今週金曜日3/9は黒田京子さんとデュオ@大塚Greco

喜多直毅&黒田京子デュオ
喜多直毅&黒田京子デュオ
2014年8月12日、アルバム『愛の讃歌』レコーディングの休憩中
@レコーディングスタジオ・オルフェウス小岩、東京

少しずつ少しずつ暖かくなって来ましたね。
東京は晴れた日ならコートいらずです。
今日はハーフパンツの若者を見かけました。
でもこの時期の気温は上がったり下がったり。
若者を見習ってハーフパンツで出かけ、外出先で気温急降下もあり得ます。
まだまだ油断できません。

さて今週金曜日(3/9)は大塚グレコにてお馴染み・黒田京子さん(pf)とデュオです。

出演:喜多直毅(violin)
   黒田京子(piano)
内容:映画音楽、昭和歌謡、ヨーロッパのポピュラー音楽、オリジナルetc.
日時:2018年3月9日(金)
   19:00開場/1st 20:00/2nd 21:20
会場:Greco(大塚)
   東京都豊島区北大塚1-34-18
   03-3916-9551
料金:3,600円(季節の一品付き)
   別途1ステージにつき1オーダーお願いいたします(2ステージ制、入れ替えなし)。
予約:こちらからお申込み下さい。

これまで黒田さんとは映画音楽や昭和歌謡、ヨーロッパのポピュラー音楽などを演奏して参りました。
最近はこれらのレパートリーをキープしつつ、我々のオリジナル曲を加えた形でプログラムを組んでいます。
前回は下北沢のLADY JANEで演奏させて頂きましたが、昭和歌謡の『忘れな草をあなたに』や映画音楽の『ひまわり』が好評でした。

忘れな草もひまわりも、それぞれ短い曲ですよね。
でも即興演奏によって曲の世界観を拡大したり、はたまた全く違う世界へジャンプしてそこから原曲へ戻ることにより、音楽の印象が多層的になるわけです。

例えば『ひまわり』という曲に、様々な色・模様のついたサウンドの“セロファン”をレイヤーしてみる。
演奏中にセロファンを一枚にしたり二枚にしたり、そして下地の『ひまわり』だけに戻してみたり。
レイヤーの動かし方も変化させたりすると見え方にも色々なヴァリエーションが生まれますよね。

さらに。
音楽は時間軸を持つもの。
ひまわりという曲の前後に何があるのかによっても、この曲の持つ印象がだいぶ変わって来ます。

黒田さんとのデュオではこういったところをお楽しみ頂けると嬉しく思います。

そして『今夜ここに足を運んで音に耳を傾ける私』が大事。
私たちは色々な状況の中で音楽を聴く。
同じ曲でも年齢によって聴き方や感じ方が違う。
そしてその時の気持ちのあり方によっても、随分違ってくる。
単に曲の印象が異なるだけではなく、その曲の意味合いだったり、それをどう受け止めるかで”自分自身”の変化に気づいたりもする。
これ、本当に豊かな体験だと思います。
小さなライヴハウスでの演奏とは言え、きっと色々な発見をして頂けるはずだし、一演奏家としてそんな貴重な時間をお届け出来たらと思っております。

曲調は割とメロウな感じのが多いです。
グルーミーと言っても良いかも知れません。
これは僕の趣味です(断言!)。
それと一方、尖っていてアグレッシヴなものも演奏します。
これも僕の趣味。

何はともあれ、今週の金曜日、ぜひ大塚へ我々の演奏を聴きにお越し下さい!
お待ちしております!

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