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本日は喜多直毅クアルテットのリハーサルでした!本番は12/20@永福町ソノリウ ム!

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喜多直毅クアルテット 左から:田辺和弘(cb)喜多直毅(vln)三枝伸太郎(pf)北村聡(bandoneon) 音楽ライターの友人曰く“タンゴ界のラーメン二郎”!!! 今日は喜多クアルテットのリハーサルでした。 リズムを強調した暖かくなるような曲を作りたい、と前の記事に書きました。 実際は暖かくなると言うより熱くなる。 ガッツンガッツン行く感じ。 で、今日は主にその曲の練習。 ところが! 何て難しい曲なんだ! 自分で作っておいて言うのもなんですが、かなり大変です! 一生懸命工夫を凝らして書くのは作曲家の自分。 ところが演奏するのはヴァイオリニストの自分。 何だか二つの人格が完全に乖離しているなぁ。 実はこれ、昔からなんです…。 例えばだいぶ前に作った『板橋区』と言う変なタイトルの曲は、ハイポジションの難しいフレーズがあり弾けず、そこだけ1オクターブ下げて弾いたり。 他にやはり昔の曲で『新宿』と言う曲があり、これも難しくて他の人にその部分を代わりに弾いてもらっていました。 あはは…。 とはいえ、今そんなことを言ってはいられない! 練習あるのみです! 当日は新曲はもちろん、今までの作品も充実の演奏でお届け出来るように頑張りたいと思います!!! さて本番間近となり、多くの方からご予約のお申し込みを頂いております! まだお済みで無い方はどうぞお早めに! violin@nkita.net 締め切りは20日の0:00(19日の24:00)。 それ以降ですと当日料金(¥4,500)となります。 ご注意下さい! 喜多直毅クアルテット 『無言歌 songs without words』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 2016年12月20日 永福町sonorium フライヤーデザイン:山田真介 『無言歌 songs without words』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ ◉出演:喜多直毅クアルテット     喜多直毅(音楽とヴァイオリン)     北村聡(バンドネオン)     三枝伸太郎(ピアノ)     田辺和弘(コントラバス) ◉日時:2016年12月20日(火) 19:00開場/

12/20(火)19:00/19:30:喜多直毅クアルテット『無言歌 songs withoutwords』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~@永福町sonorium

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喜多直毅クアルテット 『無言歌 songs without words』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 2016年12月20日 永福町sonorium フライヤーデザイン:山田真介 喜多直毅クアルテット 喜多直毅(音楽・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス) 写真:山田真介 いよいよ一週間後! 年内最後の喜多直毅クアルテット・ホール公演です。 会場は永福町のソノリウムです。 現在新曲を作っています。 リズムを強調した感じ。 寒い時期の演奏会ですので、ちょっと情熱的なあったかくなれる曲が良いのではと思って作っているのですがどうでしょう???(実は寒さに弱い自分の為だったりします。) 当日のお楽しみ。 もちろん今までの作品も演奏する予定。 最近は会場でご来場の方々にアンケートを書いて頂いているのですが、『燃える村』という曲の人気が高い! ということで必ずプログラムに入れたいと思います。 この曲はゆっくりとしたテーマから始まるのですが、僕自身、このメロディを弾くのが本当に好きです! 音数少ない。 四分音符より細かい音符が出て来ない。 超シンプル。 これ、ヴァイオリンの音色のニュアンスの変化や微妙な歌い回しが出来て、弾いてて楽しいのです。 弦楽器にぴったりの曲だな。 僕はピアノで作曲をすることが多く、どうもフレーズが鍵盤的になりがち。 ところがヴァイオリンで弾くと、自分で作った曲なのに違和感を感じる。 きっと作曲家の自分とヴァイオリニストの自分が結びついていないのかも。 取り敢えずはトータルなサウンドを把握するためにピアノで作っています。 ところがこのところその傾向に微妙な変化が…。 最近、作る曲がちょっとヴァイオリン的になって来たような気がします。 例えば前出の『燃える村』。 それは何故か。 多分ソロのライヴを少しずつやるようになったからかも。 ヴァイオリンは一度に出せる音が限られていて、頭に鳴っている和音をそのまま鳴らせず『あーーーっ!』ってなることが多いです。 イライラする。 多分僕はヴァイオリニストのくせに和音型人間なのでしょう。 頭の中に鳴っている音はピアノどころかフルオーケストラだったりします。 しかしソロをやると、どうしても単

