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2/2(火)はviolin喜多直毅/cello翠川敬基/contrabass西嶋徹による即興弦楽トリオ。

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 年が開けてまだまだ一月…と思っていたらもう二月も直ぐそこ。 もう少し一月にやるべきことがあった気がしますが、コロナコロナの毎日で忘れてしまいました。 それにしても自民党政府に対しては腹が立つばかり。 主にTwitterやYouTubeでニュースを見ているのですが、菅・麻生・二階のトリオは本当に酷いと思っています。 実は先日チョコレートを食べていたらいきなり奥歯が折れたのです。 最初は詰め物が取れたのかと思いました。 歯医者に行って診てもらったら、詰め物が取れたのではなく折れていると言われました。 折れた原因は“歯軋り”だそうです。 当たり前だけど、歯軋りなんて寝てる最中の行いですから、全く無意識に歯を食いしばっているわけです。 でもこの歯軋りきっと自民党政権に対する怒りが原因だと思っています。 さて菅・麻生・二階は悪いトリオですが、今日は良いトリオのライヴのお知らせ。 2/2(火)、西荻窪・音や金時にてチェロの翠川敬基さん、コントラバスの西嶋徹さんと三人で即興演奏のライヴをおこないます。 お二方とはヴァイオリン+チェロ、ヴァイオリン+コントラバスというデュオで演奏を重ねて来ました。 共に擦弦楽器にデュオですが、同属楽器の魅力がたっぷりです。 そして翠川さん、西嶋さんの素晴らしい表現力に支えられ、小さな楽器・ヴァイオリンも歓び囀ると言った感じ。 ヨーロッパでは割と良く聴くことの出来る即興弦楽アンサンブル。 正確無比な技術と楽器の可能性を究極まで追求した演奏。 僕が知っている欧州のアンサンブルは、まさにそんな印象です。 しかしこのトリオでは全く違った音楽が生まれると思っています。 そうでなければやる意味がない。 響き合う弦の豊穣さを味わいに是非お越しください! 出演:喜多直毅(ヴァイオリン)    翠川敬基(チェロ)    西嶋徹(コントラバス) 内容:即興演奏 日時:2021年2月2日(火)17:30開場/18:00開演 会場: 音や金時 (西荻窪)    東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1    03-5382-2020 料金:¥2,700+オーダー(飲み物)※フードの提供はございません。 予約: violin@nkita.net ※15名様限定です。お申し込みの際は《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずお書き下さい。

1/30(土)は金宜伸さん(ダンス)立岩潤三さん(パーカッション)と即興パフォーマンス@Cafe MURIWUI

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Trikord: 金宜伸(ダンス)喜多直毅(ヴァイオリン)立岩潤三(パーカッション) 皆さん、こんばんは。 東京は寒い日が何日か続きました。 お住まいの地域はいかがでしょうか? 今年は北陸を中心に大雪のところが多いですよね。 僕も北国生まれですが、子供の頃はカマクラを作って遊んだりミニスキーを履いて学校に行ったのを思い出します。 温暖化のせいで故郷も雪が少なくなり、今はただの寒いだけの場所。 さて1/30(土)はTrikordというグループで即興パフォーマンスを行います。 会場は祖師ヶ谷大蔵のCafe MURIWUI。 メンバーはダンスの金宜伸さん、パーカッションの立岩潤三さん、そして僕(ヴァイオリン)です。 TrikordのPVです。 一番最後の告知は昨年のものです。 ご注意ください! さて、もう遠い昔のことのように感じられますが、一時期ベリーダンスの伴奏の仕事を良くやっていました。 ライヴハウスやクラブっぽいところ、カフェ、バーなどで。 そんな仕事で出会ったのが金さんと立岩さん。 金さんはベリーダンスが出自ですが、自身のルーツとも言える韓国伝統舞踊の動きも活かした表現を追求しています。 立岩さんは本当に守備範囲が広く、プログレ、インド音楽、アラブ音楽、ヨーロッパの中世の音楽等々、様々なフィールドでその才能を活かしていらっしゃいます。 僕はもうベリーダンスの仕事をすることもなくなり、そういった現場で金さんや立岩さんとご一緒する機会はありません。 アラブ音楽の演奏も一年に一回、毎年恒例の年末のファルハのライヴくらいです。 (ファルハ=ウード奏者の常味裕司さんの楽団) しかし何だか金さんと立岩さんとはもう十年くらい不定期でTrikordをやっています。 十年と言っても年一回のペースなのですが…。 久しぶりに会うとお互いの変化が分かって面白いし、変化していなくてもそれはそれで面白い。 とにかくステージでは三人三様の立ち位置で即興パフォーマンスを繰り広げます。 このトリオでは僕は殆どアラブ的なことは弾きません(弾けない)。 でもいつもの自分でいても全く違和感がないし、他の二人もアラブ音楽が!とかオリエンタルダンス(ベリーダンスのこと)が!という人たちでもない。 『こうでなきゃだめ』ってのがない。 何だかボーダーのない砂漠を自由に漂っているようで面白いです。 思えば東京の音

