2022年1月8日土曜日

【1/15(土)は喜多直毅(vln.) 照内央晴(pf.)西嶋徹(cb.)即興演奏ライヴ@成城Cafe Beulmans】

最近、公園通りクラシックスでピアニストの照内央晴さんと即興演奏ライヴを行いました。
Facebookで宣伝しようと思い、完全に逆説的に『このライヴは余りオススメしません』と書いたのです。
そしたら結構沢山の方が『いいね!』をつけて下さったので、「この宣伝は効くに違いない、しめしめ」とほくそ笑んでいたのです。

ところが当日会場にいらしたのは何と約五名!
やっぱり『オススメしません』と書いたのがいけなかったのか。
オススメしないという言葉をそのまま受け取ってしまった方が多かったのか。
あるいはそもそも聴きに来る気なんかなかったのか。
人の心は良く分かりません。

さて今度の土曜日2/15にも即興演奏のライヴがあります。
懲りずに申し上げますが、このライヴもオススメしません。
知っている曲はやらないし、客席に座っていれば誰でも無条件に楽しめるというものではないと思うからです。

かつては、もっと多くの人に即興演奏の魅力を伝えたいとか多くの方に聴きに来てほしいと願い、宣伝を頑張ったり動画をYouTubeに載せていたこともありました。
しかし、今はそうした努力はしなくても良いと思うようになりました。
宣伝や集客努力で疲れ果てるよりも、演奏に全エネルギーと集中力を注いだ方が良い。
純粋に音楽だけに奉仕する。
それが演奏家にとっての最優先事項です。

即興演奏。
それは素晴らしきもの。
野生の肉食獣が獲物を追う。
草食動物が必死に逃げる。
生まれたばかりの赤子が産声を上げる。
年老いた象が森の奥でドサリと倒れる。
ここにはただただ死ぬまで必死に生きる時間があるだけ。
子鹿が虎に捕まって食べられて可愛そう!とか、そういうことはテレビの前の人が勝手に感じることです。

(僕の尊敬する方が、ある時以上のようなことを言ってくれました。)

生と死の営みに直接触れられる音楽、それが即興演奏だと思います。
そして実はクラシックでもジャズでも他のどんな音楽でも、良い演奏には生と死の営みの時間が流れているはずなのです。

ということで、知っている曲が聴きたければ、そして耳に馴染んだ西洋和声の方程式のみを音楽の条件とするならば、このライヴもまた余りオススメしません。
音楽を聴く、というよりも時間を感じることに面白さがあると思います。

出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
   照内央晴(ピアノ)
   西嶋徹(コントラバス)
内容:即興演奏

日時:2022年1月15日(土) 19:30開場/20:00開演
   緊急事態宣言などの発令によって17:30開場/18:00開演とさせて頂く場合もございます。
   会場や出演者のウェブサイト、SNSなどでご確認ください。
   2stages(入れ替え無し)
会場:Cafe Beulmans(成城)
   東京都世田谷区成城6-16-5
   カサローザ成城2F
   03-3484-0047

料金:3,700円+2drinks order
予約:03-3484-0047 
            info.cafebeulmans@gmail.com






2021年12月19日日曜日

次回の喜多直毅クアルテットライヴは来年2月4日(金)@新宿ピットイン

 昨日、本日と喜多直毅クアルテットの公演へお出かけくださった皆様、本当に有難うございました!

寒い中お越しくださり、心から感謝しております。

【12/18】
1. 死人~タンゴ的即興〜酒乱
2. 街の残像
3. 空爆のテーマ
4. 街角の女たち The Pom-Pom Girls
5. 轍
6. 悲愴
7. ふるさと

12/19
1. 泥の川
2. 警笛のテーマ ※新曲
3. 人生の海  ※新曲
4. 疾走歌
5. 峻嶺
6. 残された空

二日目は新曲を二曲演奏いたしました。
『警笛のテーマ』と『人生の海』と言う曲。
これからも是非プログラムに入れて行きたいと思います。

さて次回は来年2/4(金)、新宿ピットインでの公演となります。
ピットインでのライヴを考えたのは、まずあのブラックボックス的な空間に喜多カルの音を響かせてみたかったと言うこと。
そしてPA入りで喜多カルの演奏をしてみたかったと言うこと。
PAに関してはまだ決定したわけではありませんが、空間としてのピットインは喜多カルの音楽にマッチするのではないかと思っています。

