今週木曜日(1/30)はシンガーソングライターライヴ with 加藤崇之さん


この前『青空』と言う歌を作り、自分で歌ったものをYouTubeやSNSに載せてみました。
多くの方にご覧頂けて嬉しいっす!

この歌は自殺した人が天国で思っている事・見ているもの等を歌詞に散りばめています。
メロディが最初にあって、後から歌詞を付けました。
案外サッと出来ちゃった曲です。

身近な友達も聴いてくれて感想を言ってくれました。
「案外自殺したい人って多いのかもね。」
その友人が自殺したがっていると言うわけではありません。
しかし普通に生活していて、そこそこ楽しそうに見えて、特に大きな悩みも無さそう…。
そんな人がふっと自殺してしまう、なんてことがあるのかも知れません。

またつい先日別な友達と食事に行き、この歌の話になりました。
実は僕自身、この歌が好きでたまに無性に聴きたくなります。
そしてYouTubeとかSoundCloudにアップしたものを聴いてしまいます。
そうするとマンションの屋上にフラフラッと登って、何か薬でも飲むみたいに飛び降りてしまいたくなるのです。
生に対する執着を忘れる。
そして天国が隣の駅にあるみたいに、簡単に行けそうな場所に思えて来る。

その友達もやはり頭の中にこの歌が流れることがあって、フラフラと向こうの国へ行ってしまいそうになるそうです。
慌てて頭からこの歌を振り払うそうです。
変な霊に取り憑かれて作っただろと言われてしまいました。
良く分かりません。

でも僕は後からこの歌の別な意味を知りました。
何度も聴きかえすうちに感じたことです。

世の中には色々な環境で生きている人がいますよね。

大きな重荷、例えば病気や借金などを背負っている人がいる。
取り返しの付かない失敗をしてしまった人がいる。
誰かに裏切られたり、深く傷つけられた人がいる。
頑張っても頑張っても一度つまづいたら二度と挽回できない…、そんな状況にあって力を落としている人がいる。

でも、重くのしかかるものに潰される前に、一度空から自分を見てみようぜ、悩みを見てみようぜ。
そしたら何か違う景色が広がるかも知れない。
違う見方が生まれるかも知れない。
見方や考え方が変われば、生き方も変わるかも知れない。
もっと肩の力を抜いてみないかい?

自分が『私はこうでなきゃならない』と言うこだわりや『こうじゃなきゃ生きてる資格・価値がない』なんて条件は、一度歌の中の鞄やネクタイと同じように駅のゴミ箱に捨ててみる。
『〇〇な僕・私は不幸』って考えも。
そうするとものの感じ方や考え方が変わり、とらわれみたいなものもなくなり、心が晴れるかも知れません。
現実は何も変わらなくても、少しは元気が出たり楽になったりするんじゃないでしょうか。

こんなことをこの歌から教えられました。
自分で作った歌なのに作り手の僕が教えられるなんて本当に不思議です。
自殺の歌、とも取れるけど、でもそれだけじゃなかったのです。

さて今週木曜日の夜、西荻窪でシンガーソングライターライヴを行います。
ギターは加藤崇之さん。
超贅沢!

これまでに作った歌を自分の声で歌います。
もちろん『青空』も歌います。
どうぞお越しください!

喜多直毅シンガーソングライターライヴwith加藤崇之(gt.)
喜多直毅シンガーソングライターライヴwith加藤崇之(gt.)

2020年1月30日(木)with 加藤崇之(ギター)
内容:喜多直毅オリジナルソング
日時:2020年1月30日(木)18:30開場/19:30開演
会場:音や金時(西荻窪)
   東京都杉並区西荻北2-2-14喜志コーポB1
   03-5382-2020
料金:¥2,500+オーダー

予約:必要ありません。そのままお越し下さい。 

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