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11/17(金)喜多直毅&黒田京子デュオ@中野Sweet Rain

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CDリリースの度、ライヴの度、SNSyブログ上にて色々な言葉を用いてこのユニットを形容して来ました。 やっぱり皆様に興味を持って欲しいし、どんな音楽を演奏しているのか知って欲しいから。 まぁ一番いいのはライヴに来ていただくことなんだけど。 百聞は一聴にしかず。 最近はあれこれ考えず思ったことを書くようにしています。 ヴァイオリンが刺し、ピアノがぶん殴るデュオ。 痛い音を出す。 たまにスイート。 最近、僕の中でこのデュオのイメージが変わって来たように思うんだよね。 10年くらい前『愛の讃歌』というCDを出した時は割とエモーショナルな音楽を収録したんだけど(名盤です!)、今はその『エモーショナル』の中から鋭い部分を抽出して演奏したい。 別に誰かに暴力を振るいたいとか、傷つけたいって意味ではないよ。 ただ、どんなに小さなライヴハウスでの演奏でも、一回一回『楔を打つ』ように音楽を奏でていきたいと思っているのです。 丸く温かく優しい音でも良いんだけど、今は多分痛ましい音に気持ちが向いている人生の季節。 出演:喜多直毅(violin)    黒田京子(piano) 内容:オリジナル曲、昭和歌謡、映画音楽などに即興演奏を交えて 日時:2023年11月17日(金)18:30開場/19:30開演 場所: Sweet Rain (中野)    東京都中野区中野5-46-5 岡田ビルB1    03-6454-0817 料金:3,080円(学割¥1,980)+飲食代 ご予約・お問い合わせ:     jazzsweetrain@cap.ocn.ne.jp    03-6454-0817

11/7(火)【歌の岸辺 ~松本泰子が歌う喜多直毅作詞作曲集~】@Zimagine

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札付きの少年、片足の屑拾い、喪服を着た行列、蛇と蜥蜴の息子、売られていく女たち、皮肉屋。 これまでヴァイオリニストとしての活動と並行して歌作りをしてきました。 ソングライティングでは言葉を取り扱うことも出来るので大変取り組みがいがあり、楽しんで作っています。 実は僕の場合、インスト曲作りもソングライティングも同じものだと思っています。 もしかしたら即興演奏も同じかも知れません。 まず今描くべき世界が与えられる。 その世界を表現するために、音の方がアプローチしやすいと思われればインスト曲を作り、言葉の方が相応しいと感じる時は歌を作ります。 アウトプットの仕方が違うだけで、描きたい世界は一つといっても過言ではありません。 曲調は暗いものが多いです。 題材を事件や世相、実在する人物に求めているのでどうしてもそうなってしまいます。 僕自身が暗い人間なのでも絶望しているのでもなく、歌の中の人物がどのような目で世界や人間を見ているかを描いており、彼らの気持ちや時代の雰囲気を描くと決して明るいものにはなりません。 ある意味、歌の一つ一つが何かを取り扱ったドキュメンタリーとも言えると思います。 先日初めて三人でリハーサルを行いました。 それぞれとは頻繁に一緒に演奏させて頂いていますが、泰子さんと田中さんは初共演。 曲の解釈、表現ともに実に見事。 歌の心を鷲掴みにする歌手と歌に翼を与えることの出来るピアニストです。 ライヴが本当に楽しみです。 皆さんもどうぞお誘い合わせの上お越しください。 【歌の岸辺  ~松本泰子が歌う喜多直毅作詞作曲集~】 出演:松本泰子(歌)    喜多直毅(ヴァイオリン)    田中信正(ピアノ) 内容:喜多直毅オリジナルソング 日時:2023年11月7日(火) 19:00開場/19:30開演 会場: ZIMAGINE (青山・骨董通り)    〒107-0062    東京都港区南青山6-2-13 ファイン青山B1(エレベーター有)    TEL: 03-6679-5833    「銀座線」「千代田線」「半蔵門線」 表参道駅 B1出口またはB3出口より徒歩7分 料金:ご予約¥4,000/当日¥4,500(共にドリンク別料金) ご予約: 【メール】 violin@nkita.net ※メールタイトルは「11/7喜多ソング」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《