2016年3月27日日曜日

喜多直毅クアルテットは結成から五年経ちました。

喜多直毅クアルテット, 喜多直毅, 北村聡, 三枝伸太郎, 田辺和弘

喜多直毅クアルテット, 喜多直毅, 北村聡, 三枝伸太郎, 田辺和弘

喜多直毅クアルテット, 喜多直毅, 北村聡, 三枝伸太郎, 田辺和弘


この写真は2011年4月公園通りクラシックスで行ったライヴ。
まだ五年しか経っていないことに驚きます…。
(撮影:山田真介)

当初、このグループではヴァイオリンが中心となってロマンティックに歌えるタンゴを演奏していこうと計画していました。
例えば“Uno”、“Nostalgias”、“Tema Otonal”とか。
余り捻ったアレンジをせず、歌うことに焦点を絞ろうと思っていたのです。
ヴァイオリンによるカンシオン。

ところが第一回目のライヴの日程と会場を押さえてレパートリー作りに取り掛かっても何だか編曲に熱が入らない。
音は頭の中に鳴っているのですが、五線紙に書いていると何だか違和感を抱く。
ええい!こうなったらオリジナル曲をやろう!
ということで、当初の計画は何処へやら、初ライヴから自分のオリジナルを演奏するグループとなりました。

もうこうなったら意地でも人様の曲はやるまい!
そう腹を決めました。

ということで、“La Cumprsita”も“El Choclo”も“Sur”も“La Yumba”もやりません。
そしてピアソラもやりません。
“Adios Nonino”も“Libertango”も“Verano Porteno”も無し。

今でも『何でやらないの?』『やれば良いのに』と言われます。
でも自分のグループでタンゴの既存曲を編曲して演奏することに関心が無いのです(いつかやりたくなったら別のグループを作る)。
今はシンガーソングライターの様に僕のオリジナル作品だけをやりたいと思っています。

更に自分がこれまでに得たもの・経験したものを総動員して音楽づくりをしようと考えています。
即興演奏、フリージャズ、クラシック音楽、オリエンタル音楽。
外側だけ見ると、最早ちっともタンゴではありません。
良いのです、これで。

ただ困るのが『喜多さんってどんな音楽をやってるんですか?』って聞かれた時。
言葉では言い表せません。
最近は『変なタンゴ』と答えていますが、さすがにこれじゃあんまりですよね。
というわけでYouTubeに動画を沢山載せて、それをご覧頂くようにしています。


と言うわけで、皆さんには僕のYouTubeチャンネルをご覧頂きたいです。
※出来ればチャンネル登録して頂ければ嬉しいっす!
演奏だけではなく、黒田京子さん(pf)とのアルバムメイキング動画もあります。


ロシア民謡やシャンソンを歌っているのもあります。


誕生日を迎えての抱負とか、ただメシ食ってるだけじゃん!って動画も…。



勿論、YouTubeだけが僕の全てではありません。
ぜひ演奏を聴きにお越し頂きたいと願っております。

ちょっとYouTubeのことに話が逸れました。

本題は喜多クアルテット。
このグループでは自分が最も聴きたい音楽をやろうと思っています。
“自分が必要としている音楽”と言っても良いかも。

それは『厳父』の様な音楽かも知れません。
(あ、僕の実の父親という意味ではありません。)
その音楽を前にして、生き様を強く問われる。
聴けば内面に向かわざるをえない音楽。

こんな音楽がやっぱり好きです。
“好き”って言葉だとちょっと軽いかも知れません。
好き嫌いではなく、“必要”ってレベル。

毎日朝から晩まで聴かずとも、絶対に書棚に置いておきたい一冊の本の様に、その音楽が人生の節目節目に何か意味を持つ。
強く、時代に流されない音楽。
父性に溢れた音楽と言っても良いかも。
やっぱり厳父です。

こんな音楽を僕は聴きたい、と同時に作りたいと本気で思っています。
勿論“作りたい”と“作れる”は別物ですので、僕もそのために苦心惨憺しております。
でも揺るぎない目標かな。
父親に対する目線で取り組んでいるのかもしれません。

とはいえ、実は僕も普段はもう少し聴きやすい音楽をウチでかけています。
掃除や洗濯の時。
ルパンのサントラとかカッコ良くて好きです。

でもそれは雰囲気を演出してくれるインテリアの様な音楽。
僕がやりたい音楽とは有り様が違うのです…。
(あ、ルパンの音楽がダメだと言っているわけではありませんよ、念のため。)

ひょっとしたら僕の最近のCDをBGMっぽくかけていらっしゃる方もおられるのでは!?

以前、あるバーで僕のCDを流してたんです。
お店の方が僕に良かれと思って流してくれていたのです。
そしたら他のお客さんから『何この音楽?耳障りだから止めて!』ってクレームが入ったのです!!!
やっぱり!
実は僕もやめた方が良いと思っていたのでした。
お洒落にグラスを傾け友人とお喋りしながらBGMとして聴く(聴き流す)音楽では無いのですよ、僕の取り組んでいるものは。


さて3/31は本当に大勢の方々にお越し頂きたいと願っております!

今回はいつもの公園通りクラシックスでの演奏会とは予約システムが違います。
予約の締め切り日は公演前日ではありません!
本日27日までとなっております!
どうぞご注意下さい!
※明日以降は当日料金¥4,500となります。

◉ご予約方法
このページの下の方に予約フォームがありますので各項目にご入力下さい。
http://www.atem-music.com/kita/
その後、送信ボタンをクリック。
数分後メールが届きますので、書かれた口座まで29日(火曜日)までにご予約料金(一名様¥4,000)をお振り込み下さい。
ご入金確認後、予約成立とさせて頂きます。


いよいよ今週木曜日となりました。
こちらも気合い十分!
本番が実に楽しみです!
皆さん、どうぞお誘い合わせの上、ティアラこうとうへお越し下さい!
頑張るぜい!!!

0 件のコメント: