ヴァイオリニストの皆様へ:タンゴ編曲譜ダウンロード販売開始のお知らせ

 



以前からTwitterやライヴのMCで告知していたオリジナル編曲のタンゴ楽譜ダウンロード販売を開始いたしました。
曲目はタンゴのスタンダード中のスタンダード『エル・チョクロ』です。

タンゴ名曲シリーズ Vol.1ヴァイオリン&ピアノ二重奏『エル・チョクロ』上級/作曲:アンヘル・ビジョルド / 編曲:喜多直毅

タンゴ名曲シリーズ Vol.1ヴァイオリン&ピアノ二重奏『エル・チョクロ』中級/作曲:アンヘル・ビジョルド / 編曲:喜多直毅



編成はヴァイオリンとピアノの二重奏で、ヴァイオリンパートは上級と中級があります。
どちらも実際の演奏時間は3分30秒程度です。

こちらで短いサンプル音源(45秒程度)の視聴、楽譜の一部分の閲覧、ご購入が可能です。
【上級】
【中級】
※音源はスマホでの再生を考え、中域を強めにしてあります。

値段は税込¥2,800です。
上記サイトでご購入・お支払いの後、二通メールが届きます。
no-reply@my.store-emails.comからのメールにダウンロードリンクボタンがありますので、そちらからダウンロードしてください。

上級、中級ともに以下のファイルがzipファイルに入っていますので、解凍後ご確認ください。
・ヴァイオリンパート譜 3ページ(pdf)
・ピアノパート譜10ページ(pdf)
・サンプル音源ファイル(wav)
・ピアノ(打ち込み)のみのマイナスワン音源(wav)

タンゴヴァイオリンの特殊奏法として知られる“Chichara”やいくつかのポルタメント以外、特殊なテクニックは使われていません。
概ねクラシックのテクニックで演奏して頂けますが、一箇所だけタンゴヴァイオリンのスタッカートが出てきます。
これに関してはサンプル音源を聴いて頂いたり、他のタンゴヴァイオリニストのYouTube動画などで研究して頂きたいと思います(レッスンも行っております)。

中級の編曲には3rdポジション以上は出て来ません。
また上級より音数が少なくなっています。
ヴァイオリン教室の発表会でもお使いいただけると思います。

ピアノパートはアマチュアでも進んだ方、音大生ならば演奏可能です。
例えばショパンのエチュードが弾ける方ならば大丈夫だと思います。

タンゴは大変起伏の激しい音楽ですので、かなり細かく(細かすぎるほど)にテンポ記号、メトロノーム記号、強弱記号を付しています。
殊にテンポ変化に関してはサンプル音源を参考にしていただければと思います。
もちろんテンポやディナミークの変化は自分で変えて頂いても構いません。
あくまでも“目安”とお考えください。

基本的に楽譜通り演奏することによって『タンゴになる』ように書いています。
しかしもう少し突っ込んでみたい方にはレッスンを致しますのでお気軽にご連絡ください。
violin@nkita.net
(ピアニストの方にはタンゴピアニストを紹介させて頂きますので、同じメールアドレスにご連絡ください。)

このアレンジは有料の演奏会やライヴにもお使い頂けます。
個人的にはクラシックのコンサートのアンコールピースに良いと思っているのですがいかがでしょうか。
(商用目的の録音の際はぜひご一報いただければと思います。)

この『エル・チョクロ』を第一弾とし、現在すでに新しい編曲(vln.&pf.)にすでに取り掛かっております。
またヴァイオリンと他の楽器とのアンサンブル、例えばギターとかバンドネオンとのデュオ等にも取り組みたいと思っています。
この編曲をヴィオラやフルート用にリアレンジすることも可能です。
どうぞ今後の編曲もお楽しみに!

ではでは宜しくお願いします!
Let’s Tango!


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