風邪をひきました/茂本ヒデキチさんとお仕事

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忙しいのに風邪をひいてしまいました。 今流行ってますよね(インフルエンザも)。 皆さんにも気をつけて頂きたいです。 で、参考になるかも知れませんので、症状の移り変わりを書き記したいと思います。 マイナス二度のドイツから今月15日に帰国しました。 その日に整体に行き、日帰り温泉にも行きました。 あ〜やっぱり日本が一番!と大喜び。 それから二三日は忙しくて毎日出かけたり、家で事務仕事に追われていました。 そうこうしているうちに疲れが全く取れない事に気付きました。 時差ぼけで眠れなかったせいかも知れません。 三、四時間寝てすぐ目が覚めてしまうのです。 後は闇の中、眠れずにベッドの上で目玉だけギョロギョロ動かしていました。 22日ごろ。 気力体力共に尽き果てて、でも演奏の仕事もあり、事務仕事もたまり…、あああヤバい!と思っていたら、喉の痛みと身体の怠さ。 さっそく市販薬を飲んで症状を散らしていましたが、段々効かなくなって来ました。 喉の痛みはやがて苦しい咳に、そして怠さは悪寒に…。 これは本物の風邪だ! 頭がボーッとして何も考えられない。 これが23日。 翌朝、近所の病院に行って薬を処方してもらいました。 ライヴでは鼻水を垂らしながらヴァイオリンを弾く始末。 親切なお客さんからはポケットティッシュを頂きました。 電車に乗って帰るのも不可能なほど調子が悪くて、結局タクシーで帰宅。 で、『家系ラーメンは風邪に良い』と友達に聞いたのを思い出し、深夜に一人ラーメン屋へ。 白髪ネギたっぷりのラーメンです。 しかもニンニク、スプーンに山盛り三倍追加! 必ず治るに違いない! 帰宅して、駄目押しでニンニク卵黄エキスのカプセルも二錠! よっしゃ、これで完璧! …と思ってたら、翌朝もっと酷くなってました。 こんなに怠くて寒気がするのに熱は平熱。 不思議ですよね。 自分の体調を呪いながら東北新幹線に乗り福島へ。 これが昨日。 福島で何をしたかと言うと、ある企業の創立記念〇〇周年パーティで墨絵画家の茂本ヒデキチさんとライヴパフォーマンスの仕事でした。 ヒデキチさんのライヴペインティングと共に即興演奏をさせて頂きました。 墨絵画家・茂本ヒデキチさんと作品 写真は出来上がった作品、ヒデキチさ

2016年12月20日喜多直毅クアルテット『無言歌 songs without words』~沈黙と彷徨の音楽ドラマ~@sonorium(永福町)

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2016年12月20日喜多直毅クアルテット『無言歌 songs without words』~沈黙と彷徨の音楽ドラマ~ sonorium(永福町) フライヤーデザイン:山田真介 今年最後の 喜多直毅クアルテット です! 去る8月の二日連続公演へは大勢の方々に聴きにお越し頂き、本当に有難うございました! 今回も頑張りたいと思います! もしかしたらこのグループに関してご存知ない方もいらっしゃるかも知れません。 どんな音楽を演奏しているの?という方には、まず以前作ったPVをご覧頂きたいと思います。 (動画の中の情報は過去のものです。ご注意下さい!) このグループでは僕のオリジナル作品のみを演奏しています。 良く考えると、“歌”が強い曲が多いかも知れません。 (“歌”をメロディとか旋律と置き換えても良いと思います。) 今回は、自分の音楽づくりの基本かも知れない“歌”をタイトルに入れ、テーマを“無言歌”としました。 会場は永福町のソノリウム。 去る7/8には制作スタッフとして、齋藤徹さん(cb)の独奏リサイタルを行いました。 音響・雰囲気共にグレードの高い会場です。 メンバーの北村聡(bandoneon)、三枝伸太郎(piano)、田辺和弘(contrabass)はそれぞれ現在の日本のタンゴ界を代表する演奏家です。 一人一人のプレイも存分にお楽しみ頂けると思います! 12/20と言えば丁度クリスマス前の忙しい時期かも知れませんが、是非お友達やご家族を誘ってお越し頂ければと思います。 ホント、多くの方に聴いて頂きたいコンサートです! 音楽と対峙し、問い問われる60分。 皆様のお越しを心よりお待ちしています!!! 公演詳細 『無言歌 songs without words』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ ◉出演:喜多直毅クアルテット     喜多直毅(音楽とヴァイオリン)     北村聡(バンドネオン)     三枝伸太郎(ピアノ)     田辺和弘(コントラバス) ◉日時:2016年12月20日(火) 19:00開場/19:30開演 ◉会場: ソノリウム (永福町)     168-0063 東京都杉並区和泉3-53-16     TEL 03-6768-3000  

