2018年1月24日水曜日

能楽『葵上』公演は3/30(金)に開催致します!

2018年1月22日、東京は記録的な大雪でした!

2018年となり、早くも1月が終わろうとしていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年の東京は実に寒く、氷点下の日々が続いております。
そんな中、ウチはエアコンが故障してしまいました。
このまま家の中で凍死???
猫を飼っていれば抱いて暖まれますね。

先日は東京では珍しい大雪でした。
しかも狙ったように1/22『葵上』公演の当日です。
外に出たらわっさわっさ降りしきっていました。
いきなりの銀世界で、どこの雪国かと思いましたよ。

取り敢えず僕も久田先生(小鼓)も大島さん(謡)も会場に行きました。
神戸在住の角さん(ダンス)は羽田に到着したばかり。
あれこれ話し合って、やはりこれではお客さんの帰宅が難しくなると判断。
会場オーナーの助言もあって3/30に延期することに致しました。

中止ならガッカリですが、延期なので落胆することもありません。
楽しみが先に延びただけ。
今回、公演が予定通り開催できなかった事で、大勢の音楽仲間や友人の方々から慰め&励ましのお言葉を頂きました。
そのお気持ちが本当に嬉しかったです。
有難うございます!

ということで、皆さん、仕切り直しての『葵上』公演、3/30となりました!
どうぞお楽しみに!
恐れ入りますが1/22の公演に予約して下さった方も改めてお申し込み下さい。
お手数をおかけして申し訳ありません。

小鼓・謡・ヴァイオリンで描く『葵上』/小鼓・ヴァイオリン・ダンスによる即興パフォーマンス『即興というZOYD-LOGUEなお話』

源氏物語の名場面!
六条御息所と葵上の情念の葛藤の世界
この夜現代に蘇る!

能楽『葵上』久田舜一郎, 大島輝久, 喜多直毅, 角正之
2018年3月30日
小鼓・謡・ヴァイオリンで描く『葵上』/小鼓・ヴァイオリン・ダンスによる即興パフォーマンス『即興というZOYD-LOGUEなお話』
久田舜一郎(小鼓)大島輝久(謡)喜多直毅(ヴァイオリン)角正之(ダンス)
@sonorium(永福町)

◉プログラム
▪第一部:小鼓・ヴァイオリン・ダンスによる即興パフォーマンス
▪第二部:小鼓・謡・ヴァイオリンで描く『葵上』

◉出演:久田舜一郎(大倉流小鼓方)
    大島輝久(喜多流シテ方・謡)
    喜多直毅(ヴァイオリン)
    角正之(ダンス)

◉日時:2018年3月30日(金)18:30開場/19:00開演
◉会場:ソノリウム(永福町)
    168-0063 東京都杉並区和泉3-53-16 
    TEL 03-6768-3000
    京王井の頭線 永福町駅下車(北口) 徒歩7分 
    東京メトロ丸の内分岐線 方南町駅下車 徒歩10分

◉料金:予約¥4,000/当日¥4,500
◉ご予約/お問い合わせ
◾メール:violin@nkita.net
※メールタイトルは「葵上予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずご記入の上、お申し込み下さい。
◾電話:(050) 5809-3623(喜多直毅)
※留守番電話の際は、英語アナウンスと発信音の後に「葵上予約」の旨と《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》をお残し下さい。折り返し予約確認の電話をさせて頂きます。

◉ ご予約に際しての注意事項
・ご予約の締め切りは公演前日3月29日深夜12:00までとさせて頂きます。
・10歳以下のお子様のご入場はお断りする場合がございます。

