目選びと曲順にかなり迷いました。
一曲もメジャーキー(長調の曲)が無い!

僕はこのグループの曲でも、黒田京子さんとのデュオ用のオリジナル曲でも、メジャーキーの曲が書けないのです。
他の人の曲でもマイナーキー(短調)ってだけで“良い曲”認定するくらいですから。
無理矢理メジャーキーの曲を作ろうとしても、何だか自分じゃないみたいで気持ち悪いんですよね〜。

ところが!
歌ものだとメジャーキーの曲が書けるのです!
自己分析すると、憂鬱な感じは歌詞で出すことが出来るのでメロディはメジャーキーでも構わないって事かも知れません。
何だか面白いですね。

それはさておき、今回も最初から最後までマイナーキー・重い曲調のオンパレードでした。
どんな曲かはタイトルを上から眺めるとイメージして頂けると思います。
悲愴、孤独、死人、酒乱…。
決してお洒落なカフェとかでかかる音楽ではありません。
でも僕が抱く茫漠とした世界のイメージを音楽にし、タイトルを付けたらこんな感じになりました。

新曲の“孤独”について。
作曲って色々な取っ掛かりや出発点があると思うのですが、僕の場合比較的古風かも知れません。
歌的なメロディからスタートすることが多いです。
で、自分の中にある“歌の泉”から汲んで来たメロディを元に作ったのがこの曲です。

もう一つの新曲“昭和”について。
これは歌的なメロディからではなく、不動明王真言を元に作りました。
『ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン』のリズムに音を当てはめて行った感じです。


ところが実際にリハーサルをしてみたらちっとも真言に聞こえて来ないし、仏教のイメージが湧いて来ない。
本堂の暗闇に輝く観音菩薩、曼荼羅、線香の香り等々が音楽から浮かんでくるかなと思ったのですが…。
(上手く行かなかったのは、僕がクリスチャンだからかも知れません。)

で、リハーサルの録音を聴いたら、何だか昭和史(どちらかと言うと戦後)のドキュメンタリーが頭に浮かびました。
と言うことで、この曲は“昭和”となりました。

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
1日目のリハーサル風景。

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
2日目のリハーサル風景。

さてクアルテットの公演では大体毎回お客様にアンケート用紙をお配りし、感想をご記入頂いております。
どのご感想もメンバー全員で嬉しく読ませて頂いております。
また厳しいご指摘も真摯に受け止め、問題点を改善させて頂いたり次回への参考にさせて頂いております。
皆さん、お感じになったことをご自身の言葉で綴って下さって、僕も何度も読ませて頂いては幸せな気持ちに浸っております。
本当に有難うございます!

今日とても印象に残ったのは、『音楽を聴きながら人生における幸せとは何だろうと深く考えてしまった』と言うご感想でした。
ホント、僕も良く考えるテーマです。
喜多クアルテットの音楽活動を通してこの様な人生の“問い”をお客様と共有出来た事がとてもとても嬉しいです!
そして、この方のご感想を通して、僕が音楽や自分の生き方について問われている様にも思いました。
自分の作る音楽にそう言う“強度”の様なものがあるかどうか…?
これからも精進して参ります!


次回の公演は2018年3月10日(土)と11日(日)の二日間連続公演です!
まだ会場は未定ですが、決まり次第ウェブサイトや当ブログ、SNSでお知らせ致します。

喜多直毅 Official Website
喜多直毅クアルテット Facebook Page 
喜多直毅 Twitter


次回もどうぞお越し下さい!
そして今回お越しになれなかった方、次回は是非!

と言う事でちょっと3月まで間が空いてしまいますが、また気合を入れて準備に取り組みたいと思います!
次回も頑張るぜい!!!



打ち上げはやっぱり焼肉!!!
写真はピアノの三枝君です。今回の公演でも彼の演奏は大好評でした!

2017年10月6日金曜日

小平に遊びに行った話、演奏後記、アレクサンダーテクニック、お知らせ等(先日の記事の続き)

数日前、演奏後記を書いたのですが、実は途中まででした。
(集中力が途切れてしまった。)

あれから喫茶店でブログを更新した後、巣鴨のプルジャダイニングというネパール料理店でカレーを食べました。
ここはネパール料理ファンの間ではとても有名なお店。
かなり評価が高いので、皆さんも一度行ってみてくださいね!