今週末はライヴ3days:10/14(金)w/vc翠川敬基、10/15(土)ヴァイオリンソ ロ、10/16(日)w/gt伊藤芳輝

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このところメチャメチャ忙しく、なかなかブログの更新も出来ませんでした。 演奏スケジュールが入っているのではなく、全部事務仕事です。 ずっとパソコンに向かっているせいか、眼精疲労から来る首の痛みが物凄い…。 (そろそろ近所の日帰り温泉に行かねばなりません。) 10月20日から再びヨーロッパへ参ります。 その前に進めておかなければならない&終わらせておかなければならない事が山積み! というわけで急ピッチで進行させたいのですが能率が悪いのかなかなか捗りません。 本当に弱りました。 やはりヨーロッパへも仕事を持って行き、あちらでも夜なべをする事になるのでしょうか(嫌だ)。 確かに大変ではありますが、しかし自分で好きなことをしている以上これは覚悟しなければなりませんよね。 文句を言っては罰が当たる。 というわけで、適度に愚痴り、適度にサボり、ガス抜きしつつ何とか頑張っています。 さて今週末は事務仕事から解放されて、やっと人前で演奏出来ます! 嬉しい!!! 三つのライヴが予定されていますので、出来れば全部いらして頂きたいのですが(汗)、どれか一つでもお越し頂けるととても嬉しいです! まずは1本目。 今週金曜日です。 10/14(金・夜)明大前:喜多直毅(violin)翠川敬基(cello) 喜多直毅(violin)翠川敬基(cello) 内容:ヴァイオリンとチェロによる即興演奏 日時:2016年10月14日(金)19:30開場 20:00開演 場所: KID AILACK ART HALL (明大前)    東京都世田谷区松原2-43-11     03-3322-5564     地図 料金:予約¥3,000 当日¥3,500 予約: 03-3322-5564 (会場)     violin@nkita.net 響きの良い空間、KID AILACK ART HALL。 僕は齋藤徹さん(cb)のご紹介で出演させて頂くようになりましたが、弦楽器には最高の空間です。 しかし残念ながら今年一年で閉まってしまうそう…。 そこで、僕が普段から共演させて頂いているもう一人の弦楽器奏者・翠川敬基さん(cello)と、最後に一度だけ弦楽二重奏をやらせて頂きたいと思いました。 ちなみにこの会場で翠川さんと演奏さ

2016/8/31ウタウタ・ファーストアルバム完成記念ライブ!/松本泰子(vo)喜多直毅(vn)長谷川友二(gt)和田啓(perc)

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ウタウタ:松本泰子(vo)喜多直毅(vn)長谷川友二(gt)和田啓(per) ファーストアルバム出ます! 遂にウタウタのファーストアルバムが出るぞ! ここでウタウタについてちょっとご説明。 メンバー:松本泰子(vocal)喜多直毅(violin)長谷川友二(guitar)和田啓(percussion) それぞれが自作の歌を持ち寄って演奏するグループです。 (もちろん松本泰子さんがメインヴォーカル。) 曲のテイストは、日本の叙情歌、フォーク、ポップス、プログレ等。 メンバー一人一人の好きな音楽・聴いて来た音楽などが反映されています。 しかしそれぞれの持ち味がしっかりと溶け合って一つの世界がある…、そんなグループと言えましょう。 別に話し合って決めたコンセプトがあるわけではありませんが、“季節感”とか“小さきものへの目線”、“愁い”のようなものがどの曲にもあるような気がします。 普段は別々の活動をしている四人ですが何処かに共通の“思い”や“大事にしていること”があり、それを持ち寄って演奏している感じ。 それがバンドの空気感にも表れていて、親しい語らいの場に参加するような気持ちでお聴き頂けるのではないかと思っています。 さて今回完成したアルバムのレコーディング、今年の3月に行いました。 自宅録音ならではのくつろいだ雰囲気の中、四人であーでもないこーでもない。 楽しく、そして真剣に行いました。 和田啓(percussion) 長谷川友二(guitar and vocal) 松本泰子(vocal)、喜多直毅(violin) “楽しく真剣に”と書きましたが、僕の他の活動の現場はシリアスな雰囲気が多く、その中にあってウタウタは明るい! そして良い感じでユルい! 和田さん、長谷川さんといると小学生男子の会話です! 下ネタ連発! た〜のしい! 僕個人のソングライティング活動ですが、これまでも細々と行っておりました。 作った歌の幾つかは他のCDにも収められたりしておりますが、今はこのウタウタが僕の歌作りの中心です。 喜多直毅クアルテットでの作曲と演奏や即興演奏以外にも、是非聴いて欲しい僕の歌たち…。 メッセージや気持ちを訴えるのではなく、どちかというと心に浮かんだ風景を描いています。

喜多直毅クアルテット2days『焦土』終了致しました!ご来場有難うございました!