当日はいつもの倍の曲目を演奏する予定です。
ってことは60分一本勝負が休憩を入れて二本…。
これはかなり気力と体力を消耗しそうなライヴですが、曲目を考え抜いて挑みたいと思います。
お客さんにも覚悟と気合を強いるかも知れませんが、どうぞ宜しくお願いします…。

22/2/4喜多直毅クアルテット@新宿ピットイン


出演:喜多直毅クアルテット
   喜多直毅(ヴァイオリン)
   北村聡(バンドネオン)
   三枝伸太郎(ピアノ)
   田辺和弘(コントラバス)
内容:喜多直毅オリジナル作品

日時:2021年2月4日(金) 19:00開場/19:30開演/二部制
会場:新宿ピットイン
   http://pit-inn.com
   東京都新宿区新宿2-12-4 アコードビルB1F
   03-3354-2024

料金:¥4,400(1ドリンク付き)
予約:電話 03-3354-2024(新宿ピットイン)
   予約フォーム http://pit-inn.com/#contactus

感情やエナジーのとめどない奔流、それと対を成す出し抜けの抑止と意識層の急激な切り替わり―タンゴを重要なベースとするこのクァルテットがはらむのは、凍てつくような寒さと紙一重の熱。深層から絞り出されるメロディの儚(はかな)さはリアリティへの絶望を映す鏡だ。なぜ沈黙や郷愁の残滓に心震えるのか。それを意識して改めて気づく薄ら寒い現況がある。
文章:伏谷佳代
2021年1月2日 JazzTokyo このパフォーマンス2020 No.273 #01 喜多直毅クァルテット『異土』

【喜多直毅クアルテット・プロフィール】
2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる“間”の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、卓越した実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり“ドゥエンデ(Duende)”を呼び醒ます。

喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)
1972年岩手県出身。国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、その独創性と精神性において高く評価されている。他に翠川敬基、黒田京子、齋藤徹等、国内を代表する即興演奏家との演奏と録音、また邦楽・韓国伝統音楽奏者・ダンサーとの共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行なっている。作家の高樹のぶ子の朗読舞台でも演奏と作曲を行なっている。ソングライターとしては上條恒彦に作品提供(敬称略)。

北村聡(バンドネオン)
関西大学在学中にバンドネオンに出合い小松亮太に師事、ブエノスアイレスではフリオ・パネのレッスンを受ける。世界各国のフェスティバルで演奏。これまでに鈴木大介、舘野泉、波多野睦美、夏木マリ、EGO-WRAPPIN'、川井郁子、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、東京交響楽団と共演。NHK「八重の桜」、映画「そこのみにて光輝く」をはじめ様々な録音に参加、繊細な表現には定評がある。ジャノタンゴ、三枝伸太郎Orquesta de la Esperanza、大柴拓カルテットなど数多くの楽団に参加、活動中。

三枝伸太郎(ピアノ)
1985年神奈川県出身。東京音楽大学大学院音楽科作曲専攻修了。アルゼンチンタンゴのピアニストとして 2008年よりバンドネオン奏者、小松亮太氏のコンサート・ツアー、レコーディングに参加。その後、タンゴのみならずジャズ、ポップス、ブラジル音楽など様々なジャンルで活躍。また、作曲家として、シンガーへの楽曲提供、映画音楽、舞台作品への作曲と演奏での参加など数多く手掛ける。近年は坂東玉三郎のコンサート音楽監督、劇作家・演出家点女優渡辺えりの舞台音楽、NHKBS8K「国宝へようこそ」音楽担当など。