プルジャダイニング
東京都豊島区巣鴨1-36-6 望月荘1F
03-6912-1867

カレーのおかげでちょっと元気になり、昨日は小平〜東大和〜立川〜国立方面へ散歩に出かけました。
学生時代を過ごしたエリアで懐かしく、年に何度か出かけます(将来はまた戻りたい)。
小平駅前からパンを貪り食いながら緑道を歩き、野火止用水の脇の緑道へ。
良い散歩道だなぁ。

散歩用の地図。
こちらからダウンロード出来ます。
皆さんも是非お出かけください!
ちなみに僕は玉川上水にかかる小川橋のすぐそばのアパートに下宿していました。

緑道で出会った大人しい猫。もふらせてくれました。
犬派ではなく猫派です。

野火止用水の緑道。
いつかこの辺りにセロ弾きのゴーシュに出てくる様な小さな家を建てて暮らしてみたい。

雑木林を抜けると東大和市駅前。
ここは学生時代に住んでいた町でホント懐かしい…。
今では駅前の風景も大分変わりましたが、それでも当時の面影はまだまだ残っています。

東大和市駅を過ぎて、次は母校・国立音大の楽器学資料館へ。
おっとその前に学食で昼飯。
こちらも懐かしのカレーです。
昔は250円ですが、今は20円アップの270円。
まだまだ低価格に抑えているところが嬉しい!

国立音大5号館食堂のカレー。
何てことない普通のカレーですが、やっぱり懐かしい美味しさ。
僕はこれで育ったのかも…。

学食には結構学生がいて、おしゃべりをしたり楽譜を見ながら歌ったりしていました。
学食でコーラスの練習をしているのは音大ならではの風景です。
彼らを見ているうちに自分も同世代になった気分に…。
そしてやっぱり『あの頃真面目に練習しておけば良かった』『もっと勉強しておけば良かった』と思うのでした…。

これは学生時代のオーケストラの定期演奏会。友達が卒業アルバムからスキャンしてくれた。
僕はオケの授業をサボりまくって、後ろの方の席です…。ちなみにヴィオラを弾いています。
ボウイングが他の人と逆になったりして実に酷いもんでした。
(画像をクリックすると拡大表示されます。)

さてさて楽器学資料館。
こちらはリニューアルされたばかりです。

国立音楽大学楽器学資料館
東京都立川市柏町5−5−1
042-535-9574
玉川上水散策のついでに行ってみては?(開館日注意)

ヨーロッパの大きな楽器博物館には及びませんが、鍵盤楽器のコレクションはなかなか見事でした。
実際に演奏できる楽器もありました。
東南アジアの笛(名前忘れた)でインプロをしていたら、余りの巧さに学芸員さんが『ビデオを流してるのかと思った!』と言ってビックリしていました。
展示室内はスマホの持ち込み禁止で演奏風景を録画できず残念!
いつか皆さんに僕の笛の演奏を披露したいです。

面白い形の金管楽器。
このエリアは写真を撮っても良い。

在学当時もたま〜に見学に行っていた楽器資料館。
申し込んでおくと展示中の楽器も弾かせてもらえます。
ある時はバラライカ、ある時はハモンド・オルガン…。
ハモンドではタンゴを弾いてみましたが、この楽器、タンゴに合うと思います!
“フェリシア”とか。
アタック感がタンゴのスタカートに合うし、ゴージャスなグリッサンドもピッタリです。
ハモンド奏者の方、ジャズだけじゃなく是非タンゴも弾いてみてください!

さてその後は小平の日帰り温泉でひとっ風呂。
そして、こちらも懐かしい町・国立へ(“コクリツ”ではなく“クニタチ”です)。
学生時代良く遊びに行きました。
発表会なんかもこの街のホールで行われていて、あああ、懐かしい。

国立の老舗喫茶・ロージナ茶房。
名物はやっぱり辛さで有名なザイカレー。何十年ぶりに食べたけどやっぱり旨い!
ここの料理はガッツリ大盛りで嬉しい!

こうして一日町歩きを楽しんだのですが、今日風邪がぶり返してしまった!!!
熱が出ました…。
日帰り温泉に入った後かなり歩いて湯冷めをしたのでしょうか。
ホント油断禁物です。
皆さんもお気をつけ下さい…。


さてここから演奏後記。
先週土曜日は高津のバー・Bagusにてヴァイオリンソロのライヴでした。

喜多直毅 Naoki Kita
喜多直毅ヴァイオリンソロライヴ
2017年9月30日
@Music Bar Bagus高津

ここは音大時代の友人と彼女のご主人がやっているお店。
色々な種類のテキーラが揃えてあります。
(お近くの方、是非どうぞ!)