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喜多直毅クアルテット・リハーサル中! 左から、三枝伸太郎(ピアノ)、喜多直毅(ヴァイオリン)、北村聡(バンドネオン)、田辺和弘(コントラバス) 喜多カルテット、二日間連続公演終了しました! ご来場の皆様、本当に本当に有難うございました! 心よりお礼を申し上げます。 一番心配していたのが天候…。 何せ三つの台風が日本列島へ向かっていると言うじゃありませんか! 持てる最大限の念力を使って、渋谷上空への雨雲の侵入を防ぎました…。 そのおかげか(?)幸い会場周辺は晴れ・曇り・小雨の繰り返し。 渋谷駅と会場の往復くらいは皆様濡れずに歩けたのではないかと思っています。 ※2days終了後、雨よけパワーをオフにしたら今日は東京を台風が直撃し、山手線が止まりました。 さて今回のセットリストです。 8/20 - 幻の冬 - 吹きすさぶ針〜疾走歌 - 影絵遊び - 轍 - 月と星のシンフォニー 8/21 - 鉄条網のテーマ - 燃える村 - ふるさと - 死人〜酒乱 - 峻嶺 アンコール:残された空 (8/21にお配りしたプログラムには3曲目が『春〜熱病のテーマ』となっていましたが、『ふるさと』に変更させて頂きました。) 今回は『第一日目のみ予約していたけど内容が良かったので二日目も予約します!』って方が何人かいらしたのです。 これ、めっちゃ嬉しかった! 本当に有難うございます! さて来年はこのグループで地方にも行きたいなと思っております。 出来たら5月頃に東京から西の方へと考えています。 東京でこれだけ喜んで頂ける音楽です。 必ず他の町でも気に入って頂けるに違いありません! とは言え、まだブッキングは一箇所を除いて出来ておりません…。 今、主催者を探している最中。 もしこの記事をご覧の方でご興味がおありでしたらお気軽にご連絡を! violin@nkita.net 資料(音源含む)をお送りいたします。 お問い合わせ、心よりお待ちしております! そして次回の喜多カルテットの公演(東京)は12/20(火)! 夜の公演です。 会場は未定ですが、決まり次第お知らせ致します。 今回は新曲をご披露出来ませんでしたので次回こそは! 12/20と言えば忙しい時期かと思いますが、是非是

喜多直毅&黒田京子デュオ/九州・山陽ツアー終了!お寄せ頂いた募金のご報告

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喜多直毅&黒田京子デュオ 2016年7月30日 熊本市男女共同参画センターはあもにい・多目的ホール 撮影:マスデン美弥 ツアー、終了致しました! 聴きにお越し下さった皆様、本当に有難うございました! 公演の行われた日はどの街でも猛暑…。 そんな中わざわざお運び下さり、本当に感謝致します。 ある方は公演終了後、感想をTweetしたりFacebookに書き込んだりして宣伝に協力して下さいました。 僕が後から拡散させて頂きましたが、ホント、助かりました〜! 共有されたSNSの記事をご覧になって次の公演にお越しになった方もいらしたはず。 皆さんのご協力に感謝致します! また主催を引き受けて下さった方々へ心よりお礼を申し上げます! 九州五ヶ所の朝長さん、尾道の杉山さん、福山の野田さん、岡山の篠原さん、それぞれが力を注いで下さり、おかげさまで我々の演奏をお客様に聴いて頂く事が出来ました。 今回訪れた街は岡山以外は全て初めて。 しかも我々が取り組んでいるのは一言では説明出来ない音楽です。 宣伝するのもなかなか大変だったのではないかと思います…。 しかし主催の皆さんの熱意のおかげで、多くの方に演奏を聴いて頂く事が出来ました。 有難うございました! そして関わって下さったスタッフの皆さんにもお礼を申し上げます! また我々をご自宅に泊めて下さったり、観光に連れて行って下さったりした方々もいらっしゃいました。 おかげさまで楽しく旅を続ける事が出来ました! 本当に有難うございました! 熊本地震で被災した障害者への募金・ご報告 さて今回のツアーでは各会場に熊本地震で被災された障害者の為の募金箱を設置させて頂き、皆様へご協力をお願い致しました。 ツアー中、熊本で一番被害の大きかった地域を車で通ったのですが、人が住めないほど崩れた家や炎天下に立ち並ぶ仮設住宅をたくさん目にしました。 被害の大きさを目の当たりにし、今なお被災生活を余儀なくされる方々の苦しみを思わずにいられませんでした。 中でも、この状況下で障害者の方々がどれほど大変な思いをしておられるか、考えるととても胸が痛みます。 幸いにも多くの方が我々の呼びかけに応えて、募金にご協力下さいました。 ツアーが終わりましたので我々二人からの募金も合わせて、お寄せ頂

