齋藤徹(cb)喜多直毅(vln)“挟み撃ち”Vol.2 with Roger Turner(dr)from UK 無事終了しました!
昨日は実に楽しいセッションでした!
メンバーは齋藤徹さん(コントラバス)、英国から来日中のロジャー・ターナーさん(ドラムス)、そして僕(ヴァイオリン)のトリオ。
僕にとっては待ちに待ったライヴでした!
ロジャーとは三、四年前に一度ロンドンで演奏しました。
それっきり連絡を取り合っていなかったのですが、数カ月前に突然メールを下さり『今度日本に行くから一緒にやらない?』と誘われました。
とても嬉しかったです。
彼は徹さんより少し早く到着し、ドラムセットを組み立て始めました。
「位置は二人(徹さんと僕)に出来るだけ近い方が良い、今日は静かな音楽を聴き合ってやりたいから」と言いながら。
ロジャーのドラムは本当に繊細。
物凄い緊張感を保ったまま近寄ってくる感じ。
このスリル!
そして突然獰猛になったり威厳のある音を出したりするのです。
再び静かになって、今度は幾つもの星がスパークする…。
本当に堪りません。
横で弾いていてゾワッとしたり、頭の中が痺れる感じがしたりしました。
僕は弾いていてとても楽しかったのですが、昨日は『弾かせて貰った』気分です。
二人に導かれて行き、自分の力以上の力を与えてもらった感じがします。
これは素晴らしいプレイヤーと共演した時にのみ抱く実感です。
ロジャーも大変満足そうで、こちらもブッキングをして良かったと本当に思いました。
「この三人でまたやらなきゃな!」と言ってくれたのが実に嬉しい!
ホント、徹さんと僕でロンドンに行かねばなりません!
この日はお客様も大勢いらして下さり、会場の公園通りクラシックスはほぼ満席となりました。
聴きに来て下さった方々の何人かからは直接感想も聞かせて頂きました。
皆さん、本当に楽しんで下さった様で僕も幸せです。
と言う事で、徹さんと僕とのライヴシリーズ“挟み撃ち”第二弾・Roger Turner編は大成功!
次回のゲストは…、まだ内緒。
僕は初共演の方です。
どうぞお楽しみに!!!