田辺和弘(コントラバス)
クラシック、アルゼンチンタンゴ、即興演奏などで活動するベーシスト。東京芸術大学在学中からタンゴと出会い、本国アルゼンチンの若手からタンゴ全盛時代のミュージシャンとも多く共演している。即興演奏の第一人者故齋藤徹氏と出会い大きな影響を受け、共演をきっかけに様々なジャンルでも即興的なアプローチを試みている。喜多直毅クアルテットや様々なタンゴバンドに継続的に参加しつつ、ジャンルに関係なくその音楽自体の持つエネルギーを表現するべく模索、活動している。
このライヴでも、ヤマシンさんデザインのフライヤーをそのままプリントしたポスター(A2とB2サイズ)とオリジナルクリアファイルを販売いたします。
ぜひお買い求めください!
それでは2/4(金)、新宿ピットインでお待ちしています!

2021年12月16日木曜日

オリジナルグッズ発売・12/18(土)夜、12/19(日)午後は喜多直毅クアルテット@公演通りクラシックス

喜多直毅クアルテット・オリジナルグッズ
喜多直毅オリジナルグッズ!
デザイナー・山田真介さんによるフライヤーをそのままクリアファイルとポスターにしました。
ライヴ会場にて限定販売。


活動開始10周年ということで喜多カル・オリジナルクリアファイルとポスター(A2とB2)を作りました!

今度の土日のライヴで発売致します。

喜多カルのフライヤーデザインをいつもお願いしている山田真介さん。
その作品からは喜多カルの音楽が聴こえてくる…。
このかっこいいフライヤーがそのままクリアファイルやポスターになっているなんて、僕自身感激です!
ぜひぜひお求め下さい!


いよいよ今度の土日は公演当日。
もちろん新曲もあります(二曲)。
そして作って間もない『街角の女たち』、『空爆のテーマ』も演奏します。

『街角の女たち』は今年2/26に行われた『池袋ネガフィルム』というコンセプチュアルなコンサートのために作りました。
戦後間もない池袋。
そこで春をひさぐ女たち(パンパンガール)をイメージしています。

さて今年は喜多カル結成10周年です。
10周年とはいえ、記念的なホール公演は行いませんでした。
コロナ禍の真っ最中であり、僕自身、他のことで思いのほか忙しくなっていたからです。
しかし喜多カルの活動が減ったことにより、逆にこのバンドのことを落ち着いて考えられました。

一体このバンドで自分が何をしたいのか。
メンバーの三人と共にどんな音楽を作りたいのか。

10年前と比較して、僕もメンバーも大きく変わっていると思います。
それはただ歳を重ねただけではなく、演奏の経験値が増し、音楽に対して透徹した『イズム』を持ったということ。。
ざっくり言えば音楽家力、演奏家力、そして人間力が増したというではないかと思います。
北村、三枝、田辺の各氏は、今やシーンの最前線で大活躍をしており、それぞれが自分の世界を持って聴衆の前に立っています。
彼らの表現力はまさに強靭とも言えますが、実のところ、これはリーダー&作曲家である僕にとってはなかなか手強く、プレッシャーでもあるのです。

何とか負けないように頑張らないと、と思っていますが、ある意味もう負けているのかもしれません。
しかしあるゆる意味での『負け』の多さ、これまでに味わった挫折とか過ちとか屈辱みたいなものは彼らに引けをとらないと思っています、ちょっとずるいけど。
そうか、こんな事柄を音楽にすれば良いんだ。
否、もともと喜多カルの音楽の源泉はここ以外にはなかったはずで、10年間その暗い地下水脈から音楽を汲み上げてきたとも言えるのです。

今後の喜多カルは、この素晴らしい音楽力を備えた三人と共に、さらにパワーアップしていくに違いありません。
矢沢永吉さんの歌に『黒く塗りつぶせ』という歌があります。
歌そのものはちょっと置いておいて、このタイトルがなぜか良く浮かびます。

もっと黒く、もっと鋭く、もっと激しく。
人生を睨むように。

そうありたいものです。


喜多直毅クアルテット2days公演『悲歌 ~エレジー~』沈黙と咆哮の音楽ドラマ

出演:喜多直毅クアルテット
   喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)
   北村聡(バンドネオン)
   三枝伸太郎(ピアノ)
   田辺和弘(コントラバス)
内容:オリジナル作品