Music Bar Bagus
神奈川県川崎市高津区二子5丁目6−8
070-5074-8541


料理も旨いぞ!
僕の大好きなボルシチがあったのですが、終演後、食べようと思ったら売り切れでした(涙)。


この日の演奏内容は即興。
録音をしてYouTubeにアップロードしましたのでシェアさせて頂きます。
短く編集してあります。
写真は深堀瑞穂さん。


録音したものを聴き直すと、本当に勉強になりますね〜。
本番で弾いていて気持ち良かった部分や『お、上手くいった!』と思っていた部分が、後から聴くと案外良くなかったりする。
無駄な事をしている様に聴こえたり、クソつまらなかったりする。
そして技術を出せば出すほど、何かが死んでいく様な気もする。
逆に、音を出していた部分・休んでいた部分を問わず、“無意識だった箇所”が自然で良かったりもする。
何でもない平凡なところに味わいを感じたりとか。
ホント、面白いですね。

さて実は以前から自分の演奏中の身体の姿勢が気になっていました。
録画を見ると物凄い猫背なのです。
そしてこういう姿勢になっている時ほど演奏が良くないと気付きました。
没頭し過ぎて、観客や共演者を置き去りにしている感じがする。

最近、これを改善すべく色々とトライしています。

まず“背後”を意識すると良いみたいです。
人間の目は前面を見るようになっている。
普段、自分の前面こそ世界の全てと、つい思い込んでしまいませんか?
しかし世界の半分は背後にあるわけです。
これ、アレクサンダーテクニックのレッスンで習いました。

背後を意識するとちょっと背骨や肩甲骨を感じるようになるのです。
首の後ろの部分も意識され、顎が前に突き出さない。
これで大分猫背が少なくなりました。

また、客席から見た自分の姿だけではなく、上空からの視点を仮想してみる。
“神”の視点です。
これは友人の振付家に教わったのですが、確かに客観的になれます。
姿勢も改善されるし、演奏にも冷静さが加わった気がします。

そして万が一演奏に没頭しちゃっても大丈夫。
その“没頭している状態”に他の人(観客・共演者)を“お招きする”と言う意識を持つ。
この“お招きする”のがキーポイント。

実際にアレクサンダーテクニックのレッスンで実験してみたのですが、単に没頭している演奏と、没頭しつつ“お招きする”意識を持った演奏では、後者の方が不思議と身体が自由に動いている。
(僕は、この身体の動きの変化を全く意識していませんでした。)
先生曰く、後者の方が身体が柔軟で、演奏を聴いていてちっとも置いてけぼりにされた感じがせず、思わず引き込まれたそうです。
面白いですよね〜。

アレクサンダーテクニックの先生や振付家の意見からはいつも気付きを与えられて感謝です。
特にアレクサンダーテクニックは、身体の事だけではなく、何と悩み事にも応用出来るところが素晴らしい。
先生は実は年下の女性なのですが(ご自身もヴァイオリンを弾かれる)、僕なんかいつも普段の生活や仕事で感じた不満をこぼしたり愚痴ったりしています。
でも先生はアレクサンダーの考え方を元に色々な解決策を教えてくれます。
という事で、一時間のレッスンは本当に中身が濃く、応用を試すべく次の演奏が楽しみになります。

皆さんも良かったら先生のブログを覗いてみて下さいね。
いつもどこかに痛みを感じるヴァイオリン弾きのためのブログ ~アレクサンダー・テクニークでラクになる日々~


さてさてお知らせです。
直近の演奏を二つ。

◉本日!
出演:高原朝彦(10弦ギター)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
内容:即興演奏
日時:2017年10月6日(金)19:30開場/20:00開演
会場:喫茶茶会記(四谷三丁目)
   160-0015東京都新宿区大京町2-4-1F
   03-3351-7904
料金:2,500円(ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせ:
   sakaiki@modalbeats.com
   03-3351-7904

8月下旬に横濱エアジンで行われた宮沢賢治にちなんだライヴ。
そこでご一緒した高原朝彦さんとのデュオです。
二人での演奏は今回が初めて!
どんな即興演奏になるのか、今から楽しみです!