8月20日&21日喜多直毅クアルテット2days『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~/ヴァイオリン独奏ライヴの演奏後記

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2016年8月20日&21日 喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ vln:喜多直毅、bandoneon:北村聡、pf:三枝伸太郎、cb:田辺和弘 フライヤーデザイン:山田真介 3/31に行ったリサイタルから約5ヶ月ぶりの喜多直毅クアルテット。 前回の公演では多くの方にお越し頂いて本当に嬉しかったです! 有難うございました! 僕は他にも色々な演奏に参加させて頂いていますが、このグループでは自分が作曲した音楽のみを演奏しています。 毎回、必ず一曲は書き下ろし。 二日間公演の場合はそれぞれ一曲ずつ、計2曲。 これは怠惰な自分に課している事でもあるのですが、でもピアノに向かってしこしこ音符を五線紙に書き込んでいく…と言う作業は実は好きです。 インドア派。 ウチは普通のマンションで防音もありません。 なので音量調節が出来てヘッドフォンも使えるエレピで作曲をします。 でもやっぱりグランドピアノが欲しいなぁ(そもそもスペースがなくて置けないけど)。 グランドピアノがあったらもっと創造的になれるのではないかと思うんだけど。 だってエレピとは音が全く違う。 一音鍵盤を叩いただけで豊かに鳴りますよ。 想像力が翼を得て飛び立つが如く…。 という事で、いつかグランドピアノを買って、宮殿に住むのが夢です。 そう!願っていればいつか必ず夢は叶うのです! そのうち皆さんには重厚なベーゼンドルファーで作った作品をお聴かせ出来る事でしょう! で、済みませんが今回もエレピで作った曲です。 でも頑張って書きますので皆さんどうぞお越し下さい! 喜多直毅クアルテット『焦土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ ◉出演:喜多直毅クアルテット    喜多直毅(音楽とヴァイオリン)    北村聡(バンドネオン)    三枝伸太郎(ピアノ)    田辺和弘(コントラバス) ◉日時:2016年8月20日(土)/8月21日(日)    14時30分開場 15時00分開演(両日とも)    ※20日、21日ではそれぞれ異なる曲目を演奏いたします。 ◉会場: 公園通りクラシックス (渋谷)    〒150-0042東京都渋谷区宇田川町19-5    東京山手教会B1F    ※JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線渋谷

齋藤徹(cb)還暦リサイタル無事終了致しました!次はライヴCDだぞ!

