風邪をひきました/茂本ヒデキチさんとお仕事

忙しいのに風邪をひいてしまいました。
今流行ってますよね(インフルエンザも)。
皆さんにも気をつけて頂きたいです。
で、参考になるかも知れませんので、症状の移り変わりを書き記したいと思います。

マイナス二度のドイツから今月15日に帰国しました。
その日に整体に行き、日帰り温泉にも行きました。
あ〜やっぱり日本が一番!と大喜び。

それから二三日は忙しくて毎日出かけたり、家で事務仕事に追われていました。
そうこうしているうちに疲れが全く取れない事に気付きました。
時差ぼけで眠れなかったせいかも知れません。
三、四時間寝てすぐ目が覚めてしまうのです。
後は闇の中、眠れずにベッドの上で目玉だけギョロギョロ動かしていました。

22日ごろ。
気力体力共に尽き果てて、でも演奏の仕事もあり、事務仕事もたまり…、あああヤバい!と思っていたら、喉の痛みと身体の怠さ。
さっそく市販薬を飲んで症状を散らしていましたが、段々効かなくなって来ました。

喉の痛みはやがて苦しい咳に、そして怠さは悪寒に…。
これは本物の風邪だ!
頭がボーッとして何も考えられない。
これが23日。

翌朝、近所の病院に行って薬を処方してもらいました。
ライヴでは鼻水を垂らしながらヴァイオリンを弾く始末。
親切なお客さんからはポケットティッシュを頂きました。
電車に乗って帰るのも不可能なほど調子が悪くて、結局タクシーで帰宅。

で、『家系ラーメンは風邪に良い』と友達に聞いたのを思い出し、深夜に一人ラーメン屋へ。



白髪ネギたっぷりのラーメンです。
しかもニンニク、スプーンに山盛り三倍追加!
必ず治るに違いない!
帰宅して、駄目押しでニンニク卵黄エキスのカプセルも二錠!
よっしゃ、これで完璧!

…と思ってたら、翌朝もっと酷くなってました。
こんなに怠くて寒気がするのに熱は平熱。
不思議ですよね。

自分の体調を呪いながら東北新幹線に乗り福島へ。
これが昨日。

福島で何をしたかと言うと、ある企業の創立記念〇〇周年パーティで墨絵画家の茂本ヒデキチさんとライヴパフォーマンスの仕事でした。
ヒデキチさんのライヴペインティングと共に即興演奏をさせて頂きました。

墨絵画家・茂本ヒデキチさん(右)、喜多直毅(左)
墨絵画家・茂本ヒデキチさんと作品

写真は出来上がった作品、ヒデキチさん、喜多。
描かれたのは有名な福島県古殿町の流鏑馬。
かっちょえ〜!

実はですね、パフォーマンスの前に、この企業の歴史をドキュメンタリータッチで描いたDVDを見たのですが、かなり感動しました。
社長さん(今は会長)の不屈の精神や目標に向かって諦めない姿に心打たれました。
的に向かって矢を放ち続けるその生き方が流鏑馬のようです。
(ヒデキチさんもそこから絵の着想を得たのではないでしょうか?)
僕も見習いたいです。

この仕事が終わってからホテルの部屋で速攻ベッドに潜り込みました。
爆睡。
ところが時差ボケで夜中に目が覚めてしまいました。

喉が渇いたので寒い中コンビニへ。
ビタミンCドリンクとかグミとか大量に買い込んで、一度に摂取!
もう一回寝ました。

そして今朝起きたら大分良くなってました!
ビタミンCの大量摂取が効いたか?
う〜む、そうではなくてヒデキチさんの絵に元気を貰ったのかも!
それと会長さんのパワー!

元気になったので帰京してもまっすぐウチに帰らず、赤羽の喫茶店で事務仕事!
もう5時間くらいおります。

ヒデキチさんには僕のアルバム三作品に墨絵を描いて頂いております。
どれもカッコいい。
実物より断然男前。
『こう言うヴァイオリニストでありたい』って思います。

墨絵:茂本ヒデキチ/『Hypertango』喜多直毅 APX1001

墨絵:茂本ヒデキチ/『Hypertango II』喜多直毅 APX1002

墨絵:茂本ヒデキチ/Viohazard 喜多直毅 APX1003

それとですね、ヒデキチさんはガンダムも墨絵で描いてらっしゃいます。
これもかなりカッコいいです。

実は今回、流鏑馬の墨絵(小型版)をお土産に頂きました。
おおお、必ず家に飾らせて頂きます!

コメント