日時:2021年12月18日(土) 19:00開場/19:30開演
      12月19日(日) 14:30開場/15:00開演
会場:公園通りクラシックス(渋谷)
   〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5
   東京山手教会B1F
   03-6310-8871
   ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷駅下車徒歩8分

◉入場料:
・どちらか1日分のご予約¥4,000
・2日連続予約¥7,500(12月18日のご来場時に¥4,000、翌12月19日に¥3,500を申し受けます)
・当日(両日とも)¥4,500
●2日連続予約は12月17日(金)までにお願い致します
●12月18日(土)に翌日12月19日(日)のご予約を頂いた場合は¥4,000を申し受けます。

・メールでのお申し込み:violin@nkita.net(喜多)
 メールタイトルは「喜多クアルテット12月予約」、メール本文に「代表者氏名、人数、連絡先電話番号、ご予約希望の公演日付」を必ずご記入の上、お申し込みください。
・電話でのお申し込み  Tel:03-6310-8871(公園通りクラシックス)
●小学生以下のお子様はご入場頂けない場合がございます。

*コロナウィルス対策
本公演では開演前と終演後に感染防止対策として換気、会場入口での手指の消毒、検温を実施いたします。また、お客様にはマスクの着用や咳エチケット等にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。なお、感染の状況によってはやむを得ず公演を中止する場合があります。会場Website、喜多直毅Website、また出演者SNS等で開催をご確認の上お出かけください。
公園通りクラシックス(渋谷)http://koendoriclassics.com
喜多直毅Website https://www.naoki-kita.com
喜多直毅クアルテットFacebookページ https://www.facebook.com/naokikita4/

感情やエナジーのとめどない奔流、それと対を成す出し抜けの抑止と意識層の急激な切り替わり―タンゴを重要なベースとするこのクァルテットがはらむのは、凍てつくような寒さと紙一重の熱。深層から絞り出されるメロディの儚(はかな)さはリアリティへの絶望を映す鏡だ。なぜ沈黙や郷愁の残滓に心震えるのか。それを意識して改めて気づく薄ら寒い現況がある。
文章:伏谷佳代
2021年1月2日 JazzTokyo このパフォーマンス2020 No.273 #01 喜多直毅クァルテット『異土』

【喜多直毅クアルテット・プロフィール】
2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる“間”の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、卓越した実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり“ドゥエンデ(Duende)”を呼び醒ます。

喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)
1972年岩手県出身。国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、その独創性と精神性において高く評価されている。他に翠川敬基、黒田京子、齋藤徹等、国内を代表する即興演奏家との演奏と録音、また邦楽・韓国伝統音楽奏者・ダンサーとの共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行なっている。作家の高樹のぶ子の朗読舞台でも演奏と作曲を行なっている。ソングライターとしては上條恒彦に作品提供(敬称略)。

北村聡(バンドネオン)
関西大学在学中にバンドネオンに出合い小松亮太に師事、ブエノスアイレスではフリオ・パネのレッスンを受ける。世界各国のフェスティバルで演奏。これまでに鈴木大介、舘野泉、波多野睦美、夏木マリ、EGO-WRAPPIN'、川井郁子、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、東京交響楽団と共演。NHK「八重の桜」、映画「そこのみにて光輝く」をはじめ様々な録音に参加、繊細な表現には定評がある。ジャノタンゴ、三枝伸太郎Orquesta de la Esperanza、大柴拓カルテットなど数多くの楽団に参加、活動中。

三枝伸太郎(ピアノ)
1985年神奈川県出身。東京音楽大学大学院音楽科作曲専攻修了。アルゼンチンタンゴのピアニストとして 2008年よりバンドネオン奏者、小松亮太氏のコンサート・ツアー、レコーディングに参加。その後、タンゴのみならずジャズ、ポップス、ブラジル音楽など様々なジャンルで活躍。また、作曲家として、シンガーへの楽曲提供、映画音楽、舞台作品への作曲と演奏での参加など数多く手掛ける。近年は坂東玉三郎のコンサート音楽監督、劇作家・演出家点女優渡辺えりの舞台音楽、NHKBS8K「国宝へようこそ」音楽担当など。