◉今度の日曜日
出演:翠川敬基(cello)
   齋藤徹(contrabass)
   喜多直毅(violin)
内容:翠川敬基・富樫雅彦作品を基にした即興演奏
日時:2017年10月8日(日)14:00開場 15:00開演
会場:inF(大泉学園)
   東京都練馬区東大泉3-4-19津田ビル3F
   03-3925-6967
料金:¥3,000+オーダー
ご予約&お問い合わせ:
   03-3925-6967
   in-f.sato@nifty.ne.jp
   
この顔ぶれ、何と言うトリオ!
三本の弦楽器による即興演奏です!
実はこのトリオ、数年前にアケタの店でライヴをしているのです。
ところが!
僕がちっとも良い演奏が出来ずに終わってしまったのです(涙)。
雪辱戦!
頑張るぜい!
滅多に無い顔合わせと思いますので、皆さん、是非お越しください!


さて今月21日・22日の喜多直毅クアルテット二日連続公演。
アルゼンチンタンゴを土台とした音楽ですが、しかしもう南米大陸からは遠いかも知れない。
僕は日本の東北地方の風景をイメージしているところもありますが、一方で心理ドキュメンタリーの様なところもある…。
懊悩や情念、一つの精神の過酷な有様を描けたらと思います。

ただ今ご予約受付中です!
まだお申し込みでは無い方、お早めにお申し込みください。

喜多直毅クアルテット:喜多直毅(violin)北村聡(bandoneon)三枝伸太郎(piano)田辺和弘(contrabass)
喜多直毅クアルテット二日間連続公演『無慚』〜沈黙と咆哮の音楽ドラマ〜
2017年10月21日&22日
公園通りクラシックス(渋谷)

【喜多直毅クアルテット2日連続公演】
無慚 ~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~

【喜多直毅クアルテット】
2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、
様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる“間”の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、圧倒的な実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり“ドゥエンデ(Duende)”を呼び醒ます。

◉出演:喜多直毅(音楽とヴァイオリン)
    北村聡(バンドネオン)
    三枝伸太郎(ピアノ)
    田辺和弘(コントラバス)
◉内容:喜多直毅オリジナル作品

◉日時:
2017年10月21日(土)、10月22日(日)
14時30分開場/15時開演(両日とも)
※二日とも異なるプログラムでお届けします。

◉会場:
公園通りクラシックス(渋谷)
〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5
東京山手教会B1F
03-6310-8871
※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷駅下車徒歩8分

◉料金
・どちらか一日分のご予約 ¥4,000
・二日連続予約 ¥7,000(10月21日(土)のご来場時に¥4,000、翌10月22日(日)に¥3,000を申し受けます。)
・当日(両日とも)¥4,500

◉ ご予約に際しての注意事項
・二日連続予約は10月20日までにお願い致します。
・10月21日に翌日10月22日のご予約を頂いた場合は¥4,000を申し受けます。
・小学生以下のお子様のご入場はお断りする場合がございます。

◉メール予約アドレス:violin@nkita.net
 電話予約:03-6310-8871(公園通りクラシックス)
※メールタイトルは「喜多クアルテット10月予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》《予約日》を 必ずご記入の上、お申し込み下さい。

主催/企画制作:喜多直毅
協力:山本悦子
フライヤー:山口敦(写真)、山田真介(デザイン)


他に今月のスケジュールはこちらをご覧ください!
それでは皆さん、宜しくお願いします!!!

喜多直毅 Naoki Kita
Bagusのギターで勝手に遊びました。さだまさし特集。他に『北の国から』の挿入曲など。

2017年10月2日月曜日

演奏後記、お知らせ等

ジャン・サスポータス、矢萩竜太郎、喜多直毅
左から:喜多、矢萩竜太郎(ダンサー)、Jean Sasportes(ダンサー、振付家)
いずるば(田園調布)で行われた“ジャンさん体操”のワークショップに参加してきました。

皆さん、こんにちは。
いよいよ10月に入り、朝夕日増しに涼しくなって来ましたね。
いかがお過ごしでしょうか?

僕は先月下旬風邪をひき、酷い目にあいました。
今はもう治ったのですが、しかしその後もイマイチ体調が良くない。
・怠い
・眠い
・手足が浮腫む
・首から背中にかけて凝り
こんな症状が続いており、外出もちょっとしんどい。
何とか演奏の仕事はしていますが、家でやる様な事務作業や作編曲は手付かず。
ベッドに横になってダラダラグダグダ。
こんな自分を責め苛む日々です。

もともと低気圧症候群っぽくて、天気が不安定だと明らかに自律神経がおかしくなるのです。
耳が塞がった様になり、目眩がする。
でも最近の東京は天気良いですよね。
もう気圧のせいには出来ません。
取り敢えず人様から頂いた“にんにく卵黄エキス”を飲んで凌ぎたいと思います。

