今週土曜日は元井美智子さん(箏)と代々木で、日曜日は黒田京子さんと浦和でライヴを行います。

喜多直毅 Naoki Kita
2019年3月17日アトリエ第Q藝術(成城学園)にて練習中

この記事は友達から貰ったMac miniで書いています。
2011年モデルでちょっと古いのですが、分解してパワーアップしました。

Mac mini 2011
古いモデルだがパワーアップしたらなかなか軽快な動きである。

Mac miniを開腹手術。ホント、唯一の趣味。押入れにはジャンクとかしたMacがまだ眠っています。

まず元々付いていたHDにSSDを追加してデュアルドライブ化。
しかしフュージョンドライブにしようとしたら買ったばかりのSSDがおかしくなってしまい、結局ただのデュアルドライブです。
でも満足。
500GBのHDにはたまりまくったライヴの動画や音源を保管し、1TBのSSDにはOSをインストールして作業場にしています。
メモリはAppleのサイトには8GBまでしか積めないとありますが、ネットで16GBまで増設出来る事が分かりました。
果たして増設大成功!
今はHigh Sierraでサクサク動いています。

でもさすがにAdobeのソフトはキツイなぁ。
虹色くるくる。
多分Sibeliusは大丈夫。
こちらはサブスクリプションを毎月払うのがバカバカしいので、ついに買っちゃいました。
12万円!
頑張って使えるようになるぞ!

さて相変わらず忙しい日々です。
このブログの更新も滞りがち。
前回の更新が2/25かぁ。
酷いもんだ…。
アシスタントには海老蔵のブログみたいな感じで良いからこまめに書くように言われています。
そう言うことはTwitterに書いていますので、皆さん見て下さいね。
Twitter

さて何をしていたかザーッとご報告します。

まず先月27日/28日はコントラバスの西嶋徹さんとレコーディングをしました。
日本音響エンジニアリング株式会社の所有するスタジオで再生装置のサウンドを研究する部屋だそうです。
エンジニアは田中信正さんとのアルバムも録音してくださったミック沢口さんです。
田中さんの時同様、楽器の持つ音をそのまま活かした形で録音。
しかし機材にはこだわり、本当に良いものを選んでいるのだなぁと思います。
ケーブル一本何十万!
おっと危ねえ、踏んづけそうになった!(踏んでません)

喜多直毅&西嶋徹レコーディング風景
2019年2月27日、喜多直毅&西嶋徹レコーディング風景
於:日本音響エンジニアリング株式会社第2音響研究所/サウンド・ラボ

内容は日本の歌です。
アレンジを加えたものとメロディをすーっと素直にそのまま弾いただけのものとか、とにかく色々なトラックが入っています。
全体としての雰囲気は、僕が選曲して編曲していますから推して知るべし。

それにしても西嶋君のコントラバスの音色が素晴らしい!
そして歌心も!

彼と知り合ってから随分年月が経ちました。
小松亮太さん、Leonardo Bravoさんとのタンゴ四重奏団で全国ツアーをしたこともありました。
黒田京子さんの録音の仕事で一緒だったこともあります。
でも二人だけで共同作業をするのはこれが初めて。

彼は葉加瀬太郎さんのサポートをしたり、ジャズでも林正樹さんとデュオをやっていたり、タンゴ方面ではパブロ・シーグレルや会田桃子さんのグループで弾いていたり。
その他、メジャー系アーティストの仕事をたくさんしている方です。
僕と違う世界で違う道を歩んでいる人なのかなと思いきや、喜多直毅クアルテットのライヴやその他即興演奏のライヴに聴きに来てくれた事度々。
関心を持ってくれていた事、とても嬉しかったです。

生き方が違うと一緒に音楽作りをするのは難しいと思いがちですが、意外なポイントでリンクするところがあったりする。
これが人との付き合いの面白いところだし、何かを相手から学ぶことも出来て素晴らしい。
そう言う意味でも今回のレコーディングは僕にとって意義のあるものとなりました。
西嶋君、有難う!!!

リリース時期は明確ではありませんが、すでにミックスダウンを終えました。
割と早く皆さんに聴いて頂けるんじゃないかな?
どうぞお楽しみに!

3月に入って2日/3日は喜多直毅クアルテットのライヴ。
今回は僕が余り宣伝に力を入れられずお客さんが来てくれるか心配だったのですが、両日とも多くの方々にお越しいただきました。
本当に有難うございましたー!
喜多カルテットでは2days公演を行なっておりますが、最近は二日間連続でご予約下さる方が増えて来ました。
本当に嬉しい事です!

喜多直毅クアルテット:喜多直毅(ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

喜多直毅クアルテット:喜多直毅(ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

喜多直毅クアルテット:喜多直毅(ヴァイオリン)北村聡(バンドネオン)三枝伸太郎(ピアノ)田辺和弘(コントラバス)

次回は4/27。
この公演はホームグランドの公園通りクラシックスを出て、『いずるば』で行います。
何と!
今回は喜多クアルテット始まって以来のゲスト入り公演!
お招きするのはダンサーの矢萩竜太郎さんです!

