喜多直毅&黒田京子デュオ東北ツアー:水沢HalfNote


盛岡を後に水沢へ。
車で国道を真っ直ぐ走っていると衣料品店の“しまむら”が何軒もありました。
現在、しまむらはあの超人気キャラ・ふなっしーとコラボを展開中。
ふなっしーグッズを多種類売っているのだとか。

ふなっしーと言えば黒田京子さん。
余りのふなっしー愛ゆえに自宅ではこんな格好をしています。


黒田さん、すげー…。
好き過ぎて同化したいのだと思います。

そんな黒田さんがふなっしーグッズを売っているしまむらを通過出来るはずがありませんよね。
早速一軒のしまむらに立ち寄ってみました。
ところが!
ふなっしーグッズは既に売り切れ…。
ガッカリして肩を落とす黒田さんでした。

さて本日の演奏会場は水沢(現在は奥州市)のHalfNote。
ウッディなジャズ喫茶です。
天井も高くてロッジとか山小屋みたい。
落ち着くなぁ。
お店の雰囲気にマスターの温かい人柄を感じます。

そしてお店にはデカいスピーカーがドーンと置いてあります。
済みません、名前を忘れてしまいました。
肝心のスピーカーが余り良く写っていないのですが写真を載せておきます。


このスピーカーから流れてくる深く柔らかいジャズヴォーカル…。
最高です!
そして音だけではなくデザインもお洒落!
我が家にも欲しいけど高くて買えない…。

以前、僕はオーディオ機材に無関心でした。
小さいラジカセだろうがパソコンのスピーカーだろうが、何だって音が鳴れば良いと思ってた。

あるCDのレコーディングの後、自分の演奏をウチのショボいスピーカーで聴いてたの。
そしたら自分が下手で下手で嫌になり、聴くのを途中で止めてしまいました。
ところが同じCDを知人所有のデカいスピーカーでかけてもらったら…!
まるで自分の演奏じゃないみたい!
『誰?このヴァイオリニスト!?』
『超上手いじゃん!』

少し大袈裟に書きましたが、でも実際印象がガラリと変わったのです。
これには驚きました。
以来、僕の中でオーディオに対する認識はすっかり変わって、今は良いスピーカーが欲しくて欲しくてたまりません。

さて、この日のライヴではやはりCD収録曲からプログラムを組みました。
お客様は女性が多かったかな。
やはり『シェルブールの雨傘』や『ひまわり』は喜んで下さいますね。
そして『他人の顔』、『ラストタンゴインパリ』は楽しく聴いて下さいます。
こちらも嬉しくなります!

いつもラストに演奏している『愛の讃歌』。
この曲は大曲で演奏にはちょっと気合いがいる曲です。
でも先日13日に東京で行った演奏が起爆剤となり、以降ずっとプログラムに入れています。

皆さんはどんな事を感じながら聴いて下さっているのかな。
ある方はカタルシスを感じると言って下さいました。
僕はいつも大事な人の幸せを祈りながら弾いています。

終演後はお店で打ち上げ。
唐揚げ、焼き鳥、肉巻きおにぎり、どれも僕の大好きなモノばかりで嬉しい!!!
特に初めて食べた肉おにぎり。
これって水沢の名物ですか?

今回はわざわざ盛岡からお越しの方もいらっしゃいました。
そして何と昨日の盛岡公演を聴いて、もう一度足を運んで下さった方も!!!
アザーッス!!!
実に嬉しいです!!!

マスターも本当に喜んで下さったと思います。
我々の演奏はいわゆるジャズではありませんが、ジャンルを超えて『音楽そのもの』を受け止めて下さったに違いありません。
別れ際の握手にそれを感じました。

聴きにいらした皆さん、マスターとご家族へ心から感謝を申し上げます。
有難うございました!

追記:
賄いのカレーも美味かったです!

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