田辺和弘(コントラバス)
クラシック、アルゼンチンタンゴ、即興演奏などで活動するベーシスト。東京芸術大学在学中からタンゴと出会い、本国アルゼンチンの若手からタンゴ全盛時代のミュージシャンとも多く共演している。即興演奏の第一人者故齋藤徹氏と出会い大きな影響を受け、共演をきっかけに様々なジャンルでも即興的なアプローチを試みている。喜多直毅クアルテットや様々なタンゴバンドに継続的に参加しつつ、ジャンルに関係なくその音楽自体の持つエネルギーを表現するべく模索、活動している。



2021年12月5日日曜日

12/18(土)19(日)喜多直毅クアルテット2days公演『悲歌 ~エレジー~』沈黙と咆哮の音楽ドラマ

実は今年は喜多直毅クアルテット結成10周年なのでした。
コロナによる大騒ぎで僕も思うように身動きが取れず、華々しく10周年を記念するようなイベントも開催出来ぬまま、もうすぐ2021年も終わろうとしています。
しかし小さくても何か記念に残るようなものをと思い、喜多直毅クアルテット・オリジナルクリアファイルとポスター(A2版/B2版)を作りました。

思えば喜多クアルテットの10年間の歩みは、一回ごとにフライヤーを作って下さったデザイナー・山田真介さんとの歩みだったと申し上げても過言ではありません。
ヤマシンさんには毎回公演テーマに沿ったフライヤーを作って頂きましたが、どれも保存しておきたくなるようなカッコいいデザイン!
お客様の中にもお気に入りをコレクションしている方がいらっしゃると伺っております。

12/18(土)と19(日)に行われる喜多カルライヴでは、そんなヤマシンさんのフライヤーデザインをバシッとプリントしたクリアファイル(3種類)とポスター(2種類)をお求め頂けます。
もちろんライヴ会場限定発売!
これはもうライヴにいらっしゃるしかありません!!!

それに加えてシェアした写真で手にしているのは、ヤマシンさんのデザインではなく、僕が猛烈なわがままを言って作ってもらった“特製コックリさん文字盤クリアファイル”です。


裏には演奏中の喜多カルの勇姿がプリントされています。
日頃必要な書類をこのクリアファイルに入れて持ち歩けば、会社でも学校でも、好きな時にコックリさんが楽しめますね。
(10円玉はついていません。)

実はこの文字盤、僕が書いたのですが、書いている最中ゾッと鳥肌が立ったり妙に怖くなったりしました。
僕は霊を吸い寄せやすい体質なので、こう言うものを取り扱うのは避けるように霊能者から言われています。
でもせっかくの10周年記念なので、我慢して書きました。
コックリさんをやる時は憑依されないように気をつけてください。
そもそも霊をおもちゃにしてはいけません。

てなわけで、12/18(土)と19(日)は是非会場へお越しください!
演奏とグッズ、両方ともお楽しみ頂けますと幸いです。

喜多直毅クアルテット2days公演『悲歌 ~エレジー~』沈黙と咆哮の音楽ドラマ

喜多直毅クアルテット2days公演『悲歌 ~エレジー~』沈黙と咆哮の音楽ドラマ

出演:喜多直毅クアルテット
   喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)
   北村聡(バンドネオン)
   三枝伸太郎(ピアノ)
   田辺和弘(コントラバス)
内容:オリジナル作品

日時:2021年12月18日(土) 19:00開場/19:30開演
      12月19日(日) 14:30開場/15:00開演
会場:公園通りクラシックス(渋谷)
   〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5
   東京山手教会B1F
   03-6310-8871
   ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷駅下車徒歩8分

◉入場料:
・どちらか1日分のご予約¥4,000
・2日連続予約¥7,500(12月18日のご来場時に¥4,000、翌12月19日に¥3,500を申し受けます)
・当日(両日とも)¥4,500
●2日連続予約は12月17日(金)までにお願い致します
●12月18日(土)に翌日12月19日(日)のご予約を頂いた場合は¥4,000を申し受けます。