矢萩竜太郎(即興ダンス)

矢萩竜太郎(即興ダンス)
矢萩竜太郎(即興ダンス)

ダンスのスタイルは常に“即興”。かたちに捉われない自分自身の表現を目指し、彼の存在がその場に与えるポジティブな影響は多方面で注目されている。2014年夏、日本で6回、ドイツで4回の公演を齋藤徹、ジャン・サスポータスと共に成功させる 。全10回の公演をドキュメンタリー「ダンスとであって・竜太郎10番勝負!」として発表(近藤真左典監督)。

僕は齋藤徹さん(コントラバス)の引き合わせによって彼とはしばしば共演しています。
プロフィールにもあるように、ほんと、場にポジティブなものを与えてくれる稀有なダンサーだと思います。
彼の身体に漲るものは何だろう?
それは実に実に美しいエネルギーです。
それが身体から溢れ、会場を満たしていく。
喜多クアルテットの音楽と彼のダンスから何が生まれるのか!?
皆さん、どうぞお楽しみに!

『喜多直毅クアルテット with 矢萩竜太郎』スペシャル公演
音と身体から迸る美しきエネルギー、その二つが出会う時、生まれいずる“場”。
喜多直毅クアルテット、活動開始以来初めてのゲスト参加公演!!!

出演:喜多直毅クアルテット
   喜多直毅(作曲・ヴァイオリン)
   北村聡(バンドネオン)
   三枝伸太郎(ピアノ)
   田辺和弘(コントラバス)
特別出演:矢萩竜太郎(ダンス)

内容:喜多直毅オリジナル作品+即興ダンス

日時:2019年4月27日(土)19:00開場/19:30開演
会場:いずるば(沼部・多摩川)
   東京都大田区田園調布本町38-8
   03-3721-8760

料金:ご予約¥4,000/当日¥4,500
ご予約・お問い合わせ:violin@nkita.net

3/9は雑司が谷エルチョクロにてファドも計画のライヴ。
ギターの弾き語りがさがゆきさん、そしてチェロが翠川敬基さん。
この日は凄く久しぶりに来てくださったお客さんがいらして、彼女のリクエストにお応えして僕のオリジナルソングを二曲演奏しました。
歌詞の世界が好きと言ってくださって嬉しい嬉しい。
『言葉』を評価して下さるとソングライティングの励みになります。

ファドも計画  ギター&歌:さがゆき、ヴァイオリン:喜多直毅、チェロ:翠川敬基
2019年3月9日ファドも計画@雑司が谷エルチョクロ
ギター&歌:さがゆき、ヴァイオリン:喜多直毅、チェロ:翠川敬基
写真:S協会さん

翌日3/10は長浜奈津子さんと千葉でタンゴコンサート。
ヴァイオリン一本でタンゴの歌の伴奏をしなければならず、準備がかなり大変でしたが、あー何とかなって本当に良かった!
バンドネオン・ピアノ・ギターと違って、ヴァイオリンは単旋律楽器。
和音が苦手なのです。
ましてやコードの縛りがキツく堅牢な構造を持つタンゴ音楽では特に苦戦を強いられます。
なので今回はいい加減にならないように一音一音書いた楽譜を用意。
結構手間暇かかりましたが、満席のお客さんたちも喜んでくれてCDも売れて良かったです!

夜は下北沢で朗読とヴァイオリン。
共演は同じく長浜奈津子さん。
演目はオスカー・ワイルド作の『ナイチンゲールと赤い薔薇』、そして『わがままな大男』でした。
お客さんの少ない夜でしたが、良い意味で力の抜けたパフォーマンス。
とても自由でした。

3/15はチェロの五十嵐あさかさんと代々木の松本弦楽器にてデュオ。
今回は彼女の曲が多め。
僕は間違えてばかりいました。
ごめんなさい。

喜多直毅(ヴァイオリン)五十嵐あさか(チェロ) 2019年3月15日@松本弦楽器
喜多直毅(ヴァイオリン)五十嵐あさか(チェロ)
2019年3月15日@松本弦楽器

昨年の暮れ、Ludovít Kantaさん(元・アンサンブル金沢首席チェロ奏者)と演奏しましたが、数曲を僕が編曲したのです。
同じ曲を今回五十嵐さんと演奏したのですが、リハーサルの時に僕が書いたチェロパートが実は非常に難しかった事が分かりました。
五十嵐さんの意見を聞いて、そう思いました。
例えば三度の重音ってヴァイオリンには簡単なのですが、チェロだと結構指を開かないといけない。
そんなこともつゆ知らず!
西嶋君とのレコーディングの編曲でもコントラバスには難しいことを書いていました。

それと弦楽合奏には向かない音づかいをしていたりしていて、弦楽器奏者なのにダメだなぁと思ったりしました。
ストリングスの編曲ってシンプルに書いても豊かだったりするんですよね。
無理に和声付けして難しい重音を弾かせようとすると、響きや流れに支障を来たす。
今回のライヴではそんなことを学びました。
でもこういうことも踏まえた上で、また弦楽合奏のアレンジをして見たいとも思いました。

