喜多直毅クアルテット新譜リリース記念公演、無事終了致しました!次回は10月21日22日二日連続公演@公園通りクラシックス!!!
喜多直毅クアルテット 喜多直毅(vln)三枝伸太郎(pf)北村聡(bn)田辺和弘(cb) 2017年6月10日@求道会館(本郷) 撮影:山本悦子 |
本日の公演(本郷・求道会館)、無事終了致しました!
お越しの皆さん、心からご来場感謝いたします。
差し入れもどうも有難うございます!
有り難く頂きたいと思います。
新譜のリリース記念コンサートという事もあり、大勢の方にCDをお買い求め頂きました。
実に実に有り難い事です。
1stAlbumと同様、末長くお聴き頂ければ幸いです。
アンケートも、そしてSNSの書き込みも嬉しく拝見しました。
皆さん、それぞれが想像力を働かせ、心のスクリーンに様々な風景を描いて下さったようです。
ある方は景色、ある方は人間模様、ある方は人生。
本当に想像するものは人それぞれですが、何かこう想像力を掻き立てる演奏が出来たのは嬉しいです。
(ピアノの型番を教えて下さいという問い合わせがありましたが、YAMAHAの新モデルだそうです。)
またちょっと耳の痛い意見もありましたが、これからの曲作りや演奏の参考にさせて頂きたい内容でした。
しっかり深く聴いていないとこう言う感想は書けません!
この様な的を射た感想は、例えそれがネガティヴなものであっても実に嬉しいもので、今後の音楽作りに活かすことが出来ます。
貴重なご意見、本当に有難うございました!
さて本日のセットリストです。
1. 鉄条網のテーマ(新譜収録曲)
2. 燃える村(新譜収録曲)
3. 疾走歌(1stAlbumに収録されたものを再アレンジ)
4. 峻嶺(新譜収録曲)
5. 夏の星座(未収録曲)
アンコール:残された空
実は今回、かなり選曲と曲順に迷いました。
特に新曲『夏の星座』の扱い。
これ、僕の曲の中ではかなりスイートなのです。
喜多クアルテットの演奏会ではその一曲がどんな曲なのかは勿論とても重要。
一曲一曲に異なる性格や色合いがあります。
しかし一つのコンサートを総体的に見る場合、構成要素として『どの曲を選ぶのか』『どの順番で演奏するのか』が鍵となります。
そしてここを大切にして、一時間の音楽ドラマにしています。
厳しく重く暗い曲達の中にあって、さてこの曲『夏の星座』をどうしよう???
『残された空』に代わる曲を…と思っているのですが、これがなかなか難しい。
きっとこの『残された空』は替えの効かない曲なのだと思います。
次回の演奏会の課題が出来ました!
と言うことで、次回の公演は10月21日(土)22日(日)!
どちらも午後の公演です。
両日異なるプログラムを演奏致しますので、二日間連続でお越し頂けると大変嬉しいです。
会場は公園通りクラシックス(渋谷)。
ここはクアルテットが生まれた会場です。
初期・喜多直毅クアルテットの演奏風景 2011年4月23日@公園通りクラシックス 写真:山田真介 |
最近はホール公演が続きましたが、もう一度初心に戻って公園通りクラシックスで演奏したいと思っています。
詳細が決まり次第、喜多直毅サイトやこのブログ、SNS等でご案内致します。
どうぞお楽しみに!
今回の一連の公演(西日本ツアーを含む)が終わり、10月までクアルテットの公演はありません。
何とも寂しい限りです(今『夏の星座』が頭の中で流れ始めました)。
僕は色々な活動をしていますが、やはりこのグループには特別な思い入れがあります。
ホント、継続して行くことに様々な苦労はありますが、基本的に取り組んでいる時は幸せ。
『生きている』と実感します。
音楽家で良かったと思う。
そしていつも来て下さるお客様には、次にお目にかかる日まで元気でいて欲しいと願っています。
病気になったり事故にあったりしませんように。
そしてメンバーやスタッフにも元気でいて欲しい。
それぞれが充実した仕事をして、また10月に再会したいと思います。
最後になってしまいましたが、今回のアルバムを作るにあたって大変お世話になった徳永伸一郎さん(プロデューサー)、宮野川真さん(SONG X JAZZ)、近藤秀秋さん(録音)には心から感謝申し上げます。
このお三方の尽力がなければ、この音楽は世に出ることはありませんでした。
本当に有難うございました!
なおCDはSONG X JAZZの特設サイトよりご注文頂けます。
Winter in a Vision 2
WINTER IN A VISION 2 喜多直毅クアルテット |
喜多直毅クアルテット:
喜多直毅(music and violin)
北村聡(bandoneon)
三枝伸太郎(piano)
田辺和弘(contrabass)
SONG X JAZZ
¥2,700(税込)
POS/JAN:4571381530494
CD発売予定:2017年5月31日(水)
自由に、激しく空間を無尽に舞う弓、蛇腹。
圧倒的な才能で未知なる音を開拓するヴァイオリニスト喜多直毅が、オリジナル曲を奏でる四重奏団。
アルゼンチンタンゴの手法を基調としつつフリージャズ、即興音楽、 オルタナティヴロックなどの要素を融合した孤高のインストルメンタルミュージック。
壮絶たる重み、激しさ、そして美しさ。
東北写真に拘り続けた写真家「小島一郎」の作品とのコラボレーション・シリーズ「Winter in a Vision」の第二弾!
01 鉄条網のテーマ Theme of Burbed-Wire 11:42
02 燃える村 A Village in Flames 10:38
03 影絵遊び Shadow Puppet 6:42
04 月と星のシンフォニー Symphony of The Moon and Stars 10:48
05 峻嶺 Steep Peaks
All songs composed & arranged by Naoki Kita
Produced by Shin-ichiro Tokunaga
Co-Produced by Naoki Kita
Recorded at Tiara Koto recital hall, Mar 31th 2016
Recording and Mix engineer: Hideaki Kondo
A & R Director / Product Planning: Makoto Miyanogawa (SONG X JAZZ Inc,.)
Photos: Ichiro Kojima ©Hiroko Kojima
皆さん、これからも喜多直毅クアルテットをどうぞ宜しくお願い致します!
10月に会おうぜ!
イエイ!
喜多直毅クアルテット 喜多直毅(vln)田辺和弘(cb)北村聡(bn)三枝伸太郎(pf) 2015年4月25日@雑司が谷TangoBarエル・チョクロにて |
コメント