・メールでのお申し込み:violin@nkita.net(喜多)
 メールタイトルは「喜多クアルテット12月予約」、メール本文に「代表者氏名、人数、連絡先電話番号、ご予約希望の公演日付」を必ずご記入の上、お申し込みください。
・電話でのお申し込み  Tel:03-6310-8871(公園通りクラシックス)
●小学生以下のお子様はご入場頂けない場合がございます。

*コロナウィルス対策
本公演では開演前と終演後に感染防止対策として換気、会場入口での手指の消毒、検温を実施いたします。また、お客様にはマスクの着用や咳エチケット等にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。なお、感染の状況によってはやむを得ず公演を中止する場合があります。会場Website、喜多直毅Website、また出演者SNS等で開催をご確認の上お出かけください。
公園通りクラシックス(渋谷)http://koendoriclassics.com
喜多直毅Website https://www.naoki-kita.com
喜多直毅クアルテットFacebookページ https://www.facebook.com/naokikita4/

感情やエナジーのとめどない奔流、それと対を成す出し抜けの抑止と意識層の急激な切り替わり―タンゴを重要なベースとするこのクァルテットがはらむのは、凍てつくような寒さと紙一重の熱。深層から絞り出されるメロディの儚(はかな)さはリアリティへの絶望を映す鏡だ。なぜ沈黙や郷愁の残滓に心震えるのか。それを意識して改めて気づく薄ら寒い現況がある。
文章:伏谷佳代
2021年1月2日 JazzTokyo このパフォーマンス2020 No.273 #01 喜多直毅クァルテット『異土』

【喜多直毅クアルテット・プロフィール】
2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる“間”の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、卓越した実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり“ドゥエンデ(Duende)”を呼び醒ます。

喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)
1972年岩手県出身。国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、その独創性と精神性において高く評価されている。他に翠川敬基、黒田京子、齋藤徹等、国内を代表する即興演奏家との演奏と録音、また邦楽・韓国伝統音楽奏者・ダンサーとの共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行なっている。作家の高樹のぶ子の朗読舞台でも演奏と作曲を行なっている。ソングライターとしては上條恒彦に作品提供(敬称略)。

北村聡(バンドネオン)
関西大学在学中にバンドネオンに出合い小松亮太に師事、ブエノスアイレスではフリオ・パネのレッスンを受ける。世界各国のフェスティバルで演奏。これまでに鈴木大介、舘野泉、波多野睦美、夏木マリ、EGO-WRAPPIN'、川井郁子、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、東京交響楽団と共演。NHK「八重の桜」、映画「そこのみにて光輝く」をはじめ様々な録音に参加、繊細な表現には定評がある。ジャノタンゴ、三枝伸太郎Orquesta de la Esperanza、大柴拓カルテットなど数多くの楽団に参加、活動中。

三枝伸太郎(ピアノ)
1985年神奈川県出身。東京音楽大学大学院音楽科作曲専攻修了。アルゼンチンタンゴのピアニストとして 2008年よりバンドネオン奏者、小松亮太氏のコンサート・ツアー、レコーディングに参加。その後、タンゴのみならずジャズ、ポップス、ブラジル音楽など様々なジャンルで活躍。また、作曲家として、シンガーへの楽曲提供、映画音楽、舞台作品への作曲と演奏での参加など数多く手掛ける。近年は坂東玉三郎のコンサート音楽監督、劇作家・演出家点女優渡辺えりの舞台音楽、NHKBS8K「国宝へようこそ」音楽担当など。

田辺和弘(コントラバス)
クラシック、アルゼンチンタンゴ、即興演奏などで活動するベーシスト。東京芸術大学在学中からタンゴと出会い、本国アルゼンチンの若手からタンゴ全盛時代のミュージシャンとも多く共演している。即興演奏の第一人者故齋藤徹氏と出会い大きな影響を受け、共演をきっかけに様々なジャンルでも即興的なアプローチを試みている。喜多直毅クアルテットや様々なタンゴバンドに継続的に参加しつつ、ジャンルに関係なくその音楽自体の持つエネルギーを表現するべく模索、活動している。