2019年2月24日日曜日

西嶋徹さん(cb)とレコーディングします!

昨日はコントラバスの西嶋徹さんの弦楽四重奏団で弾かせて頂きました。
本当はヴァイオリンは吉田篤貴さんがオリジナルメンバーなのですが、彼がインフルエンザで欠席。
僕が急遽代理で参加させて頂くことになりました。

西嶋さんが自分の曲のみを演奏するグループの初公演。
もともと一観客として予約していて、差し入れでも持ってお祝いに行こうと思っていたのです。
でも前々日に電話を頂いて吉田さんの代理役を頼まれました。
僕もかつてインフルエンザでライヴに出演できなかったことがあり、そのカルマをここで解消することになったのだと思いました。
よそで行ったことを別の場所で返す。
こんなことが人生にはたまにありますよね。

良いことも悪いことも、人にしたことは必ず自分に返ってくる。
(大げさ?)
でもこの歳まで生きてくると実感せざるを得ません。

例えば僕がAさんに酷いことをしたとする。
すると何年か後に全く関係のないBさんから僕が同じことをされるのです。
その時やっと「あの時Aさんは僕に酷いことをされて、今の僕のような気持ちを味わったんだなぁ」とAさんの辛さが身にしみて分かったりするのです。
まるでAさんの痛みを感じてみろ!と神様に言われている様です。
そしてAさんに対して心から申し訳なく思う。
けれど謝りたくても勇気がなかったり、Aさんはもうこの世にいなかったりする。

僕の人生はそんなことばかりですよ。
これからは罪滅ぼしをしながら生きていくのだと思います。
しかし更に新たな罪を重ねて真っ黒になっていく可能性だってありますよね。
とにかく悪も善も『人にしたことは返ってくる』という真実。
これは肝に命じています。

話が大きく逸れました。

西嶋さんはジャズ、タンゴ、それ以外にも多くの音楽を演奏し大活躍です。
そんな彼に少し前からデュオのライヴを頼んで、松本弦楽器で二人で演奏して来ました。
レパートリーは僕が選曲しているので推して知るべし。
大体曲調とか雰囲気とか想像できるでしょ?
 
喜多直毅(ヴァイオリン)西嶋徹(コントラバス) 2018年3月1日@松本弦楽器
喜多直毅(ヴァイオリン)西嶋徹(コントラバス)
2018年3月1日@松本弦楽器

で、前回のライヴで彼のソロアルバムを頂いたのです。
これが実に素晴らしい!
即興演奏(多重録音もあり)なのですが、ふんだんに含まれたノイズと”大樹”を感じさせる響きに圧倒されました。
そしてまるで冥界からの声の様なトラックもありました(超お気に入り)。
これは是非多くの人に聴いて頂きたいアルバムです。

『Phenomenology / Toru Nishijima 』

この彼のサウンドを活かす形でアルバム制作が行えたらと思います。
僕の方は田中信正さん(pf)とのレコーディングにも使用したSavarezという生ガット弦を使います。
これで演奏するとハスキーヴォイスみたい。
偶然的に音が裏返ったりして素晴らしい。

田中さんとのレコーディングでも、田中さんが『アルフォンシーナと海』という曲で素晴らしいピアノソロを弾いてくれました。
これがアルバムの核となったと思っています。
美味しいところは相手に任せて、僕は普通にメロディを弾いた方が全体的には良いアルバムになるのかも知れません。

そんなわけでまだリリース日程なども決まっていませんが、完成を楽しみにお待ち頂ければと思います。

そうそう、西嶋カルテットのライヴ、楽しかったですよ。
普段一緒に演奏することのない方々、僕のとは雰囲気の違う作品たち、そして見知らぬお客さん。
結構自分の世界に閉じこもってばかりいるので、こうした新鮮な空気を取り入れることも必要だと思いました。
楽譜のある弦楽アンサンブルも何年もやっていないのでとても楽しめましたよ。

とりあえずオリジナルメンバーではなかったのは残念だったと思うけど…、西嶋君のカルテットの初公演、おめでとう! 

喜多直毅(ヴァイオリン)西嶋徹(コントラバス) 2017年1月13日@松本弦楽器
喜多直毅(ヴァイオリン)西嶋徹(コントラバス)
2017年1月13日@松本弦楽器

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