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還暦リサイタル実行委員会 左から:かみむら泰一、齋藤真妃、宇野敦子、田辺和弘、喜多直毅、田嶋真佐雄 市村隼人(録音)、前澤秀人(撮影)※写真には写っていません。 齋藤徹さんのリサイタル、無事終了しました! お陰様で満員御礼。 イェイ! お越し下さった皆様、本当に有難うございました! 客席はとても温かい雰囲気。 終演後、お帰りになる皆さんの満足そうな笑顔が忘れられません! ホント、企画して良かったなぁ、このリサイタル。 皆さんが楽しんで下さったのが何にもまさる我々へのご褒美。 僕にとって、そして恐らく実行委員会のメンバー全員にとっても、初めてのコンサート制作体験でした。 でもお互いに助け合うことによって何とか公演当日に漕ぎつけました。 実は僕は実行委員長だったのですが、何とも頼りない存在でした…。 ミーティングで話し合ったことを書いたメモを失くしてしまったり、ホールに支払う金額を間違えたり。 それとホールへの提出物を忘れていた事もありました(こともあろうに徹さんに指摘されました)。 実は他にもまだまだ重い罪があるのですが揉み消しました、秘密裏に。 しかし他の実行委員の皆さんの力に助けられ、何とか役目を果たすことが出来ました(というか何もしてない?)。 メンバーの皆さんにはホント感謝です! 有難うございました! と言っても、仕事がこれで終わったわけではありません。 今回の演奏会はバッチリ録音してあります(リハーサルも録音しました)。 勿論CD化目的。 我々実行委員会はCD化に向けて更に頑張りたいと思います! 皆さん、完成をお楽しみに! (特に今回演奏会にお越しになれなかった方には是非聴いて頂きたい!) さて僕自身演奏家なわけですが、制作をしてみて色々と考えるところがありました。 それは今まで僕自身のコンサートのためにどれだけ多くの方々が力を注いで下さったかという事です。 これまでスタッフの方々に対して、余り感謝の気持ちが無かったかもと自分を恥ずかしく思ったりもしました。 ある方は宣伝のために知り合い(メディアとか)に連絡を取ってくれたり、ある方は動員のために奔走してくれたり。 一つのコンサートを行うってとても大変な事なんですよね。 しかし僕はその労力に対して、ちゃんと感謝の気持ちを持ってい

喜多直毅&黒田京子デュオは7月下旬から九州&山陽ツアーだぞ!

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喜多直毅&黒田京子デュオは7月下旬からツアーに出かけます! 7/26長崎:旧香港上海銀行長崎支店 7/27福岡:九州キリスト教会館・礼拝堂 7/28久留米:石橋文化センター・石橋文化会館小ホール 7/30熊本:熊本市男女共同参画センターはあもにい・多目的ホール 7/31門司:旧門司三井倶楽部 8/2尾道:妙宣寺 8/3福山:とおり町交流館 8/4岡山:蔭凉寺 ※各公演の詳細は コチラ ! 首都圏以外では、これまで北海道、東北、甲信越、東海、関西、山陽、山陰でツアーを行って来ました。 2014年11月29日島根県/石見銀山 中でも北海道と東北には大体一年おきにお邪魔しており、地元の皆さんに聴いて頂いて参りました。 それぞれの街で毎回いらして下さるお客様も! 本当に嬉しい限りです! 2015年9月12日北海道旭川市モケラモケラにて。ツアーと言えば地元の方々との打ち上げ! やっぱり我々の音楽は“北国”の“寒冷地仕様”なのかなぁと思っていたのですが、でも今回は真夏の南国。 初めての土地での演奏、楽しみで仕方がありません! 恐らく初めてこのデュオの演奏に触れる方々が大半だと思います。 なので少し自己紹介。 我々は約10年間に亘って演奏を続けています。 最初は割とセッションに近い感じで演奏をしていました。 小さなライヴハウスでオリジナルを持ち寄ったり人様の曲を弾いたり。 この頃のレパートリーを収めたのがデュオのファーストアルバム・『空に吸はれし心』です。 空に吸われし心 この後、もう少し練ったコンサートをやってみたくなった我々。 それがコンサートシリーズ“軋む音”です。 美術作品・人物・社会的事象・人間心理等をテーマにし、その根底にある“言葉”や“思い”を発見する。 そしてそこから音楽を作っていく…、そんなコンサートです。 永山則夫の人物像と連続殺人事件、ナチスと“夜と霧”(ヴィクトール・E・フランクル)、石田徹也の絵画作品 など、テーマを毎回変えて行いました。 演奏曲は多くがオリジナル。 黒田京子(pf)『軋む音』のワンシーン 喜多直毅(vln)『軋む音』のワンシーン このシリーズでは楽器演奏の他に朗読や歌も取り入れました。 なかなか濃密な

2016年7月9日(土)喜多直毅Violin Monologue/7月21日(木)ファド化計画withさがゆき(vo+gt)翠川敬基(vc)