こんな毎日ではありますが、ちょっと嬉しい内面の変化があります。
それは花が美しいと思える様になった事です。

いや、前から花は綺麗だと思っていましたよ。
でも最近は心からそう思う。
そして花が咲いていると嬉しくなる。
何でしょうね、この変化は。
歳をとったのでしょうか。

前にコントラバス奏者の齋藤徹さんがブログに『花を愛でる様になったら男も終わり』と書いていらっしゃいました。
これは確か徹さんが庭のある家に引っ越した頃の記事だったと思います。
庭に花を植えられる様になって、それが思いの外嬉しく楽しかったと言う意味で書いていらしたのだと記憶しています。
文脈からしてちょっと自嘲気味でもありました。
その時僕には余りピンと来なかった花のある暮らしとその喜び、今は少し理解出来る様な気がします。
でもまだ分かるには早過ぎますよね(笑)。
もう僕は終わってしまうのでしょうか???


さてさて、出来るだけこまめに書こうと思っているこのブログの更新も、体調が悪くて滞りがち。
でも今日は比較的体調も良いので、近所のファミレスにノートパソコン持って来ました。
少しずつですが演奏後記+お知らせを書いてまいります。

先月も様々な演奏を行いました。
初共演の元井美智子さん(箏)とのライヴ、楽しかったです!
第一部は即興演奏、第二部は他の方の作曲作品を演奏しました。
第二部では有名な『六段』を演奏したのですが、箏のパートをヴァイオリンで弾かせて頂き元井さんがそれに即興的に加わる感じ。
六段をヴァイオリンで!
何だか長年の夢が叶った様で嬉しかったです(単純な俺)。

喜多直毅(ヴァイオリン)元井美智子(箏)
喜多直毅(ヴァイオリン)元井美智子(箏)
2017年9月2日@inF(大泉学園)

元井美智子さん仕様の十三弦。
この日は生田流・山田流それぞれの箏を持って来て下さいました。

お越し下さったお客様からも再演を希望する声をたくさん頂きました。
僕も楽しかったので、また一緒に演奏することにしました!

出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
   元井美智子(箏)
内容:即興演奏等
日時:2018年1月27日(土)14:30開場/15:00開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020
料金:2,500円+オーダー
予約:必要ありません。そのままお越し下さい。

ちょっと先のライヴですが、是非是非多くの方に聴きにお越し頂きたいです。
宜しくお願いします!


中旬には女優の長浜奈津子さんとの朗読会がありました。
読まれた作品は永井荷風の『濹東綺譚』と坂口安吾の『桜の森の満開の下』。
僕自身、この朗読会の為に初めて読み、二つとも心から気に入りました。

長浜奈津子(朗読)喜多直毅(ヴァイオリン)
長浜奈津子(朗読)喜多直毅(ヴァイオリン)
2017年9月16日@LadyJane(下北沢)

しかし!実は本番は結構大変だったのです!
何がってヴァイオリンの音量調整!

会場はそれほど広くないのですが、奈津子さんはマイクを使いました。
余り大声で読む様な作品ではなく、囁くシーンも多いので。
僕はマイクなし。

まず、デカい音で弾いて、奈津子さんの朗読を殺したくない。
作品中には結構古い言葉や言い回しが登場するので、お客さんには声を聴き取って欲しい。
囁き声で話すシーンもある。
どんなに盛り上がる場面でも、声をかき消すほどの音量で弾いてはいけないと思いました。
加えて、女声とかぶらない音域で音楽を奏でたい。
こうなると終始かなり小さな音で奏でなければならないのですが、かといって音楽の存在感が全くゼロになっても良くない。

とにかく色々な事に注意しながら弾いた結果、全編を通してヴァイオリンが本当に小さな音量になってしまいました。
これで良かったのかなぁ…。
僕としては何だか未解決のまま終わってしまった気がします。
会場の店主や聴きに来ていたアシスタントには『もっと大きな音で弾いても良いみたい』と言われたのですが、結局分かりません。
奈津子さんの朗読が素晴らしかっただけに、ちょっと勿体無かったなぁ。

でも来て下さった方には楽しんで頂けた様だったので、まずは良かったです。
ただ朗読とのコラボの際の音量問題は解決しておかないと何だか悔しい。
基本的に小さな音量で弾くとしても、何かもっと良いアプローチがあるのではないか???
という事で、奈津子さんとはもう一度場所を変えて朗読会を行うことにしました。
今度の会場は代々木の松本弦楽器です。

