2017年10月23日月曜日

喜多直毅クアルテット2days終了!満員大感謝!

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)
三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
2017年10月22日@公園通りクラシックス(渋谷)

昨日、喜多直毅クアルテット二日間連続公演が終了致しました。
ご来場の皆様、本当に有難うございました!
台風接近中と言うことで1日目も雨、2日目も雨(しかもかなり強い)…。
お客さん達、無事に会場に到着出来るかな、お年を召した方など滑って転んだりしないかなと心配しておりました。
でも皆さん、会場に来て下さって安心。
しかも悪天候にも関わらず2日とも満席にして頂きました。
本当に有難いことです。
心から感謝を申し上げたいと思います!

お客様の中には僕の把握している限り、愛知県や北海道からお見えの方もいらっしゃいました。
また今年5月の奈良公演を聴いてお越し下さった方にもお目にかかりました。
そして数年前にクラシック専門インターネットラジオ“Ottava”でCDをご紹介頂いた際、放送を聴いていらして、今回帰国に合わせてお越し下さったタイ在住のご家族も!
遠くからお越しの方々、実に実に感謝です!

北海道の方がわざわざ買って来て下さいました!北海道限定だそうです!
アザーーーッス!

そしてメンバー達、本当に有難う!!!
あなた達は最高です!
一緒に演奏をするのは頻繁ではありませんが、公演の度に色々な方向から曲に新たな光を当ててくれる。
いつもハッ!とさせられます。
そして僕の曲がもう自分自身だけのものではなくなり、予想もしなかったサウンドになって行く。
作曲した者にとってこの驚きが喜びです。
北村聡、三枝伸太郎、田辺和弘と言う三人の才能豊かな演奏家と共に音楽作りが出来る僕は、本当に幸せ者だと思っています。
有難う!
そしてこれからも宜しくお願いします!

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

さて今回のセットリストです。

21日(土)
1. 月と星のシンフォニー ※部分
2. 蒼穹
3. 焦土
4. 悲愴 ※タイトル“幻の冬”改め
5. 疾走歌
6. 孤独 ※新曲

21日(日)
1. 死人〜酒乱
2. 燃える村
3. 昭和 ※新曲
4. 轍
5. 峻嶺

今回も曲目選びと曲順にかなり迷いました。
一曲もメジャーキー(長調の曲)が無い!

僕はこのグループの曲でも、黒田京子さんとのデュオ用のオリジナル曲でも、メジャーキーの曲が書けないのです。
他の人の曲でもマイナーキー(短調)ってだけで“良い曲”認定するくらいですから。
無理矢理メジャーキーの曲を作ろうとしても、何だか自分じゃないみたいで気持ち悪いんですよね〜。

ところが!
歌ものだとメジャーキーの曲が書けるのです!
自己分析すると、憂鬱な感じは歌詞で出すことが出来るのでメロディはメジャーキーでも構わないって事かも知れません。
何だか面白いですね。

それはさておき、今回も最初から最後までマイナーキー・重い曲調のオンパレードでした。
どんな曲かはタイトルを上から眺めるとイメージして頂けると思います。
悲愴、孤独、死人、酒乱…。
決してお洒落なカフェとかでかかる音楽ではありません。
でも僕が抱く茫漠とした世界のイメージを音楽にし、タイトルを付けたらこんな感じになりました。

新曲の“孤独”について。
作曲って色々な取っ掛かりや出発点があると思うのですが、僕の場合比較的古風かも知れません。
歌的なメロディからスタートすることが多いです。
で、自分の中にある“歌の泉”から汲んで来たメロディを元に作ったのがこの曲です。

もう一つの新曲“昭和”について。
これは歌的なメロディからではなく、不動明王真言を元に作りました。
『ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン』のリズムに音を当てはめて行った感じです。


ところが実際にリハーサルをしてみたらちっとも真言に聞こえて来ないし、仏教のイメージが湧いて来ない。
本堂の暗闇に輝く観音菩薩、曼荼羅、線香の香り等々が音楽から浮かんでくるかなと思ったのですが…。
(上手く行かなかったのは、僕がクリスチャンだからかも知れません。)

で、リハーサルの録音を聴いたら、何だか昭和史(どちらかと言うと戦後)のドキュメンタリーが頭に浮かびました。
と言うことで、この曲は“昭和”となりました。

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
1日目のリハーサル風景。

喜多直毅クアルテット『無慚』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~ 喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン) 三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)
2日目のリハーサル風景。

さてクアルテットの公演では大体毎回お客様にアンケート用紙をお配りし、感想をご記入頂いております。
どのご感想もメンバー全員で嬉しく読ませて頂いております。
また厳しいご指摘も真摯に受け止め、問題点を改善させて頂いたり次回への参考にさせて頂いております。
皆さん、お感じになったことをご自身の言葉で綴って下さって、僕も何度も読ませて頂いては幸せな気持ちに浸っております。
本当に有難うございます!

今日とても印象に残ったのは、『音楽を聴きながら人生における幸せとは何だろうと深く考えてしまった』と言うご感想でした。
ホント、僕も良く考えるテーマです。
喜多クアルテットの音楽活動を通してこの様な人生の“問い”をお客様と共有出来た事がとてもとても嬉しいです!
そして、この方のご感想を通して、僕が音楽や自分の生き方について問われている様にも思いました。
自分の作る音楽にそう言う“強度”の様なものがあるかどうか…?
これからも精進して参ります!


次回の公演は2018年3月10日(土)と11日(日)の二日間連続公演です!
まだ会場は未定ですが、決まり次第ウェブサイトや当ブログ、SNSでお知らせ致します。

喜多直毅 Official Website
喜多直毅クアルテット Facebook Page 
喜多直毅 Twitter


次回もどうぞお越し下さい!
そして今回お越しになれなかった方、次回は是非!

と言う事でちょっと3月まで間が空いてしまいますが、また気合を入れて準備に取り組みたいと思います!
次回も頑張るぜい!!!



打ち上げはやっぱり焼肉!!!
写真はピアノの三枝君です。今回の公演でも彼の演奏は大好評でした!

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