12/20(火)19:00/19:30:喜多直毅クアルテット『無言歌 songs withoutwords』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~@永福町sonorium
喜多直毅クアルテット 『無言歌 songs without words』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 2016年12月20日 永福町sonorium フライヤーデザイン:山田真介 |
喜多直毅クアルテット 喜多直毅(音楽・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス) 写真:山田真介 |
いよいよ一週間後!
年内最後の喜多直毅クアルテット・ホール公演です。
会場は永福町のソノリウムです。
現在新曲を作っています。
リズムを強調した感じ。
寒い時期の演奏会ですので、ちょっと情熱的なあったかくなれる曲が良いのではと思って作っているのですがどうでしょう???(実は寒さに弱い自分の為だったりします。)
当日のお楽しみ。
もちろん今までの作品も演奏する予定。
最近は会場でご来場の方々にアンケートを書いて頂いているのですが、『燃える村』という曲の人気が高い!
ということで必ずプログラムに入れたいと思います。
この曲はゆっくりとしたテーマから始まるのですが、僕自身、このメロディを弾くのが本当に好きです!
音数少ない。
四分音符より細かい音符が出て来ない。
超シンプル。
これ、ヴァイオリンの音色のニュアンスの変化や微妙な歌い回しが出来て、弾いてて楽しいのです。
弦楽器にぴったりの曲だな。
僕はピアノで作曲をすることが多く、どうもフレーズが鍵盤的になりがち。
ところがヴァイオリンで弾くと、自分で作った曲なのに違和感を感じる。
きっと作曲家の自分とヴァイオリニストの自分が結びついていないのかも。
取り敢えずはトータルなサウンドを把握するためにピアノで作っています。
ところがこのところその傾向に微妙な変化が…。
最近、作る曲がちょっとヴァイオリン的になって来たような気がします。
例えば前出の『燃える村』。
それは何故か。
多分ソロのライヴを少しずつやるようになったからかも。
ヴァイオリンは一度に出せる音が限られていて、頭に鳴っている和音をそのまま鳴らせず『あーーーっ!』ってなることが多いです。
イライラする。
多分僕はヴァイオリニストのくせに和音型人間なのでしょう。
頭の中に鳴っている音はピアノどころかフルオーケストラだったりします。
しかしソロをやると、どうしても単旋律楽器のヴァイオリンに向き合わざるを得なくなる。
楽曲でも即興演奏でも。
ということで、今頃になってやっとヴァイオリン感覚が養われて来たのだと思います。
何事も続けてみるもんですね。
ってなわけで、もしかしたら新しい曲も雰囲気が微妙に違っているかも知れません。
皆さんには感じて頂けるでしょうか?
否、そんなこまけーこたぁいいんだよ。
とにかく喜多直毅クアルテットの音楽を是非聴きにお越し頂きたいと思います!
公演詳細
『無言歌 songs without words』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
◉出演:喜多直毅クアルテット
喜多直毅(音楽とヴァイオリン)
北村聡(バンドネオン)
三枝伸太郎(ピアノ)
田辺和弘(コントラバス)
◉日時:2016年12月20日(火) 19:00開場/19:30開演
◉会場:ソノリウム(永福町)
168-0063 東京都杉並区和泉3-53-16
TEL 03-6768-3000
京王井の頭線 永福町駅下車(北口) 徒歩7分
東京メトロ丸の内分岐線 方南町駅下車 徒歩10分
地図
◉料金:予約¥4,000/当日¥4,500
◉ご予約/お問い合わせ
◾︎メール:violin@nkita.net
※メールタイトルは「喜多クアルテット12月予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》《予約日》を 必ずご記入の上、お申し込み下さい。
◾︎電話:03-5776-4911(株式会社音楽事務所アーテム/平日11:00~13:00 )
◉ ご予約に際しての注意事項
・ご予約の締め切りは公演前日12月19日深夜12:00までとさせて頂きます。
・10歳以下のお子様のご入場はお断りする場合がございます。
公演一週間前となりました。
ご予約はお早めに!
さて、先日田中信正さん(pf)と三鷹芸術文化センター・風のホールでレコーディングをしました。
何とこのデュオのアルバムが来年出ます!
今の所来年6月のリリースを予定。
内容はまだ秘密…。
喜多直毅(violin)、田中信正(piano) アルバムレコーディング風景 三鷹芸術文化センター・風のホール 2016年11月30日 撮影:村井清二氏(Synthax Japan) |
田中さんとはこれまでに幾度かご一緒して来ましたが、実に音色の美しいピアニストです!
しかし美しいばかりではない!
今回のレコーディングと曲の用意のために田中さんのリーダーアルバムを聴かせて頂いたのですが、かっけ〜〜〜!
色彩とリズムの洪水って感じです!
ジャクソン・ポロックの作品を思い浮かべました。
そんな田中さんと録音したのは…って、おっと詳しい内容は内緒だったぜ!
とにかく甘く切ない部分もあれば、危険だったり逸脱していたり、そんなアルバムになりました。
CDやレコーディングの詳しい話はリリースが近づいてからさせて頂きたいと思います。
皆さん、どうぞお楽しみに!
繰り返しますが、12/20は喜多カルテットのホール公演@永福町sonorium。
お誘い合わせの上お越し下さい!
お待ちしています!
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