うたをさがしてトリオツアー・12/15ninOval cafe、12/16本の喫茶室イーゲル(大阪)

スミマセン、実はこの二日間は余り写真がありません。
徹さんかじゅんこさんが後でFacebookページに載せてくれるかも?
https://www.facebook.com/lookingforsongs/
取り敢えずは関係者から頂いたものや勝手にFacebookからかき集めて来たものを使わせて頂きます、スミマセン。

彦根から大阪へ。
今回の移動は全て徹さんの車。
運転手は徹さんとじゅんこさん。
僕はただ乗っているだけではなく、多分パシリ…。

さて大阪での第1日目は文化芸術創造センターの地下にあるninOval cafe。
全体的に白を基調とし、天井や壁にアート作品。
お洒落なカフェです。
ここはパンケーキが有名だそうで絶対食べたいと思っていたのですが、しまった!食い損ねた!

齋藤徹, さとうじゅんこ, 喜多直毅

この日はダンスの森美香代さんとのコラボでした。

齋藤徹, さとうじゅんこ, 喜多直毅, 森美香代

我らトリオはいつものオリジナル作品を即興演奏を多めに交えて演奏。
美香代さんはそこにやはり即興的に加わる。
で、お互いに反応しあって新しいものが生み出される…と言う感じ。
いつもの曲を演奏しても全く違うものになりました。

美香代さんの動きはダイナミック。
そして何かがどんどん湧き上がって来るようなダンスでした。
小さな動きにもエネルギーが満ちて、とても説得力がありました。
今まで共演させて頂いたダンサーとはまた違う感じ。
刺激になったなぁ。

って事で、僕も動き声を出す。
仕切りを取り除い広くしたカフェスペースを四人が所狭しと移動したパフォーマンスでした。


大阪の2日目は本の喫茶室イーゲル。
ビジネス街の中の普通の雑居ビルにアンティークショップやお洒落な小物屋さんが入っており、今日の会場もその一つ。
若いオーナー達がビジネス街のビルにセンスの良い小さなお店を出す。
東京では馬喰町とか神田のあたりで広まりつつあります。

お店の名前の通り、喫茶店でもありブックストアでもあるイーゲル。
デザイン系の本が多かったのですが、ドイツ料理のレシピブックもあって興味を惹かれました。

この日の演奏は休憩を挟んで二部制。
前半はうたをさがしてトリオのレパートリーから、アンゲロプロス作品とオペリータ作品からの選りすぐり。
会場にいらしたお客様のほとんどが初めて我々の演奏を聴いて下さったと思います。
迫力のあるコントラバス、じゅんこさんの息遣いを間近にしてどんな風に感じて下さっただろうか…。
(出来たら感想などTweetして下さると嬉しいっす。)

さとうじゅんこ, 齋藤徹, 喜多直毅

第二部はタイムペインティングの仙石彬人さんとのコラボレーション。
オイルに様々な色のインクを垂らし、その変化する様をスクリーンに投影すると言う手法なのですが、勿論音楽に対して即興的に『描いて』行きます。
オイルとインクが刻々と色や形を変えていく様はまさに『時間』が可視化されているよう。
タイムペインティング、なるほど。

コントラバスとヴァイオリンによる即興演奏中、僕はスクリーンをじっくり見ることが出来たのですが、音のイメージとペインティングが面白いように重なりながら進行しました。
自分の出している音、徹さんの出している音が視覚化されていく。
そして自分もタイムペインターになったつもりで、様々な色や形の音を出してみました。
楽しい!!!

さとうじゅんこ, 齋藤徹, 喜多直毅

さてさてこの日も有難くアンコールを頂戴しました。
と言うか半ば強引に拍手をしもらった感じ…。
今日のアンコールはじゅんこさんによる山形民謡・最上川舟唄です!
結局、日本の民謡に全てを持って行かれたのかも…。


この二日間、じゅんこさんは大阪で人気者でした!
1日目の共演者・森美香代さんとは女の友情を築いた様でしたし、2日目は主催の磯部宗寛さんと男女の友情を築いていました。
多分じゅんこさんは大阪に引っ越すかも???
数年後、吉本新喜劇の舞台に立っているかも知れません!