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東京は梅雨真っ盛り。 皆さん、体調はいかがですか? 僕は本当にダメです…。 多分梅雨のせいだと思うのですが、とても怠い。 そして時々耳が塞がった様になります。 気圧のせいかな。 睡眠も不規則で朝方まで起きていたりします。 で、疲れて寝ても、3時間くらいしか眠れなかったりします。 夢見も悪い。 この間は仲が良いと思っていた人に刺し殺されました。 3月末に大きなコンサートがあって、4月と5月はずっとヨーロッパ。 そんなこんなで、実は…、前もって帰国してからの6月と7月のライヴをブッキングするのを忘れていました! そのせいで人前での演奏の機会が無い! 多分演奏しないから体調がすぐれないのだと思います。 そう、演奏家はやっぱりプレイしてなんぼ。 アウトプットしたり、音楽に繋がったりすることが必要です! と言うことで、急遽、いつも楽器のメンテナンスでお世話になっている松本弦楽器の親方に頼んで、お店でライヴをさせて頂くことにしました! 親方、引き受けてくれて有難う! 以下詳細: 喜多直毅 Violin Monologue ~ヴァイオリン独奏による即興演奏~ ◉日時:2016年7月9日(土)19:00開場 19:30開演 ※会場は普通のマンションの一室です。19:30にはメインエントランスが閉まってしまいます。出来る限り時間通りにお越し下さるようお願い致します。 ◉会場: 松本弦楽器 (代々木)    東京都渋谷区千駄ヶ谷5-28-10    ドルミ第二御苑804    03-3352-9892(こちらの電話番号ではご予約は出来ません。)     地図 ◉料金:予約/当日共に¥2,500(ワンドリンク付き) ◉ご予約・お問い合わせ: violin@nkita.net    代表者氏名、人数、ご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。    定員12名です!ご予約はお早めに! 『暗い日曜日 ~Sombre Dimanche~』 注意!音量が大き目です! 20分から30分の即興演奏を休憩を挟んで二本行います。 Monologueと言うタイトルを付けてみたのですが、モノローグって何だか孤独にボソボソ呟くみたいですよね。 でももう少し大声で叫んだりするかと思います…。 ああ、梅雨う

2016年7月8日(金)齋藤徹の世界 ~還暦記念コントラバスリサイタル~ @sonorium(永福町)

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齋藤徹(コントラバス) 撮影:南谷洋策さん 昨年末より齋藤徹さん(コントラバス)の独奏リサイタルを企画制作しています。 実は人様の演奏会に裏方として関わるのは生まれて初めて。 しかし還暦という人生の節目を迎えた徹さんに思い切りホールで弾いて頂きたい、そして一人でも多くの方に徹さんの世界に触れて欲しいという思いからこの企画をスタートしました。 実行委員は僕の他、お嬢さんの真妃さん、そして近年頻繁に徹さんと共演しているかみむら泰一さん(サックス)、徹さんのベースアンサンブルでお馴染みの田辺和弘さん(コントラバス)、田嶋真佐雄さん(コントラバス)の5名です。 皆、日頃から徹さんにはお世話になり多くの学びの機会を頂いています。 さて僕と徹さんとの出会いは2009年の春。長く徹さんと演奏を続けていらっしゃる黒田京子さん(ピアノ)からのご紹介でした。「徹さんとトリオをやってみない?」、そう誘われたのです。 実は徹さんの演奏はそれまでにもCD等で聴いており、強い衝撃を受けていました。 まるで大地に根をはる大木の様にどっしりとした音色。太古の儀式を思わせる野生的なリズム。静寂を破るノイズの一撃やウブ毛を撫でるかの様にデリケートなアルコ。 それらはクラシック奏者にもジャズ奏者にもないコントラバスのサウンドであり、まさに“齋藤徹のサウンド”でした。 唯一無二と呼ぶに相応しい孤高の音楽家…、それが徹さんに抱いていた印象です。 そして演奏される音楽も単に楽しいとか美しいとか癒されるとかではなく、もっと魂の奥深くに触れるもの。強い生命力と共に“死”をも内包する音楽です。 こんな凄い演奏をする人と自分は共演させてもらえるのだろうか、何をどう弾いたら良いんだろう…。 最大の緊張感と期待を伴ってリハーサルにのぞんだのを覚えています。 徹さんとの出会いは、僕の音楽人生にとっての“黒船”でした。それまで自分が取り組んでいた音楽やその姿勢を根本から問い直さざるを得ない、実に大きなインパクトでした。 共演して間もない頃は様々な特殊奏法に目や耳を奪われていました。しかしそのうち、徹さんの音楽の魅力はもっと深い所にあると思う様になりました。 例えばそれは“巧さ”や“自己表現”の次元で音楽をしないところだと思います。 (誤解