『葵上』あらすじ:
左大臣の娘・光源氏の正妻、葵上が物の怪にとり憑かれて病臥しています。そこで朱雀院に仕える廷臣が梓弓の弦を鳴らして霊を呼び寄せる呪術を持つ照日の巫女に命じ、物の怪の正体を占わせます。すると梓弓の音に引かれて、光源氏の愛人の六条御息所の生霊が破れ車に乗って現れます。そして源氏の愛を失った寂しさに加え、かつて賀茂の祭見物の折、車争いで葵上からうけた侮辱が心の奥深くに沈潜し、これが引き金となって募る葵上への嫉妬の念や尽きせぬ恨みを綿々と吐露し、その枕元に迫って激しく責め苛みます。
家臣たちは六条御息所の生霊のただならぬ様子におののき、急ぎ偉大な法力を持つ修験者、横川小聖を呼びます。小聖が祈祷を始めると、御息所の心に巣くっていた執心が鬼女と化した怨霊が現れ、小聖との凄まじい応酬となります。しかし、さすがの怨霊もついには祈り伏せられ、菩薩の救いもあって心安らかに成仏するのでした。

本公演について:
2016年9月、灘の蔵元として全国に名高い白鷹の文化施設「白鷹禄水苑」(兵庫県西宮市)のプロデュースにより、久田舜一郎(小鼓)、寺澤幸祐(謡)、喜多直毅(ヴァイオリン)による『葵上』が上演されました。同社は文化事業の一環として能楽と異ジャンルのコラボレーション企画を多数主催しており、『葵上』はそのシリーズの一つとして上演され、大変好評を頂きました。
能楽とヴァイオリンという一見異質な組み合わせでありながら、長年ジャンルを超えた演奏に携わって来た久田舜一郎のディレクションにより、『葵上』は新たな輝きを持つ作品として生まれ変わったと言えましょう。昨年11月には名古屋でも再演され、更に奥行きと立体感を増した演奏で多くの方に深い感銘を与えました。三回目となる本公演では、今まさに充実した活動を行う大島輝久(謡)を迎え、『葵上』の持つ魅力にまた新たな角度から迫ります。激しい情念と共に平安の雅やかな香りを併せ持つ本作、ぜひこの編成・顔ぶれによる演奏でお楽しみ頂きたいと思います。 
なお、本公演の第一部では久田、喜多、角正之(ダンス)によるパフォーマンスを行います。小鼓、ヴァイオリン、ダンスが即興的に作り出す“場のチカラ”が第二部『葵上』の世界へといざないます。こちらもどうぞお楽しみに。
(敬称略、文章:喜多直毅)

◉出演者プロフィール:
久田舜一郎(大倉流小鼓方)

久田舜一郎(大倉流小鼓方)

1944年名古屋に生まれる。
大倉流小鼓方(重要無形文化財総合指定保持者)。日本能楽会会員、能楽協会大阪支部常議員。
大倉流15世宗家、大倉長十郎師に師事。1998年第五回日本伝統文化奨励賞、2007年大阪府知事表彰、2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞受賞。国内・海外での能楽公演への出演はもとより、能囃子の可能性と普及を追求した企画公演、国内外の多様なジャンルのアーティストとの共演・共同制作をも意欲的にこなしている。

大島輝久(喜多流シテ方・謡)

大島輝久(喜多流シテ方・謡)

1976年福山生まれ。国総合指定重要無形文化財保持者、日本能楽会、日本能楽協会会員。祖父・久見、父・政允、塩津哲生に師事。喜多流「燦ノ会」同人。イギリス、フランス、中国、ベトナム、台湾など海外公演にも多数参加。これまでに「猩々乱」「道成寺」「石橋」「翁」などの大曲を披く。喜多流の若手能楽師として、東京及び地元の福山を中心に国の内外で活躍している。

喜多直毅(ヴァイオリン)

喜多直毅, Naoki Kita
喜多直毅(ヴァイオリン)

国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されている。他に黒田京子、齋藤徹との演奏や邦楽・韓国伝統音楽奏者・現代舞踏家との共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行う。我が国に於いて最も先鋭的な活動を行うヴァイオリニストの一人である。

角正之(ダンス)

角正之(ダンス)

