2/14(土)mesa 〜ブラジル音楽の食卓〜 オオタマル(gt)さとうじゅんこ(vo)齋藤徹(cb)喜多直毅(vln)


齋藤徹, 喜多直毅
徹さんの変顔!!!

オオタマル, さとうじゅんこ

先日はブラジル音楽ユニット“Mesa”のリハーサル。

最近はブラジルの音源を色々と聴いたり映像を見たりしています。
それらを通して感じたのは『ブラジル音楽って自分が思っていたのとだいぶ違う』って事です。
勿論、ボサノヴァやショーロのイメージは頭の中にあったのですが、実はもっと幅と深みがある事に気がつきました。

僕がブラジル音楽に対して持っていたイメージ:

  1. ユルい
  2. サウダージ
  3. 明るく賑やか
  4. ダンサブル

本当、ステレオタイプですよね。
ううう、恥ずかしい。

でも今抱いているブラジル音楽の印象って(それを的確に表現出来る言葉を持っておらず非常にモドカシイのですが)“音楽のジャングル”、かなぁ。
まだ聴き始めて日の浅い僕の感想ですので、もう何年も聴き続けてらっしゃる方々には笑われるかも知れません。
しかし本当に何でもありなんだと思ったのです。
ジャズみたいだったり、クラシックみたいだったり、他にもロック、現代音楽、等々。
リズムも色々です。

何故、ブラジルには音楽の天才&詩の天才が大勢存在した(している)のだろう?
逆に言えば天才が大勢住んでいるのが、たまたまブラジルって事なのだろうか…?
天才が世界中にまんべんなく存在していれば良いのに、何故かブラジルの独占市場、大げさに言えば一極集中
天才達が作る音楽を“ブラジル音楽”と言うのかなとさえ思います。
だからフランス人でもアメリカ人でも日本人でも、素晴らしいミュージシャンの音楽はとにかく“ブラジル音楽”なのかも知れません。
例えそのサウンドがロックでもジャズでも現代音楽でも 。

さすがにここまで言うと暴論・極論・妄想ですよね。
しかしブラジルから聴こて来る音楽に触れると、何だかそう感じてしまいます…。

さてMesaです。
このグループで演奏しているレパートリーはブラジル音楽の名曲中の名曲です。
その良さは確実に大切にしていますが、時々えぐ味みたいなものが前面に出て来ます。
実は前回のライヴのビデオを見てそう感じたのです。
そしてエクストリームな所がある。
ちょっと行っちゃってる感じ、狂ってる感じ…。
僕はこれがこのグループの魅力だと思うのですがいかがでしょう???

勿論美しい曲も沢山演奏していますが、その美しさの中に何だかゾッとするものをも感じます。
どこかに“オソロシヤ成分”が含まれている…。
ブラジル人ではありませんが、ビオレータ・パラのタペストリーを見て感じた怖さと通ずる様な気がします。
ここが素晴らしい!
余り褒めると自画自賛になっていやらしいのでもう止めておきます。

そんな我々のライヴが2/14(土)、新富町のマデイラと言うライヴハウスで行われます。

出演:mesa(メーザ)ブラジリアン・ミュージックの食卓
   オオタマル(7弦ギター)
   さとうじゅんこ(うた)
   齋藤徹(コントラバス)
   喜多直毅(ヴァイオリン)
場所:MADEIRA(新富町)
   東京都中央区湊3-4-11
   03-3551-6587
日時:2015年2月14日(土)14:30開場 15:00開演
料金:3,500円(1ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせ:
   予約フォーム
   03-3551-6587(マデイラ)

2月14日と言えばバレンタインデー!
チョコレートの心配は要りません。
じゅんこさんが沢山くれると思うから。
女性の皆さん、手ぶらでどうぞ!