翌3/16は京谷弘司さん(バンドネオン)のタンゴトリオ。
ピアノは淡路七穂子さん(ピアノ)でした。
この日は昔良くこのトリオやクアルテートで演奏した曲が多めでした(ほとんど忘れていた)。

中でもJuan José Mosalini - Antonio Agriの“Desde Adentro”という曲は本当に好きで、この曲がプログラムに入っていて嬉しかった!
間も無く桜の季節ですが、散り落ちる桜の花びらをイメージするような曲です。


タンゴってもちろんアルゼンチンの音楽ですが、たまに無常観とか“もののあはれ”を感じさせる曲がある。
というか僕が勝手にそう感じているのかも知れません、日本人だから。

歳のせいかも知れませんが、最近目の前に流れる川をイメージすることが多いのです。
目の前にあると思っていたものが次から次へと流れて行き、二度と帰ってこない。
昔は川の中に入って行き、流れ去るものを追いかけたりしていました。
ずぶ濡れになって。
でも最近は「あぁもう帰って来ないんだなぁ」と思って眺めている、そんな視点を得たように思います。

かといって完全に執着を捨て去って精進料理みたいな人間になった訳でもないのですが、この“目の前の川”のイメージは前より強く、眼差しも変わってきたような気がします。
歳を取って写経や座禅を始める人は多いですよね。
無常観。
仏教には学ぶものが多い。

さて翌日3/17はアトリエ第Q藝術にて角正之さん(ダンス)と翠川敬基さん(チェロ)と即興パフォーマンス。
角さんは神戸の方ですが、いらしたお客さんの大半が角さんのお客さんで、主催者・東京側のホストとしては何とも面目無い…。
関西に行った時は角さんに世話になってばかりなのになー。

2019年3月17日喜多直毅(ヴァイオリン)翠川敬基(チェロ)角正之(ダンス)
@アトリエ第Q藝術(成城学園)
リハーサル風景

それはともかくパフォーマンス自体は本当に素晴らしいものになりました!
その場に音が鳴り響き、そして縦横無尽に動く身体がある。
しかしそうした物理的な要素以上のものが誕生したように思います。
比較的ストーリー性もあったと思いますが、それは今という瞬間が次の瞬間へと導くことの繋がりで成立し、とても自然な流れだったと思います。
この二人の巨匠とのパフォーマンス、返す返すももっと多くの方にご覧いただきたかったです。
ライターの齊藤聡さんが公演のレポートをブログに書いてくださいましたので、どうぞお読みください。
自縄自縛日記 喜多直毅+翠川敬基+角正之@アトリエ第Q藝術

さて今週土、日曜日もライヴを行います。
土曜日は代々木・松本弦楽器にて元井美智子さん(箏)と即興演奏。
回を重ねるごとに充実した演奏をお届けしています。
是非お越しください!

喜多直毅(ヴァイオリン)元井美智子(箏)
喜多直毅(ヴァイオリン)元井美智子(箏)
2019年1月26日@松本弦楽器

出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
   元井美智子(箏)
内容:即興演奏

日時:2019年3月23日(土) 18:00開場/18:30開演
会場:松本弦楽器(代々木)
   東京都渋谷区千駄ヶ谷5-28-10
   ドルミ第二御苑804号室
   03-3352-9892(場所の問い合わせのみ受け付け)

料金:予約3,000円/当日3,500円(1ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせ:violin@nkita.net(喜多)

※12名様限定です。ご予約はお早めに!
※お申し込みの際は《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を必ずお書き下さい。
※18:30でメインエントランスの鍵が閉まります。遅刻にご注意下さい。

そして日曜日はお馴染み・黒田京子さん(Pf)とのデュオ。
ここ数年は昭和歌謡や映画音楽、シャンソンやロシアの歌を演奏してきましたが、最近はオリジナル曲の演奏も多くなっています。
もはやどのジャンルのどの曲を演奏しても、喜多&黒田デュオの音楽と言えましょう。
会場は初めての浦和、そして初めてのAct-u。
余り埼玉県での演奏は行っておりませんのでお近くの方は是非是非お出かけください!

喜多直毅&黒田京子デュオ
喜多直毅&黒田京子デュオ
2016年7月30日、熊本市

出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
   黒田京子(ピアノ)
内容:オリジナル、映画音楽、ヨーロッパの古いポピュラー音楽、etc.

日時:2019年3月24日(日)15:30開場/16:00開演
会場:Act-u(浦和)
   埼玉県さいたま市緑区1-13-4
アクセス:浦和駅東口より国際興業バス『グランド経由・北浦和行き』“原山小学校”下車、バス停より徒歩1分

料金:当日¥3,000/予約¥3,500
ご予約:   
090-5332-1510(宮原)
violin@nkita.net(喜多)

主催:Act-u
企画協力:江古田音楽化計画

ホント、もうすぐ桜が咲きますよね。
毎年この時期にヨーロッパにいたりしてなかなか花見が出来ずにおりましたが、今年は行けそうです!
上野公園、隅田公園、飛鳥山、石神井川沿いの道。
どこも好きですが、一番気に入っているのは千鳥ヶ淵の夜桜です。

隅田公園にて。桜の枝!バキッ!

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