出演:長浜奈津子(朗読)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
内容:永井荷風『濹東綺譚』の朗読、他(変更の場合あり)
日時:2017年12月16日(土)18:00開場/18:30開演
会場:松本弦楽器(代々木)
   東京都渋谷区千駄ヶ谷5-28-10
   ドルミ第二御苑804号室
   03-3352-9892(場所の問い合わせのみ受け付け)
料金:予約3,000円/当日3,500円
ご予約・お問い合わせ:violin@nkita.net(喜多)
※12名様限定です。ご予約はお早めに!
※お申し込みの際は《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずお書き下さい。
※18:30でメインエントランスの鍵が閉まります。遅刻にご注意下さい。

内容は現在考え中。
『濹東綺譚』の他、別な作家の短編小説を朗読するか、或いは外国の詩になるか…?
言葉と声とヴァイオリンの織りなす物語、どうぞお楽しみに!


朗読会の翌週は歌のグループ二つ。

まず、さがゆきさん(vo/gt)と翠川敬基さん(vc)と共に演奏を重ねているファド化計画。
さがさんは酷い風邪にかかり、前日までは声を出すのがやっとと言う様な状態だったそうですが見事に回復、この日の歌は実に素晴らしかったです。
普段に増して説得力があった様に感じました。
ご本人曰く、風邪のおかげで喉や身体の新しい使い方を発見出来たとのこと。
確かに病気から気づきを与えられることってありますよね〜。
この日は台風が東京に接近中で天気も余り良くなかったにも関わらず、多くのお客様にお越し頂きました。
有難うございました!

ファド化計画 左から:翠川敬基(vc)、喜多直毅(vln)、さがゆき(vo/gt)
ファド化計画
左から:翠川敬基(vc)、喜多直毅(vln)、さがゆき(vo/gt)
奥:伊藤修作(エル・チョクロ店主)
2017年9月17日@雑司が谷TangoBarエル・チョクロ

次回のライヴも決まっております。
今度はファド化計画、もう一つのホームグランド・inF(大泉学園)で演奏させて頂きます。

出演:ファド化計画
   vocal+guitar:さがゆき/violin:喜多直毅/cello:翠川敬基
内容:ファド、ブラジル音楽、昭和歌謡、オリジナル楽曲
日時:2017年10月26日(木)19:00開場/20:00開演
会場:inF(大泉学園)
   東京都練馬区東大泉3-4-19津田ビル3F
   03-3925-6967
料金:¥3,000+オーダー
ご予約&お問い合わせ:
   03-3925-6967
   in-f.sato@nifty.ne.jp

どうぞ宜しくお願いします!


そしてもう一つの歌のグループは松本泰子さん(vo)、長谷川友二さん(gt)、和田啓さん(perc)と共に活動しているウタウタ。
それぞれのオリジナルソングをレパートリーにしています。
僕は先日新しい歌を作って歌ってもらったばかりですが、泰子さんからはもう次の宿題が出ています。
“元気の良い歌”が欲しい!とのこと。
もともと元気のない人間なので、これは難しい課題…。
でもとにかくどんな歌でも次回までに一曲作ってお披露目出来たらと思います!
頑張るぜい!

ウタウタ 左から:喜多直毅(vln)和田啓(perc)長谷川友二(gt)松本泰子(vo)
ウタウタ
左から:喜多直毅(vln)和田啓(perc)長谷川友二(gt)松本泰子(vo)
2017年9月21日@音や金時(西荻窪)

出演:ウタウタ
   松本泰子(vocal)
   喜多直毅(violin)
   長谷川友二(guitar)
   和田啓(percussion)
内容:メンバーそれぞれのオリジナルソング
日時:2017年11月14日(火)18:30開場 19:30開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020
料金:2,700円+オーダー
予約:必要ありません。そのままお越し下さい。


最後に歌関連の話題をもう一つ。

実は先月、他のライヴで久しぶりにカルメン・マキさんにお会いしました。
もう何年ぶりかなぁ。
だいぶ前に作った『有難き不幸せ』と言う歌があるのですが、今でもライヴで歌って下さっているそうです。
実に感激!嬉しい!

この曲をマキさんにお渡ししてから何年も経ちました。
今ではすっかり“マキさんの歌”になっているに違いありません。
今度一観客として聴きに行かせて頂きたいと思っています。
作った本人が描いた世界・描きたかった情景、それとはまた別のものが見えたりするんだろうなぁ…。
素晴らしいですね。