帰国後のライヴ:6/3喜多直毅&黒田京子デュオ@雑司ヶ谷TangoBarエル・チョクロ、6/6齋藤徹+喜多直毅デュオ@上尾BarberFuji

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明後日、やっと帰国します! 4/1から約二ヶ月間…、本当に長い滞在でした。 その間、色々な方々と演奏&パフォーマンスをし、実に多くを学ぶことが出来ました。 今までの自分の考え方(音楽の事だけじゃなく)を反省したり、先行く演奏家から新しいヒントを得たり。 久々に欧州の風に自分を晒すことによって、見えなかったもの見え、聞こえなかったものが聞こえた様に思います。 そしていつもとは違う環境での演奏とプロジェクト参加を通し、様々な角度から自分の音楽を検証する事が出来ました。 これらを是非ともこれからの演奏活動に活かして行きたいと思います。 そして今回は本当に多くの方に支えられて旅を続けることができました。 (御世話頂いた全員のお名前を書いたら、まるで長編映画のエンディングロールの様になるでしょう!) 全ての方々に感謝したいと思います。 皆さん、有難うございました! そしてこのツアーに誘って下さった齋藤徹さん(コントラバス)にも心からお礼を申し上げます。 本当に良い経験をさせて頂きました! 有難うございます! それにしてもヴァイオリン属による即興演奏、実に奥が深い。 ヨーロッパの演奏家達によるプレイは『そこまでやるか!』と言う驚きを与えてくれました。 次から次へと繰り出される聞いたことのないサウンド。 それらは美術や身体性との深い関わりから生み出されるものだったりしました。 僕がそう言った考え方や動機をもとに演奏出来るかどうか、良〜く考えて行く必要がありそう。 ただ真似するだけではなくて、もっと深いところから溢れるものに耳を澄まさなければ単なるコピーになってしまいます。 それと、言わば即興の巨匠との演奏でかなり危うい状態に陥ったことも認めなければなりません。 身体性の満足やヴァーチュオーシティでは到達出来ない深い深い音楽の淵・クレバスを垣間見て、ゾッとした瞬間が幾度かありました。 でもこれも一つのステップ。 更に精進していきたいと思います! さて帰国後に予定されているライヴですが、実は余り宣伝が出来ていません(泣き言)。 なので、皆さんには是非お越し頂けるよう平身低頭お願い申し上げます! 特に黒田京子さん(pf)と雑司ヶ谷のエル・チョクロで行う金曜昼間のライヴ!(6/3・14:00開場15:00開演)

デュッセルドルフでドイツ飯!!!

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今日はリハーサルが早めに終わったので、ヴッパタールから電車で20分のデュッセルドルフへ行って来ました。 ヴッパタールに比べて都会! 駅も広い。 東京駅と同じくらいホームがある。 駅前通りには中国系・韓国系レストランやスーパーが並んでいます。 日本人駐在員も多いこの街。 日本料理店、ラーメン屋、日系ホテル、スーパーの並ぶエリアもあるのです! ドイツでの生活には心強い街なのでした。 今日はラーメンではなく、典型的なドイツ料理を食べにやって来ました。 (ラーメンだけではなくカレーや牛丼が凄く食べたいのですがまた今度。) その名もBrauerei Schumacher(ブロイエライ・シューマッハ)と言うビアレストラン。 凄く有名な店だそうです! シューマッハ店内。古めかしく重厚なインテリア。いかにもドイツのビアレストラン! 中途半端な時間に行ったのでまだ空いていました。 ちなみに本日のメンバーは齋藤徹さん、徹さんのお嬢さん、デュッセル在住で振付家・ダンサーの皆藤千香子さん、そして俺。 徹さんが前回ドイツに来た時にこのレストランに食べに来て、とても気に入ったのだそうです。 ってなわけで、僕も連れて来てもらいました。 それにしてもドイツ料理は量がハンパない事で有名。 食べきれるのだろか…。 我々ならきっと大丈夫! まずはここを訪れたらデュッセルドルフの地ビール“アルトビア”を飲むべし。 オリジナルのグラスがかっけ〜〜〜! 他にも色々なグッズが売られていました。買ってくれば良かった! 日本のビールより色が濃い。 僕はお酒が飲めません。 なので味は分かりません。 でもこのビール、グラスが空になると店員さんが新しいのをドンドン持ってくる。 “わんこビール”状態です! なので、調子に乗って飲んでいるとヘベレケになってしまいます。 そうならないように、グラスにコースターを乗せておく。 それが『もういりません』のサインです。 さて料理が運ばれて来た!!! おおお! ドイツはやっぱりこれだぜ! ソーセージの盛り合わせ。 色んな種類のソーセージがザウアークラウトとマッシュポテトの上に乗っかっている。 どれも美味い! 黒いのは血のソーセージです。 これは日本ではなかなか味わ