1/22来週金曜日は黒田京子さんとデュオ@中野SweetRain

 皆さん、こんばんは。 毎日毎日寒いですね。 コロナ感染も日毎に患者さんが増えて大変です。 僕は去年の正月に高熱を出し酷い目にあいました。 今から思えばあれはコロナだったのでは?と思っているのですが…。 あの苦しさ、そして全身の痛みは強烈なもので、入院こそしませんでしたが『俺、もう死ぬかも』と思いました。 コロナも非常に高い熱が出ますよね。 同じような症状で苦しんでいる方には早く良くなって欲しいと祈るばかりです。 さて1/22来週金曜日は黒田京子さんと中野のSweetRainでライヴを行います。 緊急事態宣言発令に伴い、開場開演時間を通常より繰り上げてお届けします。 20:00前には終了いたします。 出演:喜多直毅(violin)    黒田京子(piano) 内容:オリジナル等を即興演奏を交えて 日時:2021年1月22日(金)17:30開場/18:00開演/19:45終演    ※緊急事態宣言発令に伴い、開場開演時間が変更になりました。 場所:Sweet Rain(中野)     http://jazzsweetrain.com    東京都中野区中野5-46-5 岡田ビルB1    03-6454-0817 料金:2,800円(学割¥1,800) ご予約・お問い合わせ:     jazzsweetrain@cap.ocn.ne.jp    03-6454-0817 ★3密を避けるため、当分の間お客様の人数を10人程度限定にさせていただきます。 そのため、メールでのご予約をお願いいたします。定員に達した場合、お断りすることもあり ますが、どうかご了承ください。 ★必ずマスク着用の上ご来店くださるようお願いいたします。 ★ライブチャージのある日は、2ドリンク以上のオーダーをお願いいたします。 ★学割を利用される方は、来店時に学生証を呈示してください。呈示なき場合は適用できませんので、ご注意ください。但し、適用できる年齢は25歳以下とさせていただきます。 ★上記の価格に消費税をプラスさせていただきます。 さてSNSではお伝えしていましたが、このデュオの2ndAlbum『愛の讃歌 -Hymne a l'amour-』(2014年リリース)が Apple Music や Spotify でお聴きいただけるようになりました。 在庫がなくなって以来、再プレスを希望さ

誰と勝負する?

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 皆さん、こんにちは。 またしても! 緊急事態宣言が出て、本当に大変な世の中です。 現政権をどう表現しよう? 仁も義もない徳もない、そして美学のない政権。 毎日Twitterやニュースアプリでニュースを見ていますが、腹が立つやら情けないやら。 精神的にあまり良くないのでニュースのチェックを控えたほうが良いのかなとも思っています。 こんな時代にあって、演奏家もその生き方を問われていると感じています。 僕には『演奏家仲間』と呼べる人が余りいません。 何でそうなったかは本題から逸れるので申し上げませんが、でもとにかく皆んなには頑張っていて欲しいなぁと心から思っています。 直接メッセージを送るわけでもないし、ましてや面と向かって言うなんて照れ臭くて無理。 でも心底、負けないで欲しいと願っています。 こんなことを言うからには僕だって負けてはいられません! こんなふうに思っていたところ、ある方のFBに気になる投稿がありました。 それはただの愚痴なのか、あるいは切羽詰まった悩みなのか、読んだだけでははかりかねるものでした。 ご本人はそこに愚痴めいたことを書き記したことによって気持ちも晴れて、案外ケロッとしてらっしゃるかも知れません。 それならそれで良いのです。 ただ内容を読めば自分自身にも思い当たるところがある。 だからその書き込みに対するアンサーではないけど、僕の考えを書いてみたくなりました。 ひょっとしたらその方の意図したところから大きく逸れるかも知れませんが、そこはご容赦いただければと思います。 ここに書くことは全く僕の個人的な考えですので。 その投稿に書かれていたこと。 それは『勝ち負け』でした。 他の同業者のように仕事が速くない、稼ぎが少ない、という悩み。 そして焦り、さらには無力感。 自分には勝つことなんて出来ない。 それは言い換えれば『自分は負けている』『もう諦めたい』でした。 その方の現在の環境を想像するに、負けてもいられないし、諦めてもいられないのではないかと思います。 その方は、僕みたいに独身で、東京でフラフラしていて、貧しくてもとりあえず餓死しなければ良いと考えていられる立場ではない。 (はっきり言って僕自身は飢えて孤独死しても仕方のない存在だと思っています。) こんなちゃらんぽらんな人間には、現実の厳しさに今まさに直面している人の気持ちなんて、全く分からな