SUMISH Dance Camp Project主宰、ブレヒト演劇ゼミナールを経て、騙らぬカラダの沈黙に魅了されダンスを始める。
1989年埼玉国際創作舞踊コンクールで奨励賞、91年同コンクール最優秀賞と連続受賞。1995年阪神淡路大震災で被災後、96年より音と動きのMagical Dance Gearシリーズ、2000年建築と美術と映像の共生する環境場(ZOYD.BA)を創造、音と動きの即興対話(ZOYD-LOGUE)を始める。また、劇場制作振付作品も20作品以上、1998年以降、海外アーチストとの芸術共同ワークショップを行う。フランス、スイス、ヨルダン、リトアニア、台湾、ドイツ、スロベニア、韓国、メキシコ、パナマ、他。

主催・企画制作:喜多直毅
制作協力:山本悦子
フライヤーデザイン:山田真介

【お知らせ&ご注意】
当初、この公演は2018年1月22日に予定されておりましたが、大雪の為延期となり、3月30日の開催となりました。
1月22日にご予約下さった方もお手数ですが改めてお申し込み下さいますようお願い申し上げます。
尚フライヤーの画像は1月22日公演のものです。
ご注意下さい。


さて先ほどの話の続き。
1/22は延期が決まり次第、共演者の方々やアシスタントと手分けして、ご予約いただいた方々やご招待の方々に『キャンセル&延期』の電話とメールをしました。
それとネットで情報を流したりしました。
(多くの方が拡散に協力して下さいました!ありがとうございました!)

その後15:00頃会場を出て帰宅することに。
駅までの道のり、永福町が冬の北陸の商店街みたいに見えました。
持って行ったコロコロ(小さいスーツケース)は、気がつくとまるで除雪車の様に自動的に雪かきしていました。
渋谷も札幌みたいでした。
スゲーーーー!
長く東京に暮らしてますが、こんなの初めて見たかも。

朝から何も食べていなかったのでアシスタントと神保町のさぼうるへ。
地下鉄降りて地上に出たら、うわ〜〜〜、吹雪っぽい。
でも店内はあったかくて落ち着きますね〜。
嬉しい嬉しい。
スキー場のレストハウスみたい。

はい、さぼうるのナポリタンです。

実はナポリタン食いながらTwitterをチェックして、自分の帰る電車の混み具合をチェックしていました。
僕の路線は滅多に止まらない事で有名なのです。
大雨でも台風でも大雪でも、他の路線が麻痺している中、涼しい顔して平常運行。
それほど混雑もない事で定評がある。

ところがTwitterから流れてくる情報は
「〇〇駅で止まったまま動かない。」
「乗客ですし詰め。何度見送っても乗車できない。」
「ホームが人で溢れかえっている!」
「朝の東西線状態!」
「皆んなイライラして車内が殺伐としている!」
「〇〇線、死んだ…。」

こんなのばかり。
あ〜〜〜、こんな電車乗りたくない。
取り敢えずさぼうるで時間を潰し、Twitterの情報を元にあれこれ乗る電車を工夫しながら帰りました。
おかげさまで無事に家にたどり着きましたが、本当に大変でした!

やっぱり今回は公演を延期して大正解でした。
ニュースでは渋谷や池袋の駅で入場制限があったとか流れてましたし、あれじゃ公演に来てくれたお客さんは帰宅出来ません。
予約をくださった方の中にはご高齢の方も多かったので、無理やり開催していたら甚大な被害を生んでいたかも。
そう思うと延期の判断で良かった。
アドバイスをして下さった会場オーナーの方には本当に感謝です!

これからも主催者として大小様々な規模の公演を開催して行くでしょうが、今回の経験はとても勉強になりました。
まず安全第一。
自分が公演をやりたいからと言って無理しちゃダメ。
お客さんにはご高齢の方もいらして、その方々の体力を自分と同じ様に見積もってはいけない。
東京は自然災害に驚くほど弱い。
多くの帰宅困難者が生まれる。

ホント、主催者としていつも気をつけていなければなりません。
まさに今後に役立つ経験でした…。

まさか3/30はこんな事ないだろうなぁ…。
皆さん、今度は無事に開催できるよう祈っていて下さい!
仕切り直して気持ちも新たに公演を行いたいと思います!
どうぞ宜しくお願いします!

リハーサル後のスナップ(左から:喜多、久田先生、大島さん)
3月は気分も新たに頑張るぜい!

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